Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

ビバ!小川町〜竹橋

本日、税理士会神田支部の確定申告相談員を務めるべく、会場の小川町駅まで行ってまいりました。

事務所からは徒歩で7,8分ですので、神保町からわざわざ電車で一駅乗る必要はなく、天気もいいので当然徒歩で。

 

小川町交差点の手前から、スカイツリーが見えました。

(もっと手前ではもっと大きく見えた)

こんなに大きく見えるんだったら、さぞかし歩いてスカイツリーまで行けるだろう・・・というのは甘い考えで、スカイツリーがいかに大きいかということですよね。

まぁー迷わず行けることは間違えなさそうですが(^^;f:id:tamabar:20170215115107j:image

A7出口が相談会場ということで、初めてなので早めに行ったんですが、地下の広場、確かに結構広くなっていますね。

しかし、始まる15分ぐらい前に着いたので、誰かしら来て机とかイスとかあってもいいんじゃね・・・?

と変な予感はしました。

とりあえず数分立ちすくみ、傍から見たら何だコイツ?と不審者に思われたかもしれません。

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それにしても、一向に何の気配もないので、そうだ通知を見てみよう!と思い、見てみたところ・・・

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うわぁーーーやってしまいましたぁ!!

ハイ、明日でした。。。(-。-;

ipadの手帳見たところ、やはり明日になっており、手帳への記入を間違えたワケではなさそうですが。

 

まぁ、その日なのに行ってないという、逆パターンでなくて良かったです(^^;

 

きっと疲れてるんだろうなコレは、と思ったのと、このまま事務所に戻るのは悔しい~ということで、一度行ってみたかった千代田図書館で税務の本があるか確認しに行くことにしました。

 

少し歩いて地上に出た所。小川町といえばやっぱり「顔のYシャツ」

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 うちの夫がこよなく(妻以上に)愛している「ロンドンスポーツ

最近は外国人のショッピングでにぎわっているらしく、早い時期に行かないと良いなと思いつつサイズが合わないなど、入手困難になってしまうそう。

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 一本路地を入ると、気になる感じのお店が・・・

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 竹橋の近くまで来て、またもや気になるお店が。

蕎麦の手打ちブースがあるとは、一度お手並み拝見したいところ。

「夏の感謝セール」今もやっているんでしょうか・・・?!

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 皇居周辺でランニングしてる人も多いですね。

その辺意識したお店なんだろうな~といった感じ。

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 栄養バランスを考えてる感じしますね。

主菜が3つ選べるということで、ボリュームもそこそこありそう。

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 平川門。警備体制が厳しいようで、横断歩道をほんの少しフライングしたところ注意されてしまいました(-.-;

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 天気が良く、さほど寒くなかったのでまだ良かったですが分厚い「所得税確定申告の手引き」をもってのウォーキング、しんどかったです(^^;

所得税 確定申告の手引 (平成29年3月申告用)

所得税 確定申告の手引 (平成29年3月申告用)

 

 

税務署から事務所にワン切れでTELかかって来たみたいで、気になって折り返したら税務調査の話だわで、まぁ歩きながらも仕事はできたので良かったです、ハイ。

 

千代田図書館は広々してキレイでしたが、税務に関する本は棚2列ぐらいしか置いてなくて。税務の雑誌もなかったです(;;)

探し方が悪かったんでしょうか・・・

 

知り合いから、池袋の図書館では「T&A Master」が置いてあると聞いたので、最近の図書館はすごいなぁーと思ってたんですが。

やっぱり必要な情報をタダで手に入れようと思うのは、なかなか至難の業ですね。

 

しかしまぁー、昨日書いた通り、事実確認が重要。

税務の本がさほどないということが確認できたし、思いがけず良さげなお食事処も見つけられたので良かったです。

(結局そこかい、みたいな)

給与or外注・モヤモヤには早めの相談

今日はバレンタインデー。

前事務所では、事業部ごとにフロアが分かれており、バレンタインデーの”対応”がフロアごとに違っておりました。

開業後初めてのバレンタインデー、お菓子作りが好きな玉婆ですが、今年はさすがに手作りする余裕がなかったですね~。

また、スタッフは毎日自分で買ってきたガーナブラックを食べていますので、今更チョコレートをあげてもねぇ・・・といった感じなんですね(-.-;

 ということで、チョコレートケーキを買ってきたので、3時のティータイムに一緒に食べようと思っております。

ロッテ ガーナブラックエクセレント 134g×6個

ロッテ ガーナブラックエクセレント 134g×6個

 

 昨日、事業所得のお客様がお見えになり、確定申告書が無事完成しました。

玉婆、個人開業医を顧問させて頂いているということもあり、顧問先少ないんですが、事業所得/確定申告件数でいきますと、事業所得の割合が47%と、高めな方かもしれません。

 

昨日お見えになった方は、今までご自身で作成されていて、かなり完成度が高く、そのまま出しても大きな問題にはならないのですが、細かい所でいくつか手直しや確認事項があり。

「やっぱり税理士に頼むと安心感が違うね~。私の計算ですらこんなに大変なのに、もっと大変なの何件もあるんでしょう?すごい・・・」(すら、ってことは決してないのですが)

