自分のブログのSEOが一段落したところで”ネタが沸かないと書かない主義”とか言いつつ「JALが3億8千万円の振り込め詐欺被害に」というニュース見てたまげてしまった玉婆です(+o+)(マヂですかぁー)
JALにとっては3億8千万円はそれほど大した金額ではないのかもしれないでしょうし、「35億」↓顧問先忘年会の写真いただきます(2組がこのネタかぶる)
がブームとなっていることもあり。
35億と比べると3億8千万円は
♪別に~ by沢尻
といった気持ちになってしまいそうです。。(同じネタ連日スミマセン)
ちなみに、一昔前の世代だと ♪億千万、おーくせんまん byヒロミゴウ
「航空機のリースが止められる可能性があり、確認の前に支払優先してしまった」
とか何とか。
これは、内部事情に詳しい人が絡んでると思ふ・・・
実は、過去に税務調査立ち会った際、似た様なことが発覚したという事件がありました。
(もしかして玉婆のせい?いやいや勘弁しておくんなせぇ~)←昨日に引き続き
経理担当者は、取引先がいっぱいあるし自分で判断できるレベルでもなくて。
上の人のハンコももらったしで、請求書が来たらその通りに払う以外にない、という状況でした。
いずれにしても
・実際のとこ確認が足りてない
・複数チェック体制になっていない=一人に経理を任せている
といった状況が推測できますが、大手だからといって複数チェック体制が充実しているとは限らず、「この人は売掛金」「この人は減価償却」「この人は連結」と、細切れに担当を割り振ったりしているのと、派遣スタッフを使っている企業もあり。
規模の大小に限らず、なかなか全体を複数でチェックし合う体制が充実していないというのが現状ではないでしょうか?
恐怖のノー引き継ぎ
先日、当ブログがまったくSEO対策できてなかった話を夫にしたところ、落ち込んでいる様に見えたのか分からんですが・・・
普段当ブログを全く見たことのない夫が
「玉さんのブログのネタになれば、と思って。今日会社であった話なんだけど」
とか提案してきたんですね~(カワイイやつめ)
うちの夫は、自分ちが戦前からプレスの町工場をやってまして(税法的にいうと同族会社の中小企業)
要約すると、もう辞めてしまった古い職人さんが作った金型をずっと使ってきた
→それが本来の規格から少し(といっても1.8ミリとか)ズレていたんだそうです。
→その「ズレ」が実はものすごい良い塩梅だったそうですが、良いものが出来上がるので、ズレていることにさえ気づかないまま最近までやってきた。
→しかし、いよいよその金型がダメになり「ズレてます」とかいう申し送りも残されていなくて、夫が機械に合わせて一から再現した、と。
→ところが(この俺様がと言わんばかり)完璧に規格通り再現したハズのに、どうも前の方が良い感じだ、おかしい・・・
→そして昨日、そのズレに気づいて調整を加えて
「何も引き継ぎがない中で気づけた俺って、やっぱスゴイじゃーんって一瞬思ったけど、そこで終わったら俺はおしまいだ、と逆に気付かされたんだよね。そこに気づけた俺って」
云々・・・(感無量)
そして、↓がその時夫が力説しながら書いた図。
夫が一生懸命なのでふむふむ、と言いつつ話を聞いていたものの、途中の段階で
「それってマニュアルがない事がマズイという話であって、気付くとか気付かないとか以前の問題じゃね?」
「図がR指定っぽくね?」
というのが頭を駆け巡ってしまい、感動的なお話として聞き取れなかったのですが・・・
家事をロクにやらない嫁にもかかわらずブログネタ提供してくれるとても良いヤツなんですようちの夫は、というネタとして掲載させていただきました(^^;
ここ最近、経理、営業、会計事務所etc.ノー引き継ぎによるトラブルのご相談がたまたま相次いでおります。←ココが本題のつもりでした
会計事務所については、まだ何とかなります。
玉婆自身は「書類さえあれば引き継ぎなんていらないハズ」という主義でやってきました。
前事務所にいた時も開業した今もそうですが、開業してからは、すべて新規のお客様なワケですね。
前の税理士に不満を持ってこちらに来て下さったお客様については特に、前の会計事務所に聞くことなど到底できやしないワケでして(-.-)
書類を手掛かりに、時には税理士の権限を使って税務署等に問い合わせすれば何とかなりますね~。
しかし、組織内においては引き継ぎが非常に重要だと思います。
夫一族のようなしがない中小企業でさえ、1.8mmの設計ミスで会社が吹っ飛んでしまいかねない状況でしたので。
規模に限らず、いつ誰が辞めても会社は同じ様に周り続けなければならないワケで、企画など一部のクリエイティブな部署を除いては、どんなに仕事できる人が辞めたとしても
♪別に~ by沢尻
という体制を整えてないとマズイ!ということでございます。
ちなみに玉婆自身は、辞める時、事務所規程の引き継ぎ書に記載したほかに、顧問先ごとに独自の申し送り一覧を作り、引き継ぎはキチンとして辞めました。
それが ♪私の~プライド~ by今井
(不足してたらスミマセン)
飛ぶ鳥跡を濁さずというのもありますし、狭い税理士業界ですからお付き合いも続きますね。
しかしながら、よく辞めていく人がデータを消してしまったり、辞めずとも仕事を自分で抱え込む方がいらっしゃると思います。
自分の存在価値を分かって!ということなのかと思いますが、それは逆効果であると玉婆は申し上げたい次第なんですね~。
むしろ「あの人引き継ぎ完璧だったよね~惜しい人だったね」と辞めた後になっても言われる方が余程気持ちが良いと思います。
また、引き継ぎもキチンとできるような人ほど、その後ステップアップしていけるのではないかと。
ブラックとか給料低い、残業多いってのも気持ちが痛いほど分かりますが、社員が急に辞められた時の経営者の方がもっと痛いです。(中小なら特に)
お互いを思いやれるような職場だったら、辞めたり辞められたりということも少ないのか分かりませんが、単に不満ということだけでなくて家庭の事情などもあるので、辞めるのは致し方ないことでございます。
(しかし、不満で辞める人に限って、引きとめて欲しがったりする・・・)
いずれにしても
・経営者は、いつ辞められても良いような体制作り
・社員は、いつ辞めてもいい様に申し送り残しておく(辞める時になってマニュアル作れって言われて大変、とか言う人多いですが、その都度記録しておけばよいと思ふ)
ということで、またもや本業を忘れそうになりつつ、顧問先行ってきまーす!