Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

現金管理について

3/14意外とバタバタしてたということなんですが、そんな中、税務のことが分からないスタッフは、事務所の現金を数えながら、ひたすら「合わない、合わない・・・」と試行錯誤しておりました。

 

結局のところ原因としては

・玉婆の方の会計入力において、消費税抜きの金額を入力してしまっていた

 領収証が分かりづらいんですよね~と超言い訳でした、ハイ。

普通預金について、時間外預入があり、玉婆の方で会計帳簿に未記載だった

 これは入力したところ合いましたが、このように現金については、複数の事項が組み合わさると、合わない原因を突き止めるのが非常に困難になってまりいます。

 

現金については、玉婆の方で会計ソフトに日々入力しておりますが、実際のお金はスタッフに預けておりますので、日々残高合わせをしております。

それでも、恥ずかしながら合わないことが多々あるんですね・・・(/ω\)

 

玉婆は一般企業で経理ウーマンを10年弱やっておりましたが、税理士になった理由の一つに「現金管理なんかやってられんわ!」と思ったのがありました。

金管理をさげすんでいるワケではなく、玉婆が現金管理が向いていない人間と思ったんですね。

現金って、お金に名前が書いてあるワケじゃないので、結構難しいと思っています。

海外旅行なんかいって盗難にあった場合も、何かモノとかであれば保険金でカバーできるかもしれませんが(写真データは戻ってこないにしても)現金についてはまず諦めるしかないですね・・・。

 

顧問先で盗難にあって金庫が持っていかれた時も、帳簿を付ける前に現金・領収証ともに無くなってしまったので「だいたい3万円ぐらい」とかはわかるにしても、いくらの損失と具体的に分からなくなってしまったということがありました。

 

現金については、とにかくなるべく早めに帳簿付けるしかないかな、と思っています。

貯めてしまうとどうしても「合わない」という状況が発生しやすくなってしまいますね。 

また、管理を経営者以外のスタッフに任せる際は、1人に任せるとリスクが生じやすくなります。

横領なども現金を通じて行われることが多いですし、自分が実際横領を発見したケースについては、現金管理はベテラン経理さんがいたので社長は完全に信用しきっており、そこを突かれたなーという感じでした。

 

個人事業主の方や小規模企業の方については、現金を会計帳簿に付けるものの日々数えているワケではないよ、というケースもあるようですが、現金を数えることによって、会計帳簿の付け間違えとかも発見しやすくなりますので、やはり数えていただくに越したことはないですね。

(ちなみに、玉婆は顧問先の帳簿を見れば、そこが日々現金数えているのかいないのかは、だいたい分かります)

当事務所の現金管理について

ということで、話を振り出しに戻して、当事務所の現金管理について。

「しがない一個人事業主なのに、現金ちゃんと管理してるの?」と言いたくなる次第なんですが。

税理士という職業柄、そこはしがない個人事業主といえども、胸を張ってキッチリ管理しとります!

↑というほど玉婆は几帳面な人間ではなく・・・(典型的なB型)

当事務所の現金管理がキッチリしているのは、じつは、元銀行員であるスタッフのおかげなんですね~(^^;

 

スタッフにもIpadを持たせており、使い方を色々と伝授して、顧問先等からの電話連絡や伝達事項については、Ipadのメッセージですぐ送ってくれるので、外出先でもスピーディーに状況把握ができているといった次第です。

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しかしながら、PCについては一切手を触れようとせず、完全に諦めております(-.-;

それでも、プリンターやコピー機の紙詰まりとかトナー取替、資料スキャンとかができるようになったので、この確定申告時期、非常に助かりました。

テプラも敬遠しているので、要はキーボードやローマ字入力にアレルギー反応を示している、ということなんでしょうね。

 

そんなワケで、小口現金については完全アナログで封筒に出金したものと日々の残高を記載しているようです。

これは玉婆が命じたワケではないのですが、自分の中でお金が合わないと気が済まないらしく、自主的に始めたことなので「出納帳に書いて」とかいうつもりも特にはないです、ハイ。

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↑の(祝15,000)というのは、来週、税理士受験勉強会のメンバーが官報合格したお祝い会などのイベントがあるので、その際の持参金を別で袋に入れて手を付けない様に取ってくれています。

 

そして、スタッフが金庫の現金を使って買い物してきた領収証については「小口現金」勘定で、玉婆が自分の財布から出した領収証については「事業主借」で処理しますので、領収証を見て、どこの勘定から出たお金か分かるように、スタンプで区分けしております。

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領収証を貼るのもスタッフにお願いしているため、変な経費があると「ナニコレ?」と言われることになりますので、変な経費は落とせない仕組みになっております。。。

 

さらに、金庫のお金から玉婆のお財布に移す時も、きちっと出金伝票を書いてスタッフに出してもらっていますので、自分のお金なのになぜか自分の自由になっていないという厳しい状況なんでございます(´・ω・`)

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ちなみに、自販機など領収証の出ないもの、知人と割り勘して領収証がもらえなかった食事代等については「領収証がないから経費に落とせない」と思われている方も意外と多いんですね~。