とコメントくださって。

玉婆自身は好きでやってる仕事なので大したことではないんですけども、喜んで頂けたことは何より嬉しかったですね~。

 

しかし、今回かなり重大な問題が・・・

とあるお仕事を「請負」でやっている方なのですが、一番メインで金額の大きい会社から支払調書ではなく給与所得者の源泉徴収票をもらったとのこと。

A子さん「今まで外注でやってたのに、今年は給与の源泉徴収票もらったの。どうしたらいいの?」

と聞かれまして、えぇーーーマジっすか?みたいな。

玉「実際のとこどうなんでしょう?今年からそういう契約になったのか、それともA子さん&会社側としては外注のつもりなのかによりますよね」

 

A子さん「私も社長も、外注だよね・・・って言ってるんだけど、会社の顧問税理士さんが”給与です!”って言い切るから仕方なくそうなっちゃったのね。

会計事務所にお金払ってやってもらってるんだから、当然正しいんだろうな、って。

社長も人が良いから反論しないタイプなのよ。でも、私も社長も何かモヤモヤ引っかかってるんだよね・・・

給与にすると何かトクなことあるのかな?」

 

いやいや、トクとか損とかそーゆー事じゃなくて、なんですが・・・

一応給与にした場合はそれぞれの立場にとってこーなるよ、という話もしたうえで、まずは実際のところ外注なの?給与なの?ってことを確認してみよう、と。

 

・その会社以外にもいくつか請負先があること、自宅で作業することも先方社長は承知している

・金額は時間給をベースにしているが、時間的に拘束するという契約はなく、A子さんが出来高&交通費を計算して、請求書を発行している

社会保険雇用保険に加入していないし、しないことをお互い認識している

・しかし、お互いの信頼で長年やってきているので契約書はない

 

まぁ、外注でしょうねぇ(-.-)

しかし給与源泉で来ていて、しかも契約書はない、扶養控除等申告書まで年初に書かされたと聞いちゃ~黙って当方が事業所得で申告します、というワケにもいかないよねぇーという事態でございました。

 

社長と話しがしたいと伝えたところ、その場ですぐにTELしてくださって、社長と直接お話をすることができました。

玉「A子さんの顧問税理士の山口と申します。A子さんからお話を聞いたところで、私は外注だと思うのですが、社長の率直なご意見としてはいかがでしょうか?」

社長「私も外注だと思ってるんですけどね、ハハ」

玉「従業員として雇っているつもりはない、というお考えでよろしいでしょうか?」

社長「従業員ではないですが、従業員以上に非常に良くやってくれてますよ、彼女は」

玉「そうですね(^^;しかし、社長のお話をお聞きしたところでもやっぱり外注なのにもかかわらず、このまま給与として処理されてしまっているとなると、消費税や源泉所得税etc.いろんな問題が起きてしまう可能性があるんですね。

ただ、もしも税務調査に入ったときに今の状況ですと、契約書がない=外注でない、という判断になってしまうと思います」

結局のところ

「A子さん側としては、例年通り外注で事業所得として確定申告いたします」

そして、先方の社長も「今一度会計事務所に話してみます」ということで、A子さんの確定申告の方向性は固まりました。

 

しかしながら、税務調査で認められないだろうから外注でなく給与にします、という流れそのものが間違っていると思うんですね~。

外注というのが事実、しかし契約書がない→外注という事実を認めさせるために、契約書の整備を行う が正しい流れじゃないのかな、と。

 

納税者側は当然シロウトですので、税理士がこうです!って強く言えばそーゆーもんなのかな、って思ってしまうこともあるでしょうし、違うって思っても上手に反論できなかったりするんだろうな、って。

 

しかし、それでハイそうですか、と流したとはいえ、心の中のモヤモヤはいつまでも残っているというのは、納税者・税理士の双方にとって一番危険な状況だと思いますね~。

結局納得がいかないから、他の税理士の意見も聞きたくなってしまうと思うし、もしも間違った方向性に行っているのに気づかなかったら、後で取り返しのつかないことになりかねないんですね。

今回も正直なところ、給与→外注に訂正するとなると、先方の会計事務所も相当めんどくさい事になると思います。

 

しかしながら、冷たい言い方になっちゃいますけど、事実確認を誤った自分の責任ですので、訂正して当然の話だと思います。

 

玉婆もまだ未熟な身で偉そうなことはいえないですが、税法がどーの以前に事実認証がもっとも大事なこと。

まず事実を間違えてとらえてしまったら、どんな税法の解釈を当てはめても、間違えにしかならないんですね。

納税者の事実に耳を傾けて気持ちや事実を正しく読み取る事ができなければ、どんなに知識や経験があっても、税理士としては失格だと思います。

 

風邪には早めのパブロン、モヤモヤには早めの相談。

(個人的には、調剤薬局の顧問先から頂いた「ロン三宝顆粒」がオススメです。)

【指定第2類医薬品】ロン三宝K顆粒 18包

【指定第2類医薬品】ロン三宝K顆粒 18包

 

 玉婆は風邪を治してあげることはできませんが、安心を与えるのが自分の仕事と思っていますので、モヤモヤがある場合には

・遠慮なく

・とにかく早めに

・本音で

セカンドオピニオンぶつける前に玉婆にぶつけて

話して欲しいなと思っております。

 

