Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

関与先名簿及び従業員名簿の提出のお願い

先週、土曜出勤をしたと記事に書きました。

ちなみに「休日出勤」ではないんですね~。

開業した以上仕事とプライベートの境はないと思ってます。

 

雇われている立場と自分一人(スタッフいますが)で稼いでいかなくちゃいけないってのは、こんなにも違うもんなんだなぁ~としみじみ噛みしめております。

 

正直なところ、勤務時代は仕事時間=拘束されている時間でしたので、いかに決められたことを時間内でやり遂げるか、というのが優先でした。

 

今も業務効率化を常に考えているつもりですけども、早目に仕事を終わらせるのは、遊ぶためというよりは、自己研鑽やクリエイティブな時間に充てたいため、といった感じですね。

また、開業してからは、お客様から土日にメールやTELを頂いても「時間外なのに」とか思うことがなくなりました。

お客様にとって相談したい時が営業時間ですし、なるべく早目に安心して欲しいな~と思っています。

いくら自分が仕事してます、って言ったって顧問先が満足しなければ、それは仕事したことにならないということ。

せっかく顧問料をお支払い頂くので、生きたお金・有意義なお金と思って気持ちよく払って頂きたいんですね~。

遊びながらも常に仕事のこと考えてますし、仕事じたいが趣味というか好きでやってることなのでツライとか思わなくなりました。

 

とそこまでは良かったんですが、さすがに「助さん格さん、それはないでしょう」と思ってしまったのが・・・・

 

先の土曜日、パパミラノで食事を済ませて事務所に到着。

郵便ポストはスタッフがチェックしてくれるのでいいかな~と思いつつ、何か届いてたりするかな~とポスト開けたところ、ガサっと書類入っとります(-.-;

 

引き上げて部屋で開封したところ、神田税務署からの封筒が。

確定申告のお知らせがまだ来ていないので(他の顧問先はボチボチ来てる)、電子申請したとはいえ初年度だし書面で来たのかな~などと思ってました。

 

すると・・・確定申告に関することではなく、何やら「おたずね」っぽい書類。

私は何も悪いことはしてないので「かかって来なさい」(by100万人のクイズ王、ネタ古すぎる~)って感じなんですが。

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「関与先名簿及び従業員名簿の提出のお願い」

H29.3.31までに提出してちょーだいね、ってことのようです。

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いくらなんでも、確定申告のこのクソ忙しい時に。と思ってしまったワケですね。

 

 達人の「届出書・申請書」のソフトに顧問先名簿と従業員名簿の書式が入ってたので、、業務処理簿のような感じでまぁー記録しなくちゃいけないんだろうな、って思ってはいたんですが。

 

友達に「これって皆提出するの?」と聞いたところ

「毎年提出してるよ、エクセルあげようか?」と言ってくれて。本当に持つべきものは友ですねぇ。

しかし「達人に入ってるので大丈夫」と親切心をアダで返してしまう玉婆なのでした。。(ゴメーン!)

 

税理士法違反とならないために、という文面が入ってるんですけど、きちんとやっている立場からすると、ホント腹立たしい思いになってしまうワケでございます。

 

しかし税理士法を正しく理解していないと、自分では悪いことしたつもりないのに税理士法違反、ということにもなりかねないので、注意は常に必要ですね。

神田支部では昨年1名の懲戒処分が出てしまったそうです。

名義貸し以外にも、宣伝する内容などにも細かい通達があるのですが、宣伝内容については弁護士さんと以前に話題になったところ、税理士の方が若干厳しい規定のようです。

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  何の為に事務所に来たんだか分からなくなってしまったんですが、とにかくこれは提出しなくてはいけない書類であることには変わらないので、今書いてしまえーと。

紙が数枚入っていましたが、今の時代手書きする人の割合ってどのぐらいなんでしょうね・・・。

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玉婆はまだ顧問先が少ないので、枚数も少しで済みましたし、従業員名簿も1枚で済みました。

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所属税理士については「該当なし」で提出するようにと書いてありましたが、実際所属税理士の時、自分で書いた記憶が一切ないので、前事務所では総務の人がやってくれたのかもしれません。

(今更ながら感謝)

しかし、前事務所の顧問先は1000以上ありましたので、どのように提出していたのかは非常に気になるところです(^^;

 

もちろん、今回同封されてきた封筒には入らないでしょうからね~(-.-;

ちなみに玉婆は入りました(^^;

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それこそ電子申告ってアレだけ言ってるんだから、電子で送信できないのかね~って達人ソフト見てみましたが、電子送信はできなかったです。

 

しかし、この名簿見て何を判断するんでしょうね~。

税理士1人に対して顧問先が多すぎるという場合は、全ての顧問先の申告書を自分自身が作っているワケじゃないだろう、ということは予測できますけども、実際に職員が申告書作っている(ハンコは押していないので、作成補助ということでしょうけども)事務所はあるワケですよね。

この辺は業界の体質というものもあり、玉婆がとやかく言うべきことではなさそうですが(^^;

 

それで実際に、税務と会計を区分して請求書発行しなければならなくなった事務所もあるとは聞いています。

 

まぁとにかく正しいことをしていれば何ら問題はないのですが、お願い・ご協力というばかりな気がいたしました。

よりよい税務行政のために何をしなくちゃいけないのか、形式だけに終わって欲しくないなーと思う今日この頃です。