その様な場合でも、経費として使った事実を立証できれば落とすことは可能ですので、諦める必要はないですね。

100均などでも出金伝票が売っていますので、出金伝票に日付、内容、金額を記載して頂ければよろしいかと思います(^^ゞ

(もちろん、使ってもいないのに出金伝票書くのはアウト!です。笑)

更正の請求について

 確定申告、早々終わったつもりだったのですが・・・

実のところ、3/14は結構バタバタしておりました(^^)

個別相談を承ったほかに、玉婆やお客様のせいではないのですが、諸事情により還付税額が動くようなことが起きてしまったため、提出済みの確定申告をやり直したりしてました。

期限内なので再度ピロローと電子申告して事なきを得ましたが、期限後になると「更正の請求」をしない限り過大に納めた税金が戻ってこない、という状況になりますので、厄介です。

 

過大申告してしまった場合「更正の請求」という手続きをすることで、納め過ぎた税金を税務署から還付してもらう、ということが可能なんですが、一般納税者の方でそのこと知らない、という方も多いのでは?と思います。

 

更正(こうせい)とは、端的に言うと、税務署側の判断で税額を変更することですね。

過少申告の場合には、修正申告書を提出することで、納税者自ら正しい税額に改めることができます。

しかし、過大申告してしまった場合には、納税者自ら正しい税額に改めることはできなくて、税務署に「更正してください」とお願いするワケですね。それを「更正の請求」と呼んでいます。

 

更正の請求については、色々と論点があり、また後日KWSK書く機会があると思いますが、玉婆は更正の請求手続きは多くやっている方かもしれません。

自分が間違えたせいでというのはないですが、多い原因としては、医療費控除の領収証が新たに見つかった、とかいう感じですね。

 

納税者ご自身から「更正の請求をしてください」と言われたことは一度もないですが「どうしたらいいんでしょう?」と相談してくる方は、間違いなく「納め過ぎた税金返して!」って思われているので、たいがい更正の請求をすることになります。

中には、自ら諦めてしまう方もいらっしゃると思うので、お客様とのコミュニケーションをなるべく密にして、屈託なくお話頂いた中から、何か税額に影響が出るような事はないか?とアンテナを張っている次第でございます。

 

税制改正が5年ほど前にあり、平成23年12月2日(なぜか中途半端な日付)以降に法定申告期限が到来する分については、更正の請求ができる期間が、基本的には5年間に延びました。

それまでは1年間だったので、翌年の確定申告時までにやらないとアウト残念!といった感じだったので、気づいた時には時すでに遅しということも多々あったでしょうね~。

5年間に延びたのは大きいです、ハイ。

(その代わり、税務署側の判断での更正できる期間が所得税については3年→5年に延びた。。)

 

でもって「更正の請求をすれば戻ってくるからいいじゃないか~」と思うんですが、なぜ玉婆が更正の請求をしたくないかと言いますと・・・

まぁー正しい申告をしているハズなので胸を張っていいとは思うんですけど、国税側にとって、一度もらった税金を返すっていうのはエライ大変なことなんですね。

還付する以上は、キチっとした証拠書類などがそろってないといけないので、どうしても1件1件精査せざるを得ないということになるでしょう。

「更正の請求書」のほかに、それに関係する添付資料をもれなく提出しないと、後から追加書類の提出を求められることになりますので、一発でピシッと還付してもらえるように心がけていますが、納税者の方にとっては「思いのほかめんどくさ~」という感じだと思います。

(税金を少なくするためには、いかんせん努力が必要になりますね・・・)

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たとえば医療費の領収証も、決して全部チェックしているワケではないんでしょうし、電子申告したものについては、当然税務署側で領収証を見てはいないワケです。

そんな中、更正の請求をしたことがキッカケで、税務署側が領収証を1つ1つ精査するとなると「見解の相違」が生じる可能性もあり、非常に厄介なことになるのが目に見えてるんですね~。

 

そういったワケで、一度確定した税額を税務署側に直させるという作業は、相当大掛かりになることもありますので、期限内申告を正しくするというのが一番よろしいのではないかな、と思っております(^^)

ICカードリーダー・Suica払戻し・Suicaの会計処理

ICカードリーダー

今回、電子申告のためにICカードリーダーを買ったのですが。

確定申告も一段落ついたし、法人税の申告においての導入はこれから考えるところなので、Tama Tax Tokyoにおいては、とりあえず3/15過ぎるとICカードリーダーの出番は激減しますね(-.-;

 

以前に「電子証明書等特別控除」(平成24年に廃止)を玉婆自身がH20に受けており、5,000円の還付を受けた記憶が。

その時はすでに事務所で購入してあったICカードリーダーを使ったので、玉婆は何の拠出もせずに5,000円の還付を受けたんですね。

 

↓ちなみに今はもう幻となっている、当時の租税特別措置法41⑲3。

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第41条の19の3  電子証明書を有する個人の電子情報処理組織による申告に係る所得税額の特別控除