ここ数日でセカンドオピニオンの相談を3件受けたので、つい熱くなってしまいました。確定申告引き続き頑張ります(^^ゞ

国外不動産&減価償却の耐用年数について

今週末もスキーに行かれている税理士が知り合いでも数名いる状況ですが、ほんとの本当に繁忙期ですね~。

来週は神田支部に転入後初の確定申告無料相談会に出向きます。

2/16(木)、2/17(木)都営新宿線小川駅構内にて10:00~12:30に座っていると思います。

午後ゆっくり仕事できるかなーと思って午前の部をチョイスした次第ですが、お腹が弱い玉婆、朝は腹調子が落ち着かない日も多々あり。

今更になって「あぁー午後にしといた方が良かったかな?」なんてちょっぴり不安な今日この頃・・・(´・ω・`)

無事乗り越えられることを願っております。

 

確定申告やらなくちゃいけないところですが「報酬自動支払い制度」の手続きしておこう~って思い、書類の束を開いた所、付録の税務情報「日税ジャーナル」が思いのほか充実していたので見入ってしまいました。

さらに、日税ジャーナルオンラインをネットで見た所、ムチャムチャ自分の身に降りかかってきそうな情報が載っており、思わず手が止まってしまった始末でございます・・・

nichizei-journal.com

ハワイ不動産所有の顧問先があり、現在ハワイ州のUS.CPAさんとやり取りしております。

ハワイの方はノンビリしたムードかな、と思いつつ、かなりきちんとしたCPAさんの様でして、米国での確定申告もほぼまとまったとの事、データをお送り頂き玉婆の方が身に詰まされております。。

(なのにブログ書いている場合かオイオイ)

 

上記の記事は、要するに日本の税法上、中古資産の耐用年数を求めるにあたって「簡便法」を用いることが多いと思うのですが、それで計算すると、かなーり耐用年数が短くなってしまうんですね。

例えば、鉄筋コンクリート造の建物で47年の耐用年数をすでに経過したものですと

(47年【新築建物の耐用年数】△47年【経過年数】)+47【経過年数】×0.2=9.4→9年が中古建物の耐用年数

となるワケですが・・・

実際のところ、海外は日本ほど地震がないとか湿度の関係とかもあり、建物はかなり持つというイメージのようです。

それなのに9年はないでしょう、といった感じのようで、このニュースを見た所ですと、中古資産でこの計算により著しく短い耐用年数を用いて申告している人の件数や減価償却費の総額まで会計検査院は把握しているようです。

税理士であれば「それぐらい当然知っているだろう」と今更驚くこともないんでしょうけども、正直なところ、玉婆的にも「この年数でいいのかな?」と少し思ったのは否めないですね~。

 

しかし実際、大半の人がそれで申告しているという事は分かりました。

あぁーよかった・・・大変参考になりました。

というよりも実際、アメリカでの耐用年数は、居住用物件の場合は新築・中古に関わらず27.5年ということ。

それと、土地・建物の割合が日本とかなり違うようで、日本がほとんど土地に価値があるのに対し、アメリカだと2016までは8割がた建物と評価されているようです。

 

この日米の税制上の差を利用して「大幅な節税ができます」ということで、現地税務に詳しい会計事務所や海外不動産を扱う業者さんが大幅に宣伝されているようです。

 

それに関しては玉婆がとやかく言う筋合いでもないのですが、今回、現地のCPAさんから送ってくださったデータに、購入対価を按分するために、固定資産税の評価を用いたようで(玉婆もそれに従うつもり)、2015-2017と3年の評価が載っているんですね。

 

でもって見てみたところ、2016までは確かに8割以上建物と評価されているのですが、2017においては建物の割合がなんと!5割以下に下がっているという(@@;

 

他の地域はどうか分からないですが、以前に業務上お世話になっているハワイ専門の不動産屋さんから「固定資産税の見直しがある」と情報を頂いておりまして、実際その通りになってるな~といった感じでございます。

 

とすると、国外で今後不動産を購入したとしても

・土地の評価額が上がれば、そもそも思ったほど減価償却費が落とせない

・今後、日本国内において国外不動産の減価償却費についての改正検討が行われるかもしれない

といったことになってしまうかも。。。

 

ただ、減価償却の耐用年数については、別に国外不動産に限らず、実体と税法上の耐用年数がかけ離れていることも多々あります。

蔵王のロープウェイなんか、自分が生まれて数年後から今も使っているのに、耐用年数10年とか?!)

