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伊藤昭一さん写真集「留鳥」・カメラを通じた出逢いと人生

先日、夫の友人でプロフォトグラファーの伊藤昭一さんから、最近出版された写真集「留鳥」が自宅に届きました。あざーすm(__)m

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伊藤さんは、うちの夫がカメラの修理会社に以前勤めていた時の同僚だったのがきっかけで今も親しくさせて頂いているようです。

教訓:ブラック企業=次へのステップと思えば捨てたもんじゃない。

そのカメラ修理会社を2人とも退職、伊藤さんはプロフォトグラファー=芸術家、夫は町工場=技術者、ということで、同じカメラを基点しつつも、それぞれ違う道に進んだ。

教訓:カメラと仕事の関わり方は一つではない。

そして、写真集のお話に戻りますと、裏表紙まで一体の透き通った海に思わず目を惹かれましたね〜。
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この写真集に載っている風景は、すべて山陰の海。

同じ海でも派手なリゾート地と比べてしまえば、正直なところ至って「地味」であることは否めません(^^)

 

しかしながら、広い荒野、鳥一羽しかいない静かな海・・・

写真を見ていて、一言で言うと、心が洗われる。

もっと詳しく言うと、ヨガで瞑想している時のような、心からストレスとかゴチャゴチャしたものがスーッと抜けて行って邪悪なものがないクリアーな心に戻る感じがいたしました。

 

そして、これらの写真は、山陰にお住まいの伊藤さんだからこそ撮れる風景。

「留鳥」に出てくる鳥と、この山陰の海の魅力に取り憑かれた伊藤さんが重なり合わさりました。

 

というのも、伊藤さんは2012年から鳥取は米子に移住されたそうで、地元で写真を趣味とする奥様との出逢いがフォトグラファーとしての人生に大きく影響を与えたということですね〜。

教訓:人生を変えるほどの影響を与える人=自分の人生になくてはならない人。

そして、あとがきにはご家族への感謝の気持ちが綴られており、思わず涙が出てしまいました・・・涙もろいヤシ

 

山陰の海は、人が全くと言っていいほどいなくて、ちょっと寂しさも感じさせるんですけども、ご家族そして山陰への愛が、むしろ穏やかな温かさをもつ海としての山陰を感じさせてくれました。

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地元で個展も開かれるようで、来月7.6~ちょうど海の日の7.15まで開催とのこと。

(8,9は休館)

海の日に山陰地方に行かれるという方がいらっしゃるようでしたら、米子で美味い魚・旨い酒とともに、山陰の海・そして伊藤さんの写真展に訪れて満喫して頂けたら幸いでございます。
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また、英語の翻訳も並んで掲載されていますので、日本に限らず世界の方に山陰の海を知って頂けたらなと思いました。

 

以上、夫の友人の写真家および写真集についてご報告させて頂きました。

Photographer Shoichi Ito, who is my husband's friend, published new photo album "RESIDENT BIRDS."
All the photos present unique and attractive landscape of San-in seaside, minor area of South West in Japan.
Mr. Ito moved to Yonago City, Tottori Prefecture, in 2012.
Near the town, you can see the breathtaking view of Japan Sea.
His photo exhibition will be held from July 6th to Marine Day of July 15th at Yonago city.