個人が、平成19年分又は平成20年分の所得税につき、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律(平成14年法律第151号)第3条第1項の規定により同項に規定する電子情報処理組織を使用して確定申告書の提出を行う場合において財務省令で定めるところにより当該確定申告書に記載すべき事項に係る情報(当該個人の電子署名が行われているものに限る。次項において「確定申告情報」という。)と当該電子署名に係る電子証明書とを併せて送信したときは、当該個人のその年分の所得税の額から、5,000円を控除する。

 

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この特別控除は、電子申告を普及するための制度だったですが

「まぁーICカードリーダーを購入すると、結局行って来いになりますしね~」

ってのと、税理士が代理送信する際にも納税者自身の電子証明書をお預かりする必要があり、それをお客様に求めるのは通常困難という実情で(住基カードを税理士に渡すとかってありえん、みたいな)結局のところ、事務所のお客様においては電子証明書等特別控除を受ける人はいなかったように記憶しております。

 

H20の頃はいくらだったか分からない(機種も違うんでしょうかね)ですが、今回買ったのはamazonで2,490円でした。 

ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380 : RC-S380

ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380 : RC-S380

 

Suica払戻し

 まぁーそんな高くはないので「電子申告専用アイテム」でもいいのですが、せっかくなので他に使えんかね、ということで、Suicaチャージの残額を確認してみました。

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残念ながら、この機種ではチャージまではできず「確認」止まりのようなんですね、トホホ・・・

しかも、玉婆自身はマイルを貯めるため、クレジット機能については、海外でVISAカードを使う時を除き、JAL-Masterカードに集中させているので、Suicaチャージがそもそもクレジット使ってないというのもあって、現金でチョコチョコとチャージしております。

(残高不足で同行した上司に何度か怒られたことあり、夫からも怒られる始末で・・・反省が足りてません、ハイ。)

 

しかしながら、定期券を忘れた時にめんどくさいからSuica買っちゃえ~みたいな事が数回あったようで、いつの間にかSuicaが5枚ぐらい手元にありました(-.-)

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開業して確定申告代金が入るまではビンボーが続くため、今定期券として使っているSuicaを除いて、デポジットを払戻ししようということになりました。

そして、PASMOも数枚あったため(呆れ)、すべてをスタッフに託して最寄り駅まで行ってもらいました。

 

PASMOについては、何てことなく残金が返ってきましたが・・・

Suicaについては「本人でないと払戻しできません」ってのと「残高が残っていてもったいないので、使ってからもう一度出直して下さい」の様に言われたらしいです。

 

で、Suicaの払戻しについてHP見たところ、基本220円の手数料を差し引かれるということが判明しました。(-.-;

残高が60円とかのもあって、そういうのはどうなるかっていうと、60円引かれてデポジット500円だけが戻るようです。

(↓は払戻し例を引用)

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払いもどし額=カード内の残額-手数料(220円)と預り金(デポジット
残額が1,000円のとき払いもどし額780円と、預り金500円計1,280円返金します。
残額が100円のとき払いもどし額はありません。預り金500円のみ返金します。
残額が0円のとき払いもどし額はありません。預り金500円のみ返金します。

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Suica確認用のソフトをDLして、残高を確認したところ。

この場合もおそらく500円のみ返金ですよね。

60円ぐらいならもうどうでもええわい、ってなるんですが、119円とか416円とかなると、確かにコンビニでなんか買おうかなって思ったりしました(^^;

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自分の手元で残高が確認できる上に履歴も出るので、便利っちゃー便利ですね。

Suicaの会計処理

ついでなので、顧問先から聞かれるSuicaについての質問を以下にまとめました。

アンサーについては、玉婆個人の今のところの私見ですので「税理士がこういったから認められる」ということではなく、最終的にはご自身の判断によるところをご理解頂ければ幸いです。

 

Q1.ほとんどSuicaで移動してるんですけど、Suicaチャージ代金1,000円とかを”旅費交通費1,000円”で処理しちゃいけないんでしょうか?

A1.これは一番聞かれるんですけど、正直、答えづらい質問ですね~。

 そりゃぁー税務署に聞けば「どこそこ⇔どこそこ」と旅費精算書をきっちり作成した方が良い、もしくは履歴を添えた方が良いというに決まってます。

そして、実際それだけの答えしかないと思うなら、税理士には聞かないですね(-.-;

 実際のところ、Suicaチャージ1,000円とかで経理している事業所もあり、税務調査に入った時にそこは問われたことは”今までは”なかったです。

 しかし、税務調査については、個々の事情によって税務署が攻めるポイントが変わってきますので、否認されなかった=認められている、ということとイコールにならないんですね。

また、Suicaはチャージ入金上限が20,000円ということで、他にデカイ論点がある時にそこ攻めてる場合じゃないよね、という感じになりますからね~。

 ただ、履歴がこうして手元で簡単に確認できるようになり、今回の記事でも「物販」とか出ちゃってますので「旅費交通費以外に何か買ってるよね?」ってのはすぐ分かってしまう世の中ということで、今後も同様の状況が続くかどうかは未知の世界です。

結論としては、まぁちゃんとやってるに越したことはない、ということですね。

 

Q2.デポジット500円の勘定科目は?