なので「国外財産を持っている→著しい節税ができている」ということだけで税制改正に及ぶのはいかがなものかな、と思っています。

また、法定耐用年数は、減価償却費について「税務上の経費算入限度額」をあくまで課税公平の見地から定めたもので、節税できているから公平ではない、というのではなくて、同じ資産・材質・用途なら減価償却費も同じになるハズだよね、といった意味での公平性と問うたものではないか?と思うんですね。

 

とりとめのない話が続きましたが、まとめますと・・・

国外に不動産を購入することじたいは構わないですが、日本に限らず現地事情の変化の影響も受けるため、必ず節税につながるとは限らないということを認識したうえで検討が必要ですよね~。

節税だけを目的として購入すると、後で後悔することになりかねないですし。

不動産屋さんは、その時の税制で説明をしているので、別に間違った事を言っているワケではなく、損したところで不動産屋さんを責めても何も始まりません。

買うのは自分ですので、そこは自己責任と認識できる人でないと「騙された」という気持ちだけが永遠に残ってしまうと思います。

なので、お客様から国外不動産購入の相談を受けた際は、その辺はきちんと言う様にしています。

 

しかし、値上がり益を期待するのであれば、国内不動産よりも国外不動産が魅力的に映るという気持ちは分かりますし、実際に行ってみたところ、やっぱり魅力的と思うので、そういった物件を資産に持っているということ自体、羨ましい以外の何物でもないといった次第なんですが(^^;

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あとは、思いがけないトラブルが生じた時など、自分が海外に出向かずにどの程度の処理が可能なのか、現地での管理体制をしっかり確認した方が良いですね。

買う時は良い面ばかり見えてしまうんですけども、いざ買ってみたらブーということにならないで欲しいなと思っています。

まぁ、その辺は国外不動産に限らず国内の不動産でもそうですし、結婚などでもそうでしょうし(特に深い意味はないです、ハイ)、不動産に限った事ではないのかもしれません・・・。

 

ちなみに宣伝というワケではないですが、もしも国外に不動産を持ちたいという場合は、いずれも東京に、ハワイ専門の不動産会社の方と、海外20か国以上の不動産を扱っている業者さんをご紹介できるかなと思いますので、お問い合わせ頂ければ幸いです。

合格後に絶対聞いておきたい先輩税理士の話〜開業体験談

昨日、東京青年税理士連盟(青税)の実務研修セミナー「合格後に絶対聞いておきたい先輩税理士の話」において、開業体験談の依頼を承り、話してまいりました。

自分もまだ開業したての身で「先輩」というほどのものではないのですが・・・(^^;

「面白かった」というコメントが多かったようで、タメになるかどうかは別として、面白い事をしたい、というのが自分の目指すところなので嬉しい限りでございます。

 

玉婆に与えられた時間は15分間。

スピーチでは1分300文字が標準とすると、約4,500字(原稿用紙11枚分)

玉婆はあまり原稿とか用意せずに、思いついたことをアドリブでしゃべってしまうんですけども・・・

(音楽に例えるなら、クラシックというよりJAZZといった感じ)

さすがに15分となると、効率よく話さないと要点ボケるなーと思ったので、ある程度骨子をまとめてから出かけることといたしました。(しかも最初10分と聞いてたし⁈)

しかしながら、かなり時間オーバーしてしまいまして…

後の人が話す時間へかなり押してしまい、反省の嵐ピュー。 

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それにしても、いつも話しに夢中になると口を尖らせて喋るクセがあり、何とかならないものかなぁーと…

以下に、カットした部分も含め、お話した内容の骨子をアップします。 

1.プロフィールについて(時間足りないためホワイトボードに書いて端折る)

日芸→メガネ販売員→メガネメーカー→IT業界→会計事務所ということで、語ると長くなるし、すでにご存じの方もいると思うので、細かいところはカット。

 すなわち、以下の通り。

一般企業に8年、会計事務所勤務12年。

一般企業時代に、簿記1級、簿記論、財務諸表論、法人税法に合格。

法人税合格と同時期に会社が経営悪化し解雇されたので会計事務所に転職。

20人規模、120人規模の税理士法人で通算12年勤務し、平成28年11月に千代田区神保町にて「山口玉美税理士事務所・Tama Tax Tokyo」として独立開業いたしました。

 2.独立開業した理由

税理士受験生なら、誰しも独立開業を夢見るものだとは思います。

自分も例外なくその一人でした。

しかし、実際に会計事務所に勤めてみて、独立開業が決して甘くないことを思い知りました。自分にはもっともっと修行が必要と思いました。

また、転職で複数の業界を渡り歩いてきましたが、イヤだから辞めたということは一度もなく、キャリアアップで自然と転職の話が舞い込んできたり声がかかったりといった状況でしたので、独立開業についても、もし自分が開業すべき人間であれば、いつか期が熟した時自然とその時がやって来るものと思っていました。

今回も、正直なところ、待ち望んでした独立ではなく、いろんな事が重なって「あぁ独立すべき時が来たのかな?」と思った次第です。

その、いろんな事とは以下の通りです。

・夫が実家にある社長イスを家族から邪魔と言われて、自宅に運んできた。

・父が定年退職し、ずっと家でテレビを見ていて一日200歩ぐらいしか動いていないため、これはすぐ寝たきりになってボケてしまうと思った。

 父に仕事を提供する必要があると思った。(で、スタッフとして雇うことになった)

・勤務先での仕事が増えてきて、それは楽しいから別にいいけど、終電が何度か続いて、自分の体力の限界を感じた。このまま年を取ってから独立したのでは、開業準備や一人で乗り越えなければならない壁に遭遇した時にムリなので、体力が完全に衰える前に独立しなければアカンと思った。

・それと同時に、忙しくなってきて、自分自身が納得のいく仕事ができていないのを感じた。優先度はどうしても顧問料が高い方が先になってしまうが、そうでない顧問先で急ぎの案件があったが、VIPの顧問先を優先せざるを得ず、そうでない顧問先に対し、非常に不本意な結果を招いてしまった。

