Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

扶養控除申告書・オリジナル年末調整書類ファイル

年末調整は飽きるほどやってきましたが、開業して初めての年末調整となると、アタフタするものですね~。

自分で処理するところは、すべて1月年調(というか、どっちでもいいよ~とお任せ頂いている)ということもあり、ゆっくりとした出足でしたが、だいぶ追い上げてまいりました。

まず、年調ソフトが前々事務所(魔法陣・PCA給与)、前事務所(給与応援)で今回は「年調・法定調書の達人」をほぼ初めて使いました。

 

どのソフトも年調の根底的な所は変わらないので、マニュアル等なくても、いじっているうちにどうにかなるもんですが。

それぞれのソフトの長所・短所を垣間見て「なるほどねぇ・・・」なんてしみじみ思ってしまった次第でございます。

 

そして、マイナンバーの問題が。

マイナンバーについては、マイナンバー違憲訴訟に前事務所の税理士も数名かかわっており、今後の動向が気になるところであります。

そして「扶養控除等申告書」にマイナンバーを記入するかどうかが、ものすごい分かれ道となっております。

前事務所では、マイナンバー反対派で完全に「扶養控除等申告書にはマイナンバー書かないでください」方式。

マイナンバー推進派の会計事務所は、当然記入してもらう方式になるんだと思います。

で、実務上多いと思われるのは、マイナンバーを別途収集し、扶養控除等申告書には「提供済の個人番号に相違ない旨」を記載して、マイナンバーを書かない方式。

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国税庁FAQより抜粋

平成29年1月1日以後に支払を受けるべき給与等に係る扶養控除等申告書については、給与支払者が従業員等のマイナンバー(個人番号)等を記載した一定の帳簿を備えている場合には、その帳簿に記載されている方のマイナンバー(個人番号)の記載を要しないものとされました。

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玉婆は、この「相違ない旨」を記載してマイナンバー書かない方式、を採用しようと思っておりました。

 

そうして処理を進めたところ「年末調整書類を綴じるファイルどうしようかな~?」ということになりまして。

神田のエッサム本社(会計事務所で必要なファイルや書式が売っている、通称”会計事務所のデパート”)に出向くことに。

www.essam.co.jp

エッサムまでは、事務所から徒歩15分ぐらい。

電車だと御茶ノ水~神田、もしくは神保町~小川町(?)ですが、駅からの距離等考えると、歩いた方が早いよね~といった感じ。

 

エッサム行く前に、神保町のすずらん通りに画用紙の専門店があったなーと思ったので、そちらに立ち寄ってから行くことにしました。

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ミューズ神田支店トップページ

「(年調書類を綴じる表紙になる)厚紙を探してるんですけど・・・」とお店の人に聞いてみた所、色見本を出して、レーザープリンタなら印刷大丈夫です、と丁寧に説明してくださいました。

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この値段だったら失敗してもまいっか、ということで、自分でテスト的に年調書類の表紙を作ってみようと思い、15枚入り442円の厚め画用紙を購入しました。

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その後エッサムに到着。

立派なファイルがたくさんありましたね~。

年調用のファイルももちろんあったのですが、10冊単位だし(3件しか年調ないので単純に消化するのに3年かかる計算)、ファイルになっているので幅が決まっていて。

会社ごとに人数がまちまちなので、表紙だけあって紐で綴じるスタイルでいいんですけどね~といった感じで、とりあえず年調用ファイルの購入はキャンセルしました。

(↓は、頂いたカレンダーに付属のシール。THE・会計事務所って感じ)

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代わりに「個人番号は給与支払者に提供済の番号に相違ない」のハンコを購入いたしました。

購入したのは自分でスタンプ台で押すタイプ。

それにしても、文字が長い、長すぎる・・・・

印 の箇所は、従業員と会社の印を押す事をお勧めする、という事が説明書に書いてあり、必ずしも押印要ってワケではないですね。

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浸透印はただいま売り切れで、次回入荷待ちとのこと。

いかにこのハンコを使っている会計事務所(個人番号記入省略)が多いか、ということの証ですよね~(-.-)

PDFに織り込み印刷とかも考えたのですが、玉婆とこは、昨年の情報を従業員お一人ずつ印字して変更箇所だけ訂正いただく方式で印刷するため、ハンコの方が早いですね。

f:id:tamabar:20161208141506j:image ハンコは、エッサムの説明書によると、書類の右上に押すような感じですが、これだと、個人番号欄が空白なため、記入しちゃう人がぜったい顧問先に1人以上はいると思われます。

そのことを想定し、Tama Tax Tokyoでは、「あなたの個人番号」の欄にバーン押して「これで記入できまい、ハッハッハ」といった状態でお渡しするようにいたしました。

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年調書類を綴じる表紙も、レーザープリンタで厚みが気になりつつ、自分流にカスタマイズして印刷し、完成いたしました。さっそく使います(^ ^)

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P.S.このブログ書いた後で、個人番号省略の記述が達人にチェックボタン押すともともと印刷できる機能があることを知りました・・・

ハンコ代なんだったんだろう。。(号泣)