A2.ちゃんとやれば「預託金」(資産)となりますが、実際に預託金計上している顧問先は・・・(沈黙)いや、ありますが・・・(^^;

将来戻ってくる予定のお金なので、旅費交通費で経費というのはブー×ですね。

個人事業主の場合には、預託金計上しても結局経費に落ちることはないワケで、計上しなくても、税金には影響しないし500円と少額なのでお咎めが来ることはないでしょう。

ただ、法人が会社のモノとして会社のお金で購入した場合は預託金計上することになるでしょうし、個人事業主でもスタッフのSuicaを事業主が負担して、退職した時にはSuicaを事業主に返してもらう、などの場合については、預託金を計上して管理した方がいいですね。

 

Q3.海外から重要取引先の方が来日した際、手元に¥を持ってなさそうだったので、Suicaを購入して、少しチャージしてあげました。

(そのお金とSuicaともに返してはもらえなかった)

その後、一緒に観光に付き添ってあげたのですが、チャージ金額とデポジット部分の処理はどうなりますか?

A3.玉婆的には、チャージ金額もデポジット部分も戻ってこないと確定した時点で「接待交際費」とします。

 

ということで、確定申告も無事終わったので、コンビニで何かを買った後Suicaを払戻ししてまいります(^^ゞ

英語勉強法・AGREEMENT RE G.E.T AND T.A.T 税金代行支払い契約書

英語勉強法

昨日、最後の1件も無事に電子送信が終わりました。

周りの人から「ブログ見てるから状況知ってるよ~終わったんでしょ?」とか言われてる状況なんですが、駆け込み相談のご依頼を頂きました。

確定申告は3/15まで何があるか分からない、という状況は開業しても変わらなかったですね~(^^)

 

これから色々と取り組むスポット案件があるのですが、つかの間の休息を・・・というのもあり、「英語を本気で勉強せなあかん!」状態になってしまった、というのもあり。

今まで翻訳ソフトで何となくやり過ごしていた、ハワイ関係の書類とまじめに向き合ってみました。

ハワイのコンドミニアム運営にかかるハワイ州消費税(GET)とハワイ州宿泊税(TAT)を管理会社が賃貸収入の分配金から控除、代行支払いしてくれるんですが、その契約更新をして良いかどうか判断した上で署名して下さい、という指示を頂きました。

その中で、単語で分からないもの、記憶が曖昧なものをまとめてみたんですが、なんと70個超も分からない単語がありましたね。。

推測できそうなもの、何となく習った様な~といったものも、この際キチンと確認すべきと思ったので「こんなのも分からないのかよ~」といった感じのものも、恥じらうことなく記載してみました(-.-;

たった3ページしかない契約書なんですが、ハハ・・・

 

それで、自分の英語勉強方法が分からないで今もさまよっており、英語の堪能な方数名にお話をお聞きしたり、英語学習法の本を読みあさったりしているのですが、今回分からない単語をブログに書きだしてみて、思いのほか勉強になったんです、ハイ。

ってか、コレもっと早くやっておけば良かったな~と。

急がば回れ、ですね。深く反省いたしました(T0T)

 

今まで、調べた単語を記録してなかった(ipadや電子辞書に履歴が残るからナイス、とか思ってた)んですが、それがブー×でした。

和訳を書くのは良くないと自分で勝手に思い込んでましたが、英語で理解する以前にボキャブラリーを増やさなくてはいけないというミッションがあって、覚える過程云々以前の問題なんだなぁと。

なので、語呂合わせで単語を覚えるのは×っていう人もいると思いますが、今の玉婆はネイティブになりたいワケではなく、仕事上で英文を読むことが目的なので、語呂なり和訳書きだすなり、とにかく単語覚えればいいんだわ、と悟りましたです。

 

それと、書きだすのは契約書に出てきた順なのですが、後あとになって多分スペルで参照するからと思い、アルファベット順に並べ替えてみたんですね。

分からなくなっちゃって後悔するかも・・・と思ってたんですが、意外にも、並び替えている過程で頭に入って来る!ことが判明しました。

超勉強が嫌いな玉婆なのに、なぜか税理士試験だけはやり通すことができた・・・

これは、税理士試験の性質が作用しているのではないか、と。

選択問題がほぼなくて、長い記述と計算の試験なので、本当に向き合って理解しないと対応できないんですよね。

高校生までは一夜漬けで丸暗記とか、意外と得意でしたが、そういった勉強は結局続かないし身に付かないタイプなので、税理士試験で初めて本気で向き合って勉強したというか。

なので、英単語についても、単語カードとか絶対ムリぽっていうタイプなんですね~。

今、英単語と真剣に向き合ってみて、税理士試験の勉強してた時の感覚を少し思いだした気がしました。

それと、やっぱり実務に必要なものと、そうでないのは全然違うんだな~と。

ゲスな言い方ですが、突きつめると「これを覚えれば金になる!」的な?!