すべての顧問先に納得のいくサービスを提供するには、件数が多すぎる。

私は妥協できないタイプだし、顧問先に本当に納得して欲しいと思っている。

また、常に相手が求めている時すぐに応じてあげたいと思う。そのためには、月次顧問の件数を絞って、単価が高くても納得頂けるような顧問先の方を中心に、濃いサービスを提供したいと思った。

また、おこがましいけども、山口玉美でなくてもできる仕事はしたくないと思った。

誰でもできる仕事なら、安い方がいいに決まっている。自分自身も法外な値段設定をするつもりはないけども、山口が顧問で良かったなと心から思ってほしいし、そう思ってもらえるような仕事がしたいと思った。

しかし、特に大手事務所にいると、人間としての魅力というよりは、事務所全体として画一的なサービスを滞りなく提供できることに重要性が置かれる。

結論として、私はやはり独立すべき人間なんだと思った。

・そんなことを考え始めた矢先、顧問先が外国法人を設立することになり、それがきっかけで海外が絡む仕事の話を頂いた。

今の事務所にいたら多分、事務所の体制的にも、自分の仕事量からしても、携わることはできないので、この仕事がしたかったら独立するしかないと思った。

・顧問先から「独立しないの?」とボチボチ言われるようになった。 

3.独立して良かったこと

上記2と重なりますがご了承ください。

・やりたい仕事ができていること。

収入はまだ全然少ないが、勤務時代にはできなかった、新しい仕事を頂いている。毎日が本当にやりがいのある日々を過ごしている。

その大きな一つとして、仕事で海外に行けたこと。

開業してすぐハワイに出張し、現地のUS.CPAやハワイの銀行2社と打ち合わせを行った。世界の中の自分を感じることができ、今まで仕事してきた中でもっともワクワクした経験となった。

この2月には外国法人2社の決算処理に取り組んでいるところである。

英語は大してできないが、ハワイの方はみな日本語が話せたので今回は何とかOKだった。しかし、これからやはり必要と感じている。

・父と一緒に仕事できていること。

通勤だけでも運動になっているようだが、事務所が皇居の近くなので早朝ランニングをエンジョイしているようである。68歳なのでまだまだ働けると思うし、父もやりがいを感じてくれていると思う。何より今までは年に数回だったのが、このところ毎日家族コミュニケーションが取れており、お互いに安心できる。

・自分の判断、オリジナリティを駆使できること。

ロゴマークを考えたり(商標出願中)、封筒や名刺のデザイン、事務所の備品や小物を自分で選んだり作成している。パソコンは最高のスペックで夫が自作したものとなっている。

また、ブログに仕事の話を書くのも自分の判断でできる。(守秘義務はあるが)

・好きな場所に事務所を借りれたこと

家で開業すると怠けてしまうと思うので、初めから事務所を構えるつもりだった。

どこに行くにも誰が来るにも便利な場所で、以前より通勤時間も減り、本当に良かったと思う。

音声入力ができ、好きな音楽をオーディオで聴ける。

・経営者としての感覚でモノを考えられること。

自分はサラリーマン税理士だったので、経営者としての感覚は正直今までなかったと思う。

コストダウンすべきところは工夫し、所々経営上の判断が必要になるが、自分で体感してみるとやっぱり違うと思った。

・ 経費で落とせること

この辺はまぁ多く語らずで・・・。

・自分の人脈が活かされていること

開業前に出会った人、開業後に出会った人といるが、良い人・スゴイなぁ~って人たちとめぐり合えて、本当に恵まれていると改めて感じた。

自分一人では限界があれど、他専門家の方や他業種の方とコラボして、勤務時代にはできなかった、より良いサービス・新しいサービスへの可能性が広がりつつある。 

4.独立して困ったこと、後悔したこと

・安定収入がないこと

有給とか関係ない。自分が仕事しなければ収入はない。健康を害したら一巻の終わりである。

仕事が常にあるとは限らない。

(今のところ、おかげ様で仕事がないという苦労はないのですが)

・開業費がかかったこと

(詳細は省略いたします。)

・分からない時にすぐに聞けないこと

自分で調べるクセはついているものの、書物やインターネットにない素朴な質問や、実務上こうする、っていうのが、すぐには聞けない環境である。

なので、独立を考えている人は、青税でもなんでも外部で気軽に聞ける仲間を作ってから独立した方がいいと思う。

判断はすべて自分に責任がある。(←独立している人から見たら、当たり前なんですが)

・一から自分で用意しなくちゃいけないこと

前事務所のものは持ち出せないので、特にひな形が手に入らないものは自分で作る必要がある。

(しかし、税務調査立ち会い記録簿など、青税で書式の用意があり、あぁー青税会員で良かったと思った) 

5.合格後に勉強すべきこと(時間ない為カット)

