Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

GW予約注意報・佐川氏の答弁について

3月区切りの今年度ももう間もなく終わるところですが、GWお出かけの計画をボチボチ進めている方も多い事と思います。

 

今回のGWは、前半が4/28~30の3日間、後半が5/3~6という暦周り。

暦通りの山口家は、前半の3日間に新幹線の旅をしようということになりました。

(飛行機の旅に疲れを感じている夫)

 

そして、新幹線の予約しようと思ったんですけども、先日「えきねっと」見たところでは新幹線指定席は1ヶ月前からの販売とのこと。

1ヶ月前って意外と直前じゃね?

飛行機の国内線の2ヶ月前ですらどうにかなんないの?って思ってたんですけども。

ちょっと計画立てづらいなぁ~といった次第でございます(-.-;

 

そして、1ヶ月以上前の場合は「事前予約」ができるとのこと。

↓そして事前予約で「トクだね30&トクだね35」狙ったの図。

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東京→仙台だと「はやて」に乗れば1時間半ちょっとのようですが「やまびこ」だと2時間前後かかるようです。

しかし、その分安いようです。そしてオトクな料金の切符も多い。

希望がかなえば、最大35%引きこれはデカい!

教訓:世の中そんなに甘いワケがない

↓うすうす分かっちゃいたけど、みごと満席でした。の図(号泣)

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 というワケで、今日がちょうど1ヶ月前でJRから通知来るやいなや、正規の料金で指定席押さえにかかりましたが、既にかなり席は埋まっている様子!

というワケで、GW旅行の手配については

いくら急いでも急ぎすぎることはない

ということを身をもって実感した次第であります。

佐川氏の答弁について

昨日、佐川元理財局長&国税庁長官の証人喚問が行われ、部分的に生中継見ておりました。

個人的に証人喚問じたいがどう思ったか?というのは炎上しそうなので置いといて、佐川氏の答弁について思うところを短歌に詠います。

  官僚の鑑(かがみ)貫く花道に
    トリを飾るは適材適所      玉婆

<解説>

佐川氏は、無職となり、こうして証人喚問の場に立たされた今でさえも官僚としての運命SADAMEを心に宿していたのだなぁ。

そして、官僚の務め、すなわち組織(の上に立つ人?)を最後まで守り切る道を選んだのだなぁ。

国会での証人喚問は、万人にとっては恐ろしい場であるかもしれないが、キャリア官僚として答弁の場数を踏んできた佐川氏にとって、今までの仕事の延長上ぐらいのことでしかなかったのかもしれない。

その確たるや、官僚の鑑たる姿をみごと、世に知らしめてみせた。

国会の場は彼にとっての花道だったのか。

理財局で全てやったこと、自分が理財局長であるから引継がどうであれすべての責任は自分にある、と言い切った姿、財務省にとっても政権にとっても、やはり「適材適所」以外の何物でもないんだろうなぁ。

 

与党派は「偽証罪になるかもしれない証人喚問の場で言い切ったんだから政権関与がないというのは真実だ」と評価しているようですが、玉婆個人的には

偽証罪になる覚悟腹に決まってるんじゃないか?と思ふ

→証言したことをもって真実とは断定できないと思っております。

 

刑事訴追の可能性ができたことによって、肝心なところを答弁せずに交わしたワケですが

あくまでも「可能性」→不起訴の可能性もある→結果的に無罪放免バンザイになる可能性あり

という勝算がバックにあるんじゃないかな?という気がしますし、仮に罪に問われても、それも官僚としての道と覚悟決まっているように見受けました。

 

一般的には、刑事訴追というのが相当不都合なことなので人権を守るために憲法議院証言法の除外規定があるんでしょうけども、ある意味最終的に訴追が必ずあるとは限らない、もしくは処罰を受ける覚悟が決まっている身の上においては、刑事訴追の可能性が発生したという事態が答弁において「むしろ最大の武器」となった、そして佐川氏はそれを利用した。

 

答弁が上手いか下手か?

と聞かれれば、答えの選択を誤らなかったという意味においては間違えがなかったので、一般人から見れば、当然に「上手い」部類には入るんじゃないかと。

 

ただ、これはまぁ、税理士という全然違う立場ではありますが、行政と税務調査等通じてやり取りしているしがない一税理士から見ると

プロの立場から見た答え方、というのがあり、それを知っているかいないかだけの違い

という感じもいたします。

(それが一般人から見れば、上手いということになるのかもしれないです)

 

また、肝心な所は答えないだろう、という部分は予想通りだったし、その答える方向性というのは事前に作られたものが必ずあり、想定質問など練りに練っていると思われるワケで、佐川氏がその場で作った答えではないので、感動するような素晴らしい答弁だ、論客だなぁ、とかは思わなかったですねぇ。

 

この後の地検の仕事ぶりに着目したいと思っております。