というか「これを覚えるか否かで今後の仕事に影響」→「今後の収入に影響」→「今後の人生に影響」ですので、覚えれば、ではなくむしろ「覚えなければお前の命はないぞ」ぐらいに思って勉強する必要があるんだと思いましたです。

AGREEMENT RE G.E.T AND T.A.T 税金代行支払い契約書

でもって、契約書に出てきた分からない英単語は、現在のところ↓の感じ。

単語って意味が必ずしも1つじゃないので、文脈からコレじゃないかな~と思ったものは赤字にしてみました。

契約書そのものは公開できないですが、単語から何となく内容が見えてきますでしょうか。

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accuracy 正確さ、的確さ、精度

acknowledge(s) 認める、みなす承認する、正当に認識[評価]する、感謝の念を示す

additional 追加の

aforesaid(aforementioned) 前述の

agreement 協定、契約、同意契約書

applicable 効力がある、ふさわしい、該当する

assume 仮定する、責任などを引き受ける

bear ~を受け入れて対処する、~に耐える

behalf 味方、利益

booklet 小冊子、ブックレット(書類という意味?)

cease やむ、終わる

clerical 事務員の、書記の

concerning ~に関しての

consideration 熟慮、検討、配慮

commence 開始する

correspondense 文通、通信、一致、調和、関連、類似、対応

deem(ed) ~を~とみなす、~であると考える

designate 指定の

deduct 差し引く、控除する(subtract)

determine 特定する、明らかにする、突き止める、確認する、決定する

determined 確たる意思を持った、決定・確定した

distribution 分配、割り当て、分類、区分、分布

entitle(d) 資格・権利を与える、資格・権利がある

entity 実在(物)

ensure  ~を確実にする、保証する、(for~)~のために確保する

 execute(d) 処刑する、殺す、実行する、成し遂げる、執行する、署名[調印]する

exhibit(イグズィビット) 展示する、示す、提出する (habit 癖 habitable 居住に適した)

facsimile 複写(の)、ファックスfax

file 記録、データ、ファイル、提出する、とじる

fraud 詐欺、詐欺行為、詐欺師、偽善者、偽物、二級品

further さらに、もっと

General Excise Tax(GET) 消費税(販売者が負担、Sales Tax→消費者が負担)

governmental 政府の、行政の、政治の、国営の

harmless 害のない、悪意のない、罪のない(harm 害、悪意、不都合)

heir(s)(h発音しない、airと同音) 相続人、継承者、後継者 

herein この中に

incur(red) ~を招く、負う、こうむる、受ける

indemnify(ies) 賠償する 

insufficient 不足している、不適当な

interpret(ed) 通訳する、解釈する

interaction 交流、ふれあい、やりとり

modification 変更、修正

multiple 多数な、複合の、複式の、倍数

negligence 怠慢、不注意、過失

non-timly (cf timely タイミングのいい)

notify 通知、知らせる

obligation 義務、責任、義理、債務、負債、債券、証券

payable  支払う必要のある支払われる

portion 部分、相続分、一人前、分ける(配分?)

possession 所有、占有、所有物、財産、領地

postage 郵便料金

prior 前の事前の、優先的な、前歴のある

prorata 比例して

pursuant 追跡する、後に続く (to A Aに従って

refere(d) 言及する、参照する、示す、差し向ける、照会させる

reimburse 返済する

render ~を~にする、与える、伝える、言い渡す、提出する、翻訳する

representative(s) 代表する、代表的な、代表者

 require(d)  ~を必要とする、要求する、命令する

respectfully うやうやしく、慎んで、丁寧に

responsibility 責任、義務、信頼性、義務履行能力

retain 保持する、記憶する、雇っておく

   (~ment 保持、維持、記憶、雇用)

revise(d)   変える、改める、改正する、改訂版(英)復習する(米review)

shortfall 不足額、不足量

statute(s) 法規、法令、規則、規定、定款(statue 像、status 地位)

terminate 終わらせる、終わる、(殺す)

tender ①柔らかい、やさしい ②入札をする、提出する、提案をする、申し出る

term(s) 専門用語、学期、任期、期間、条件、条項、価格

               terms and conditions 契約条件 

therefore それゆえ、したがって

thereunder  その下に、そこに述べられたことに従って

Transient Accomodations Tax(TAT) ホテル宿泊税(transient 短期滞在の)

transmission 送信伝達、電線

unauthorized 許可されていない、権限のない

void 無効な、欠けて

willful わがままな、故意による

確定申告ほぼ終了・申告書checkについて

確定申告ほぼ終了

事業所得の方の電子送信も無事完了し、あと1件送信保留を残しておりますが、平成28年分の確定申告業務はほぼ、無事終了いたしました(バンザイ)

 

昨年に比べて14,5件ほど少なかったし、相談会に5日間出動しましたので余裕といえば余裕だったのかもしれませんが・・・

開業して初めての確定申告ということもあり、新規の事業所得のお客様が4件あったというのと、電子申告やチェックリスト・ご返却用書類の書式など、仕組みづくりからのスタートだったこと。

また、外国法人の設立後初めての決算期とも重なったので、プレッシャーはありました。

しかし、自計化されているお客様が多いということもあり、スタッフが思いのほか良い動きをしてくれたおかげで、予想以上に早く仕上がったかな、と思っています。

本当に自分は恵まれている状況でして、お客様・スタッフや精神面で支えてくれた周りの人や夫にも感謝の嵐ピューといった次第でございます。

 