・受験科目以外の税法科目

税理士試験では税法3科目の合格で上がってしまいますが、実務では合格科目ばかりを聞かれるワケではありません。

例えば、法人⇔個人の不動産取引ひとつにしても、法人税、消費税、所得税相続税、固定資産税etc.複数の税法科目が入り乱れます。

個別の税法だけでなく、横断的な判断力を養う必要があります。

国税通則法税理士法

税理士試験になぜかないのですが、特に税務調査立ち会いにおいて国税通則法を知らなければ税務調査官とやり合うことなどできません。

・租税法、税法学、行政法憲法民法など

青税でこれから学ぶ機会があると思いますが、税法の基本原理・解釈のしかたを知らずして一つ一つの取引を暗記的に処理していたのでは、今までにないことが起きた時や税務調査の時に望ましい対応ができないと思います。

憲法は税法よりも上位にある法律ですし、民法相続税を勉強された方はご存じと思いますが、税法だけでは解決できない問題がたくさんあります。

自分がどこまで立ち入るべきなのか、弁護士に相談すべきことなのか、切り分けるためでもありまた、仮に外部の専門家の力を借りるにしても、納税者にとってお金の一番近い部分を握っている税理士が絶対的に頼られる存在でなければならないと思いますので、外部の専門家の判断を分かりやすく伝える、また納税者の思いを外部の専門家に伝える重要な役割を担っているので、そのためにも基礎知識は必要だと思っています。

判例

青税で判例研究会があります。

最近、最高裁の判決で民法・税法の取扱いが変わったりするケースもありましたので、判例は重要です。また、通達にもないような事は判例を必ず調べることになります。

・経営に関する知識

中小企業診断士を取る方もいらっしゃいます。自分は持っていないですが・・・

・不動産、保険に関する知識

自分は代理店にならず、その道のプロと提携する形をとっていますが、上手いだけの話から顧問先を守るためにも基礎知識は必要と思っています。

・顧問先となる業界の知識

自分は前事務所では医療部にいたので、他の部署の人が読まないような「日経ヘルスケア」「東京保険医新聞」なども愛読していました。

また、農業の顧問先を持った関係で、農業経営アドバイザーの資格を取ってしまったので、農業に関する研修も参加したりしています。

・自分の場合は、海外の仕事のために、英文会計を勉強しなくてはいけない状況にあります。(これからする予定)

6.開業税理士にとって必要だと思うこと(知識以外に)

・人脈

自分にいくら知識があっても、税理士一人でできることは限られています。

大人同士ですしビジネスですので、Win-Winな関係でなければ協力などしてくれるワケがないと思っています。他に任せた方がいい場合など、自分のロスを最小限に抑えるためにも人脈は重要です。

特に開業を考えている人は「六青会」の行事などに参加して、弁護士・司法書士・社労士など連携できる人を作っておいて損はありません。

・体力、精神力

自分しかいないので、病気になっても仕事は完成させなくてはいけないし、ちょっとやそっとの事でくじけている暇もありません。

お客様の悩みを聞くのが商売なのに、自分が悩んでいるような人に相談したいとは思わないと思うので、体・心ともに健康であって、どんな悩みを聞いてもデーンと構えていられる自分でなければならないと常々感じています。

・潔さ、判断力

同じく、税理士一人でできることは限られていますので、できないことは他に頭を下げてお願いする、諦めるなどのとっさの判断が必要かと思います。

・交渉力

税務調査しかり、新規顧客開拓しかり、様々な面で交渉力が問われるなと実感しています。

・ある程度の開業資金

お金的に体力がないと、単価の安すぎる仕事、やりたくない仕事も引き受けざるを得なくなります。

せっかく開業したのだから、自分がやりたい仕事を選ぶ為にも、軌道に乗るまでの期間持ちこたえられるだけの資金は必要かと思います。

・情報収集力

開業に限らないですが、これだけ情報が溢れすぎている中で全部の情報を自分のメモリにインプットはできません。

また、税理士は時間が命ですので、必要な情報、有用な情報をいかに短時間で集められるかというのは仕事を大きく左右すると思います。

必要な書籍はケチらず買う、専門分野に詳しい人に質問できる状況にもっていく(これも人脈ですが)など、情報の収集方法を確立しておくとよろしいかと思います。

・IT

今パソコンが使えないと生きていけないことは承知の上と思いますが、開業するとPC設定一つから自分でやらなくちゃいけないので、すごく不安でした。

・前向きな思考

開業したばかりでなんですが、開業すると勤務時代にはない苦労がたくさんあると思います。

それでも、苦労して自分で得たものは大きな糧になると思いますし、苦労を避けたい人は開業すべきではないと思います。

税理士試験を乗り越えてきた以上、試練に対する耐久力は人並み以上にはあるはずです。

7.結局のところ、独立して良かったか?

決して良いことばかりではなく、上記4の様なこともあるが、それは独立したものの使命として当たり前に思っていたので、自分自身はまったく後悔していないです。

 

独立するまでには時間がかかりましたが、せっかく大変な思いをして資格を取ったのだから、一度は独立してもいいかなと自分は思いました。

実際に独立してみて、収入に関わらず、想像以上に独立して良かったと思っています!

