昨夜はさほど暑くなかったにもかかわらず眠れなかったのでムクムクっと起きまして。
英語の記事を見ていたところ、村上春樹の「騎士団長殺し」が香港にて18禁とｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!
「ビニ本」になってしまいましたとさ。
このところ、税務やビジネス関係の本ばかりで、時間・気力ともにハードカバーを読むに至らない玉婆ですが・・・
大学のトロンボーンの教授が「いやぁ～ノルウェーの森面白くてね。読んでたら山手線乗り過ごしちゃいましたよ」
と言っているのを聞いて、玉婆も初めて「ノルウェーの森」のハードカバーを買って読みましたね～。
～そして、同様に小田急を乗り過ごした玉婆なのであった。～
ノル森にも性的な描写はあったと思いますが
別に～♪by沢尻
ってな感じだったように記憶しておりますが（-.-；←読み手によって差があり
その後いくつか読みましたが、独特の春樹ワールドを理解するのにエネルギーがいるといいますか。←世界中の人が、日本語以外の言語でどんな風に春樹ワールド感じているのか不思議に思ふ
しかしながら、世界中でこれだけ多くのファンを魅了している村上春樹が、どうしてノーベル賞を受賞できていないのか？
ノーベル賞のルールは分からんですけども、ちまたのサスペンス映画よりもよほど興味深い謎に満ちたミステリーではないかと思っております。
今回のR18認定については、香港でのことですし、しばらく春樹を読んでいない玉婆には何も語る筋合いではないのですが・・・
「わいせつな表現」というのが、どのぐらい猥褻なのか？これは読んでみないと何とも言えないですけども。
谷崎潤一郎しかり、森鴎外しかり。
歴史上の名だたる文芸家の作品にも、エロは沢山ありましたからねぇ～。
そして、世界の歴史的名画にも裸体がたくさん描かれております。
しかし、それを猥褻という人はあまり聞かないワケです（-.-；
芸術と思うか、単なるエロと思うかはその人次第ではないでしょうか。
「ハレンチだ！」とか批判する人こそ、もっともヤラシイのではないか？！と思っとります。
教訓：芸術とエロチシズムは紙一重である。
↑周りの芸術関係者から色々とツッコミ入りそう
そして、今の世の中、ネットが発達したのもあり、18歳未満でも猥褻な「資源」が安易に、しかも時には無料で手に入っちゃったりしますからね～。
はたして「騎士団長殺し」をビニ本化する必要があるのかどうかは、個人的には疑問に思うところでございます（-.-；
しかし、未成年者からあえて遠ざけようとする行動が、かえって刺激を与えてしまう可能性もあると思います。
教訓：「見ちゃダメ」と言われると見たくなるのが世の常。
7月申告が終わったら、久しぶりに春樹の世界に浸ってみようかな、と思っております。
<summary>
I've been away from Haruki's novels for the last two decades.
Because I have to read a lot of books about tax and business now.
However, I know that Haruki Murakami have has fascinated many readers around the world, for a long time.
Why such a renowned and genius novelist hasn't won the Nobel Prize?
It's more curious than any suspense films.
"Norwegian Wood" was the first hardcover I read completely when I was 22 years old.
His world was exquisite beyond my words.
Although there was some sexual expression in the texts, I never thought it indecent.
There's only a slight difference between eroticism and art.
It's nearly same as the famous classic historical masterpiece of paintings drawn a naked body.
It's up to you imagining whether you think that it's obscene or artistic.
In my opinion, the most vulgar is the person who interpret it merely dirty.