申告書checkについて

勤務時代は、他の人がチェックしてくれたけど今回はチェックしてくれる人がいないので大丈夫なの?という質問が湧いてくると思います。

 

確定申告において、ここ数年(というか10年以上)、自分が原因で税額がよほど動くという「ミス」はほぼないといった状況ですので独立を決意できた、というのもあります(^^ゞ

しかし、前事務所においては綿密なチェックリストがありましたので、正直、独立した当初そこは非常に不安でした。

申告ソフトに「エラーチェック」とか機能があるんですけど、正直アテにならないんですね・・・(メーカーの人ごめんなさい)

 

そこはさすがにお金出してでもミスを防ぎたい、と思ったので、外部の専門コンサルティンク゛会社の有料情報サイトに入会し、会計事務所向けに提供してくれるチェックリストを入手し導入しております。

このチェックリストが、以前使っていたものよりも細かくてビックリしちゃうんですが非常に助かりました。

いくら知識があっても人間ですから、ちょいミスや知らない事も出てきてしまうんですね~(超言い訳がましいヤツですね)

そういう所を気づかせてくれることもあるし、こういうチェックをきちんとしています、と品質管理を保証するという意味においてもチェックリストは有用だと思います。

 

しかしながら、以前に他の人のチェックをしてても思っていたことですが、他人のチェックよりもむしろ、自己チェックが大事だと思うんです。

自己チェックができていない人というのは、残念ながら他人がいくらチェックして考え方を教えてあげたとしても、同じ過ちを繰り返しているようです(-.-;

また、自己チェックの度合いというか、場合によっては税法に対する取り組み方も影響してきますね。

確定申告はベストを目指せば誰が作っても同じものになるはずだ、という税理士もいます。

しかし、申告書を見れば、その人が丁寧に考えて作っているのかどうか、一つ一つの処理とどういう風に向き合っているか?ってのは一目見たら分かってしまうんですね~。

 

前事務所の後輩クンの話になりますが、昨年の今時期に間違いを指摘した際に、自分がなぜ間違えたのかという理由を自己分析して、それを玉婆に見せてきたんですね。

単純なミスもあり、以前に聞いて分かっているつもりだったのに不注意だったとか。

自分のミスと向き合うのはツライことかもしれないですが、同じミスを繰り返さない為には必要な工程なんでしょうね~。

玉婆は何の権限もない人間ですので、自分の評価を上げようとかいう工作をしようにも意味がない状況でしたので、それをわざわざ見せに来てくれるとは、よほど真剣に向き合ってるんだな、と思いましたです。

 

そのほか、事業所得や譲渡所得、所得拡大促進税制他、今回の処理に至った経緯の記録をきちんと整えることが必要だと思います。

また、来年につながりそうなものについても、1年後見てもすぐ分かる様にカルテ(というのか分からんですが)に記載しています。

 

今回の例でいうと、開業医の先生なのですが、内視鏡で未使用のものがあると昨年の今頃おっしゃっていたな~と。

H27の確定申告においてはもちろん減価償却費を計上できないのですが、減価償却ソフトを黙って繰り越すと、H28は12ヶ月分の償却費が計上されるんですね。

しかし、今回お聞きしたところ、H29の2月からの使用開始だったことが分かりましたので、結果H28の確定申告も償却費はゼロになりました。

来年の今頃は11ヶ月分の償却費を計上する事になりますので、その辺はカルテに記載しておく必要がありますね。

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確定申告は書類の単純・収集作業だ、とか人工頭脳に乗っ取られるという見解もあり我々税理士がメシのタネとしなければならないことは云々、といった議論が活発にされている昨今ではあります。

しかし、玉婆自身は、確定申告そのものにおいても、まだまだ課題は残されていると思いますし、今は単純作業というべき申告内容のお客様がほとんどいないため、単なる繁忙期ということではなく、Tama Tax Tokyoにおいてはとっても重要な時期なワケであると同時に、確定申告が終わったから終わり、というワケではない次第なんですね~。

 

でもって、チェックの話に戻りますが、チェックする人がいないから間違えた申告書を提出する可能性がある、チェックしてくれるから大丈夫、ではないというか。

独立すれば、チェックする人がいない状況で間違えたら責任は自分が全部かぶることになるし、最後の砦に立たされているという危機感がありますし、自分の看板を背負っているプライドも自ずとあります。

 

しかし、玉婆自身は、他の人からミスをチェックされたら税理士として不勉強と周りに思われるのは恥ずかしい、という思いもあり、もしも独立したら誰もチェックしてくれないんだから、という気持ちを持って勤務時代から臨んでいました。

独立したからといって何が変わるワケでもなく、納税者にとって一番良い申告書、かつ納税者の方が納得のいく申告書を作るという軸は以前からあったものなんですね~。

 

なので、処理について何か引っかかる時は、納得が行くまで追求しますし、そのために納税者の方に色々とお手間をかけることもあるかと思います。

(何だよ~そこが言いたかったのかい、みたいな?!)