また、独立してみて青税のありがたさを今まで以上に感じました。

青税に入って本当に良かった!(←ココもっとも重要)

 

~ご清聴ありがとうございました。~

(ペコリ)

以上で5,000文字超えてますね。

明らかに時間足りないワケです(-.-;

新合格者の方に対して開業の夢の実現に向けて、後押しになってくれれば嬉しいなぁ~と思っております。

ふじ芳(浅草橋/小料理)・御菓子処さゝま(和菓子)

 先日、前事務所の女子会に参加してきました。

人数が多い事務所なので、派閥?というか「○○会」みたいなものが暗黙の了解的に存在するようですね。

この会、30代後半~40代女子(女子という年頃なのか不明)で構成されており「・・会」と呼ばれているようでございます。

 

会場は浅草橋の「ふじ芳」

・・さん行きつけのお店でして、この会では定番となっています。

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浅草橋駅秋葉原よりの出口から徒歩1分ほどの場所にあります。

当事務所からですと、神保町→都営新宿線馬喰横山→東日本橋(駅構内連絡)から都営浅草線で浅草橋。

または、神保町→岩本町→徒歩で秋葉原JR総武線で浅草橋、といずれも20分足らず。

寒くなければ馬喰横山から歩いても行けそうな感じです。

 

お店はお世辞にも小ぎれいとは言い難いですが、昔ながらの小料理屋という感じですね。

食べログ評価が高い(今見たら3.6でした)のも手伝ってか、若い人もかなり沢山来ているようでした。

名物「うずら鍋」を堪能したほか、海老しんじょう、烏賊のわた和え、せいろ飯など、THE・和食といったラインナップで、酒飲みにはたまりませんな~といった感じでございました。

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玉婆以外はお酒をそんなに飲まなかったこともあり、1人5,000以内で納まり、良心的なお店だなーと思いました。

shikinoaji-fujiyoshi.jp

 

久々皆に会うので、神保町ならではのものを手土産に持っていこうかなと。

和菓子屋さんも数少ないんですが、三省堂書店ABCマートの近くにある「さゝま」

食べログ評価3.68・TOP5000入り。

(めし、ではないんですが、スイーツでカテゴリー設ける程にはならないと思うので、「神保町めし」のカテゴリーにて失礼いたします)

ここは以前、東京堂ビルのテナントだった、株式投資ソフト会社に勤務してた時代から利用しています。

東京堂ビルが新しくできたばかりでオフィス入居したんですが、東京堂の方がご挨拶に持ってきて下さったのが、ここの「松葉最中」

 

この最中が、最中好きの玉婆が認める、数少ない最中のうちの1つなんですね~。

事務所に和風のお皿がなかったので、体裁がすこぶるよろしくないですがスミマセン。

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 1個ずつは小さいので、好きな人は2,3個食べられちゃいますね~。

餡子が良質でみずみずしいんですね。ベタベタせずすっきりした後味。

スタッフも初めて食べて「これは美味しいなぁ」と感激しておりました。

材料はいたってシンプル。賞味期限は5日程と短いですが、保存料などが入っていないようなのでしょうがないですね。

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個別包装されていないのが難点です(;;)

が、お店の人にお願いしたところ、3つで1袋ずつに包装して下さいました。

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領収証が風情を感じさせますね~。

「レシートでいいです」と言ったところ「うちはコレしかないんです」といった感じで、こだわっている様です。

難しい漢数字、自分がOL経理担当だった時代(いつの時代だよって感じ)は小切手に手書きで書いたものですが、チェックライターが主流となった今では、御祝儀袋や香典ぐらいしか書く機会がないので、たまに書くと緊張してしまうんですが。

2,430円。読むのも一苦労ですね(^^;

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www.sasama.co.jp

最中以外にも季節の和菓子、紅白まんじゅうなども扱っている様なので、またの機会にご紹介させて頂ければと思っております。

相続税3点セット・おもてなし規格認証

この土日、越後湯沢へスキーに行ってまいりました(^^;

新人会(東京税経新人会)のスキーツアーに参加したところ、ゲレンデで青税(東京青年税理士連盟)のメンバーとバッタリ!

両会長が雪山で出揃うというのも、なかなかない光景かと・・・

新人会・青税と両方の会員である玉婆、せっかくなので青税の方々とも一滑りご一緒させて頂きました。

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うちの夫

「玉さん、繁忙期はんぼうき、って言う割には皆スキーに来てるじゃん。

税理士の繁忙期ってどんだけのもんなの?」とスルドイ突っ込み(-。-;

 

いやいや、本当に忙しいのはこれからだよ~ということで、繁忙期に入る前に身を清めてまいった次第でございます。

 

 電子申告の方は万全な体制が整い、いよいよ確定申告に突入しつつあるんですが、確定申告時期だからといって、それだけやればいいというもんでもないのが、これまた税理士のツライ性(さが)でございます。

 

前事務所では資産税専門部がありますので、非常に難解な案件についてはお願いするつもりでいるのですが、相続税は税理士試験で合格した科目ですし、富裕層専門税理士とうたっておりますゆえ、相続のご相談もポチポチ頂いております。

ということで、当事務所でも当然、相続税の申告を承る体制を整えているところです。

 

外部連携についても、相続・遺言を専門とする弁護士さん・司法書士さん等知り合いをご紹介できると思いますので、相続”税”に限らず”相続手続き””争族”も含めてご相談頂ければと思います。

 

