Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

日大アメフト勝ち負け・恐怖の駐車場誘導其の参(完)

 日大アメフト事件の方、グダグダになってきておりますねぇ。

「なんで素直に認めないんだろう?」と世の中のほとんどの人が思ってますよね・・・

 

他にもこういったことが日本で起きているような気がしますが。

非を認めるワケにはいかない=認めたら負け

なんでしょうか?←墓場まで持ってく勢い

 

 アメフトに関して言えば「反則してまで勝って嬉しいの?」→それは本当の勝ちじゃないっしょ

って正常な考えの人は思うと思うんですよね~。

 

しかし、記者会見した学生さんは、全日本メンバーに選ばれたのになぜか行かせてもらえなくて(でも監督から理由さえ教えてもらえなかったとか)

彼の中で葛藤があったと思うんですけども、試合に出たい一心から、スポーツマンシップを見失ってしまった。←自分に勝てなかった

 

それと、理不尽な要求にも従わざるを得ないような組織的な状況が間違いなくあった。

しかし結果的にこういったことになってしまって、でも良心は残っていたから罪悪感にさいなまれたんだと思いますねぇ・・・

若気の至りですが、まだやり直せるって思いますので、今後の人生まっすぐ頑張って歩いてほしいなって思っております(;;)

~誰しも必ず人生一直線とは限らないと思うので温かい目で見守ってあげてほしいな、と思う玉婆なのであった。~←自分の過去を振り返りたくないヤシ

 

それに対し、二十歳の若者の人生を奪った指導者側においては、いったいどういう気持ちなんでしょうかねぇ。本当に残念でなりません(-人-)

 

負けず嫌い という言葉がありますが、何を「勝ち」とするか?というのはその人によって異なると思ふ。という記事を以前に書きました。

そして、わが山口家においても、先日の「駐車場誘導事件」の勝ち負けが、とうとう決まりましたとさ~。

結論:完敗

見知らぬおじさんが好意で車を誘導してくれたが、その誘導に従った結果、車にキズがついた。というのが大まかな経緯でした。

 

その後、そのおじさんの勤務先の管理者が、うちの夫あてに挨拶に来たところまでは良かったのですが、後日「当社の業務と誘導とは一切関係ありません」との文書回答が。

 

そりゃねーべ、と思ったので、知り合いの弁護士さんに相談しました。

(こーゆー時、この商売やってて良かったと思ふ)

民法、たしか703条によれば、使用者責任はあるとのこと。

そして、玉婆の方では税務署あての「意見書」のごとく、先方勤務先への抗議文書を作成し、それに弁護士さんが推敲してくださり・・・というところまで準備済み。

 

しかし、ここで弁護士費用どーすっぺ?ということになるワケですねぇ。

修理代の見積もり12万円<弁護士費用

まともに提訴したら相手に責任をいくらか追及することは十分可能(=当方の勝ち)と思われる→しかし、そこまでしてまで勝ち取りたいのか?

 

そのことを相手の会社も十分に見越してるからこそ、どうせ訴えてこないだろう、と勝負に出てるワケですねぇ。にゃろめ~

車の保険は「弁護士特約」かけてたようですが、これも1ヶ月以上経って、今回の事件には適用できない旨の文書回答がありました。

教訓:特約入ってても使えなかったら意味ない。保険は入口かなり広いが出口かなり狭い。

顧問先が保険入るときにも、そのことは口酸っぱく言っておりますねぇ。

また、保険については本当に信頼できる営業マンでないと後々怖いので、保険屋さんをかなり選んでご紹介するようにしております。

 

とまぁ、すったもんだありましたが・・・

玉「どうする?ここら辺でいいかな?」←諦めて負けを認める

夫「あぁ、うん」←これ以上触れてほしくないオーラ満開

 

玉婆にとっては税務調査と似たような感じがしなくもないですが、夫のように戦いに慣れてない一般人にとっては相当疲れたというのもあるでしょうねぇ。

山口家にとっては、今回の事件での「勝ち」をコレ以上追及することは、仮に勝ったとしても時間とお金の消費にしかならない→悔しさは残るが追及しないことが最善、ということでございます。(弁護士さんには感謝~)

 

夫に「修理代、自腹?」と聞いたところ。

「あぁ、自分で目立たないようにある程度直した」とのことでした。

車こすった時、あんなに怒ってたのは一体・・・

 

(恐怖の駐車場誘導 おしまい)