 

とまぁー結局のところ、他の人のチェックがなくてもそれと同等以上のものは作ってるよ、ということが言いたかったんですね、ハイ(^^;

ちなみに、相続税についてはさすがに金額が大きすぎたり色々と地雷がありますので、かなり専門性の高い方にチェックをお願いする予定です・・・。

個別相談・いろにしき(小川町・和食)

個別相談

確定申告の方は事業所得がラスト1件となりました。

ほぼ固まっているので、所得拡大促進税制などの最終チェックをして電子送信予定です。午後は、東京保険医協会さんからドクターの個別相談・申告書checkの依頼を承りましたので行ってまいります。

ここ数年、同じ先生からご指名を頂いておりまして、だいたいいつも玉婆自身がほぼ確定申告がゴール見えてきたあたりの日程で組んでくださるので、非常に助かっています。

ご自身でほぼ完璧な確定申告書を作成できる方なのですが、税制改正の情報や微妙なところの税務的な見解を提供させていただいています。

 

ちなみに昨日、神田支部の無料相談会の相談者の方から「申告書がほぼ出来上がったのでチェックお願いしたいのですが」というTELを事務所に頂きました。

「残念ながら、支部の相談員は今年の出番はもう済んでしまったので、相談会場に出向くことはないんですね・・・」という回答になってしまいましたが、覚えてくださったこと、とても嬉しく思いました(^^)

 

個別相談といえども、確定申告は一人一人の1年間のドラマをお金で示した総決算であって、人生の何十分の一をお預かりするという気持ちで対応させていただいています。

分からない事がクリアーになって、スッキリした気持ちで(納税額次第ではスッキリにならないことも多々ありますが・・・)確定申告を提出いただけるよう、お役立て頂ければ幸いです。

 

いろにしき(小川町・和食)

そして、昨日も税理士紹介会社から営業のTELが入ったり、お客様がいらっしゃる最中に調査官から税務調査の件でTELが入ったり・・・

「よほど暇と思われてるね」とスタッフにも言われてしまうんですが、とにかく無事に終わりそうで何よりでございます。

 

でもって昨日は夜来客の予定でしたが、先方多忙によりキャンセルとなり、スタッフも夜対応すべく夕ご飯いらないと言ってしまったetc.の事情があり、では前祝いしよう~ということで、気になっていた小川町のお店「いろにしき」へ。

 

小川町駅での相談会に出向く途中に見つけたお店なのですが、日本酒好きであれば黙って通り過ぎる事が不可能であろう、このラインナップでございます。

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 かつて酒蔵を見に行った、山口県の「貴」なども置いてあります。

のんべぇ店長というだけのことはありますね~。 

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一杯目は、岩手の「平井六右衛門」に決定。

無濾過生原酒というだけあって、香りの良いこと!

お通しも一人2種類出て、里芋&浅利&枝豆の煮物と、大根&ホタテ貝柱のサラダ風のものと。気が利いてます。

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ホタルイカの酢味噌和え。

ホタルイカ=春といった感じですね。量もお値段の割にはたっぷり目で利益状況が心配になってしまうほど。

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 ワカサギの天ぷら。

衣がサックサクで、レモンありますか?と聞いたら快く出して下さった上に「天つゆおつくりしましょうか?」とお声かけ下さって。

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 メニューに載ってないとっておきのお酒もあるんですよ、ということでお勧めの「新政シックス(NO.6)」

最初の平井六右衛門が思いのほか良すぎたので、驚くほどのリアクションができなかったんですが(正直すぎてゴメンなさい!)、これはこれでもちろん美味しいお酒でございました。

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 牛筋の煮込み。

先日、自宅で牛筋の煮込みを作ったのですが、今後の改善のためにプロが作るとこーなるってのを勉強したかったので注文してみました。

温玉が乗っていて味噌が効いてましたね~。大変美味しゅうございました。

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 お店がとても小ぎれいだったので「いつ頃オープンされたんですか?」と聞いたところ「昨年12月です」ということで、ほぼ自分の開業した時期と同じですね~ということで、オーナーさんとお話させていただきました。

ガヤガヤしてなくてカウンターもあり、お値段もかなり良心的と思うので、一人で夜フラリと入るのもアリではないかと。

日本酒飲み放題などもやっているので、日本酒好きな方と一緒に、また行きたいなーと思っております。

英文会計・Quick Booksについて

確定申告の方は、海外関係のお客様の申告が無事に提出済んだので、一山超えたわ~という感じで。

あと事業所得が2件というところ、やっとこさ出口の光が見えてまいりました。

開業して初めての確定申告でしたが、その辺はまたKWSK(詳しく)後日書くとしまして、12月決算外国法人の米国法人税の方も並行して進めておりました。

日本にP.E及び日本での収入はないので、こちらの法人税や消費税の申告がないのは助かりました(^^;

 

外国法人は、玉婆が米国の申告書を作ることはできないので、日常の仕訳を起こし、試算表を作成、分かる範囲での決算整理を入れるところまでで、現地の会計士さんに投げたという状況ですね。

決算整理は、繰延資産の償却なんかが入ると思いますので(日本の税法と違うのですが、多分損金に落とすのではないかと思ふ)、その辺はこれから動くこともあるんだと思います・・・。

