ハワイ、九州と旅のご報告が終わったところで、H30年税制改正大綱がもうすぐ発表ですね。
H29年税制改正大綱は配偶者控除の他に、海外現地法人にも関わっている玉婆はタックスヘイブン税制の影響が頭痛いところでありますが・・・
今回は給与所得控除縮小(年収850万円超)が発表前からすでに大ブーイングとなっておりますねぇ。
年収850万円というと、ちょうど働き盛りの方たちに影響が大きいということもあるし、給与所得控除に制限を加えるべき程のスゴイ富裕層でもないのに、といった気持ちになりますよね~。
先日、ITフリーランスセミナーにて、税制的にはフリーランス後押ししている傾向とも見受ける、と述べたのですが。
サラリーマンが世の中の大多数を占めており日本企業を支えているのも事実ですので、日本国民全員が自営業者になることはないワケですね。
サラリーマンと自営業者の両方を経験した玉婆ですので、両者の気持ちが分かります。
しかしながら、ここで「税法はこうあるべきだ」とか、一税理士としての見解をツラツラ書いた場合、炎上する可能性があるため、小心者の玉婆は肝心なところには触れないでおこうと思います(ズルすぎる~)
というか、人それぞれの立場があるので、日本全国全ての人にとって優れた税制・公平感のある税制というのは正直ムリと思います。
税理士同士の中だけでも人それぞれの意見がありますので、どれが正しいというのは一つの結論には落ち着かない運命SADAMEなのでしょう。
なので、どういう税制が正しい!とココで訴えるつもりは玉婆はないのですね。
もっとも東京青税(東京青年税理士連盟)の方で、今回税制調査部長を務めておりますので、大綱が出しだい至急「税制改正大綱に対する意見書」の提出に向けて動かなければなりません(-人-)
誰にとっても良い税制は、税金負担が少ないということでしょうけども、それでは日本の財政が成り立たない。
しかしながら
・税金の使い道が不可解だったり、増税増税ばかりで自分への見返りが何ら変わらない(どころか行政サービスがむしろ落ちている)
・税制が政治に都合が良い方向にばかり行っており、本来の税金のあるべき姿や憲法がなかば無視されている→もはや国民主権とは言い難い状況
(選挙前にこの内容を公示していたなら、同じ位の票取れるか?)
といったことが納得のいかなさを高めている原因になっていることは間違いないと思います。
税理士試験結果発表
税制改正大綱の発表とちょうど同時期に税理士試験結果発表ということで、受験生の方で当ブログ見に来て下さる方もいらっしゃると思うので、今年のコメント書きたいと思います。
まずは、官報に載っていた方は合格おめでとうございます!!\(^o^)/
受験生活お疲れ玉でした。
ちょうど10年前に官報見て泣いたワケですが。
(今でも思い出すだけで涙が出てしまったりする)
税理士になって、税金と一番関わっている仕事を選んだこと。
自分が儲かる・儲からないということだけではなく、すごくやりがいを感じていて、この仕事と出会えた自分は幸せと思っています。
勤務税理士の時は、登録しない方がラクだったかな~とか損した気分になったこともありましたけども、開業してみて、さらに登録して良かったな~と思っています。
玉婆自身は、登録してから開業まで8年間、勤務税理士だったので遅咲きな方ですが。
税理士資格がなくても税務やってるよ、という方もいらっしゃるでしょうけども、実際に税理士登録するとしないでは、全然立場が違いますねぇ。
玉婆は受験生の頃は、税制改正やだな~覚えるの、と思ってました。
しかし、税制改正をただ受け入れるだけではなく、税制改正(&税理士制度)に対して”税を知る者としての立場から”あるべき税制向けて意見する、などの活動をすることによって、はじめて税理士としての立場が活きて来るものと実感しましたね~。
税理士会は強制加入ですので、これは特にコメントなし。
男性は野球部に入る方が多いですね。
玉婆が所属している青税・税経新人会、玉婆は所属していないけども女税(女性税理士連盟。男税は今の所なし)などの任意団体は、税理士会よりも上下関係がフラットで仲間作りしたい方や、会独自の研修を受けたい方などが入るような感じです。
独断と偏見によりますと・・・
<青税>※東京青税の場合
研修が500円で受けられるのが魅力。
開業税理士で試験合格者が多いので、受験の苦労を分かち合える。
税理士制度・税制改正要望書、東京税理士会幹部との懇談会など、意見を述べるチャンスが多い。
1年ごとに役員の交代がある。
会費は月2000円だけど登録前は割引がある。今改訂している最中なので詳しくはいえない。
屋形船やBBQなどのレクリエーションは春・夏。
LMD(軽音・吹奏楽&ダンス)、麻雀、ゴルフなどの同好会あり。
<税経新人会>※東京税経新人会の場合
国税OB会員がいて、税務調査や滞納などの専門だった元職員の研修が受けられるのが魅力。
院卒がけっこう多い(青税は院卒も入れるけど試験合格者が多い。国税OBは×)
「税経新報」が毎月送られてきて、この論文がスゴイ。
2年ごとに役員の交代がある。
会費は月3000円。税経新報を読みたいだけなら月900円ぐらいだったか?
ハイキングやBBQなどのレクリエーションは春・夏。
スキー部、旅行部があり、2月連休に野沢温泉ツアー。
<女税>
入会してないので詳しくは分からないが、研修で有名な人気講師を呼んでいるため、青税会員や新人会でも兼用して入っている方も多い。
女性のみが入れる。配偶者控除の廃止を唱えている(今はどうか不明)
懇親会のお食事がリッチらしい。
最後に手をつないで♪今日の日は~さようなら~♪を歌うらしい(今はどうか不明)
ちなみに東京青税の「合格者祝賀会」が1/13(土)16時~東京税理士会館で行われます。
無料で飲み食いができるほか、税理士登録の無料相談にベテランの税理士先生が2名いらっしゃる予定。
(昨年はけっこう相談している人がいました)
玉婆も当日スタンバっておりますので、官報合格した方はぜひ足を運んでみてください。
名刺をお持ち頂くと良いですね~。
受験生だけでなく、先輩税理士がたくさんいるので、思いのほか沢山の名刺をもらうことになり、誰が誰だか分からなくなります(^^;
顔写真付きの名刺とかですと、名前を覚えてもらいやすいかなと思います。
仲間でメールやり取りすることになったりするので、勤務すなわちボスや周りの人にメールのやり取りを見られたら困るという方はご自身のアドレスをしたためた名刺を手作りして頂くのも良いかもしれません。
周りに一緒に行く人がいないので一人だと寂しかったり浮いたりしちゃわないかな・・・
と人見知りな玉婆も不安を抱きつつ祝賀会に参加した次第ですので、一人で不安だから気になるけど行くのためらっているという方!
絶対に来てください!(強制)←結局強く勧めてるヤツ
いずれにしても税理士資格を得た方には、心からおめでとうございます!と言いたいです。
科目合格の方もおめでとうございます、ですが道のりはまだ長いと思いますので引き続き頑張って下さい!