先日「相続税3点セット」を作成しました。

(1)相続税申告のための必要書類リスト

 どこの会計事務所でも当然にこの手の書式は用意してあると思いますが、パクるワケにもいかないので、作成いたしました。

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(2)金融機関等への残高証明発行ご依頼について

しかし、本当に必要書類が多いので、いくら口頭で説明しても、なかなか難しいものだと思います。

そこで金融機関や証券会社、保険会社に直接お渡しいただけるシートを作成しました。

相続税申告にあたって、こーゆー数字が載っている書類を発行してね」

と、これさえ渡していただければ、納税者の方から発行機関に説明する必要がないので「助かるわ~」とご好評頂いております。

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(3)相続税ヒアリングシート

相続人の方との打ち合わせ内容については、もちろんメモしているのですが、内容が内容なだけに「言った言わない」というのが特に起きやすいですし、場合によっては高齢の方などもいらっしゃるため、相続人の方にも打ち合わせ内容を後で振り返って頂けるように、ヒアリングシートを作成しました。

 

説明する予定の内容については、事前に打ち込んで印刷。

打ち合わせ時に追加記入して、最後に次回アポの予定と、内容について理解した旨のチェック、自署押印を頂き、コピーをお渡しするようにしています。

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(2)(3)の書類については、スタッフ(税の事が一切分からない。68歳)と話してて、あぁ作った方がいいよなーと思いました。

書式については、いくつかパターンを作ったうえで見てもらい、字の大きさ・配置・文言など、見やすく分かりやすいのを選んでもらいました。

 

先日取得した「おもてなし規格認証」の取り組みの中で、心のバリアフリーという項目がありますが、高齢者だけでなく誰にとっても分かりやすい、というのは当然あるべき姿と思いますので、今後もスタッフの意見を取り入れながら、より良いもの、かつTama Tax Tokyoらしいものを作っていきたいなと思います。

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電子申告(e-Tax)の環境が整いました・其の弐

暦の上では春、今日は節分ですね。

事務所から一番近い神社というと、神田明神になるんでしょうか、誰か有名人来るかな~と思って調べた所、AKBがアキバから神田明神が近いということもあって、過去に豆まきをしたところ人気急上昇したので、神田明神で豆まきしたい芸能人は多いらしいです。

 

しかし午後のアポを入れてしまった玉婆なのでした。顧問先の近くの神社の豆まきも結構盛り上がるかもしれないので時間が合えば見に行ってみようと思います。

 

とはいっても、税理士にとってはこれからが正念場。

確定申告が終わらないと本当の春は来ないということですね(;;)

そんな中、freeeから「確定申告完全ガイド」が自宅に届きました。

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顧問先でfreeeを使ってる方がいらっしゃるので、玉婆も導入した次第ですが、まぁ参考にさせていただきます(^^ゞ 

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スゴイな~と思ったのは、封筒の切り取り線の通りにピリピリ~と破って中身を取り出した後、クリアフォルダーになるということ!

お金かかってますねぇ。玉婆には真似できません・・・(しょぼーん)

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 しかし、お客様に対してキチンとやる時はやるよ、ということで、電子申告の環境が完全に整いました。

電子申告の達人についての使い方はほぼマスターしました。

というか、自分で四苦八苦して調べて習得した後で、ベンダーさんの研修に行ったので正直研修じたいは単なる確認で終わった次第です。

というか、もっと早い時期に研修を開催すべきと思いました(^^;

 

そして、電子申告には税務署の収受印が押されないんですよね。

(達人だと国税庁のタイムスタンプは押されるけど)

なので、電子申告済の印というのをどこの事務所でも作っているんだと思います。

E社で6,000円ほどで事務所名が入るとのことですが・・・

アスクルで自分で作成した結果、5,400円でした。

600円コストダウンできたぞ!っていうのもあるんですけど「大切に保管下さい」という文言をオリジナルで入れられたのと、事務所名のレイアウトがE社より少し自由が利いたので良かったかなと思っています。

(超・自己満足です、ハイ)

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  でもって、自分の確定申告が無事に終わったので、押してみたところ。

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 確定申告書を保存するファイルについては、ここはお金かけなくちゃ~と思ったので、E社で購入しました。

今日到着したので、さっそく自分のを入れてみたのが↓。

前事務所に対抗するつもりはないのですが、あえて言いますと、当事務所のファイルは一段階高級なバージョンとなっています。

違いは、まず色使いが落ち着いた感じ。

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 あと、中のポケットが左右にあるということ。

(前事務所のは昨年までのは1つ、今年は分かりません)f:id:tamabar:20170203124540j:image

玉婆のお客様は結構書類が多い人が多いこともあり、ポケットギリギリよりも少し余裕欲しいなと思いました。

電子申告の添付省略書類を保存する袋(封筒)も、E社で売ってて、それはそんなに高くないのですが、文言を少し変えたかったのと、買うほどじゃないな~と思って。

スタッフ(完全に納税者目線)に意見聞いたところ、確定申告後、まず自分で開けることはあまりないし、封筒じゃなくても差は感じないということでしたので、今年は自分で「保存お願いします」と資料の中身を記載した書式を作って添えることといたしました。

事務所名やロゴも入れられたので、かえって良かったかもしれません。

 

ということで、後は資料を待つだけ。

キチンとしたお客様ばかりなので心配はしていないのですが、eLTaxがパンクしたということもありますので、余裕をもった申告を心がけたいと思います。

なにとぞよろしくお願い申し上げますm(__)m