 

それで、英語版の試算表と仕訳日記帳を作るのに、弥生会計で科目だけ変えてみたのですが、そもそもドル対応していないという。

弥生会計では少数点が打てないのですね(-.-;

少数点が打てる会計ソフトが1つ市販されているようですが、えらい高い(そこまでのコストと決算報酬が見合わない・・・)ので

(1)弥生会計をとりあえず$1=100円とし、100倍した金額で入力する

→(2)エクセルで仕訳・試算表を抽出する

→(3)それを100で割り返す。小数点を下2桁に調整する

といった手順で対応いたしました。

 

それと、英語の科目に変えるのに、文字数制限が少なすぎて、単語全部入りきらないのもあり。

漢字って1つひとつ意味を含んでるので、エライ文字数少なくて済むという特性があるんですよね。

でもって、創立費が長いのでDOEと略したんですが、何の略だったかも忘れました(^^;

調べなおしたところ、Deferred Organization Expenses でした。しかし、提出後に手に入った資料見たところではStarts-up costsと書いてあり、こちらの方が分かりやすかったですね。。

しかし、もともとの所が英語にできないので、いかにも簿記~って感じのダサい試算表です、ハイ。

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科目を英文化するのに、普通の辞書だと追いつかないので、国際会計検定・BATICの公式テキストを買ってみました。

BATIC1は、簿記3級レベルの感じで、内容自体は非常に理解できます。

日本の簿記がもともと英米式から来ているので、簿記って世界共通なんだなーと思いましたです。

しかし、英語でこの科目何ていうの?って逆質問されると全く覚えとらん、といった状況なんですが、とりあえずBATIC1についてはスイスイと読めました。

 

しかしBATIC2になると、いきなりIFRSの話になり、概念フレームワークがどーとか、税理士試験の財務諸表論の範疇に入ってきましたね。

最近は日商簿記2級位でもこういう事習うんでしょうか、よく分からんですが難しくて読み進めるのが困難になってきました(^^;

国際会計検定BATIC Subject2公式テキスト〈2016年版〉: 国際会計理論
 

 そもそも日商簿記でもそうですが、簿記の原理体系を理解することが大事だ、というのは重々承知の助なんですね。

借方・貸方を覚えるうえで、資産・負債・資本&収益・費用の関係が重要なんだな、と。

木を見て森を見ずにならない様にってのは分かるんですけど、しかし、簿記会計を実務で始める人って、まずは日々の仕訳ですよね。

最初は〇〇/現金とかから入った方がいいんじゃないかな~って思う時があるんですけど、このBATICでもやはり、全体像から入る感じなんですね。

そして、BATIC1が簡単なのに、いきなりBATIC2が国際会計基準って言われても~と多くの人が思うんじゃないかな、と。

まずは財務諸表の各科目と並び順とその意義を理解して、それから国際会計基準に行った方がスムーズな気がしました。

 

と確定申告の最中になぜ故こんなこと考えなあかんの?!という状況に陥っていたワケなんですが(^^;

 

でもって、アメリカでメジャーな会計ソフト「Quick Books」が1ヶ月ほど無料トライアルできるようなので、試しに導入してみました。

日本の会計ソフトでいうと「freee」に近い感じですね。オンライン版です。

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仕訳は、通帳や請求書など、あらゆる角度から入力する事が可能なようなんですが、日々複式簿記で処理している身分としましては、そういったのはかえって煩わしいですね。

「Other」の「Journal Entry」仕訳日記帳から入力するのですが、このメニューを探すだけでも四苦八苦でした。

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仕訳日記帳というよりも、振替伝票のイメージですね。

試しに確定申告料の売り上げ、という想定で入力してみました。(開業したてで1万ドルも請求発生してるんでしょうかね、アハハ・・・)

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日本語も一応コメント入れてみたんですけど、Memo欄では保存できました。

売掛金は「Accounts Receivable」なんですが、ドンピシャなものがなかったため、上記の様な感じになっておりますが・・・短期売上債権 みたいな感じなんでしょうか?!

 

とりあえず1万ドルだけ売上入力してみたところで、損益計算書の書式をお見せしたかったので、Reportの所からボタン押してみたところ。

英語だけだと何だかカッコいいなーと思っちゃうんですよね(^^)

Reportは様々なものがあり、発生主義・現金主義のボタン切り替えもあるし、使いこなすとかなり色々と財務分析に役立つんでしょうね~。

申告書作成などのボタンもありますので、freee同様、これ一つで割となんでもこなしちゃう感じなんですね。(なぜか、単位が円になっている・・・汗)

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しかし、簿記の原理があまり分からない人向けというか。玄人的にはやはり入力しづらいといった感じです。

 

今後、どのような感じで外国法人の処理を進めていくかによるのですが、トライアル期限があと一週間なので、その間にQuick Booksを契約するか決めなくてはいけないですね(;;)

3/11までに申し込むと割引だとかで、20%OFFで1ヶ月12ドル。

弥生で少数点&英語対応してくれないかなと願う、今日この頃なのでした。