ハワイ会計士さんとの面談
ハワイ出張2日目。いよいよ海外初仕事でございます。
午前中は現地の会計士さん(US.CPA)と面談予定。
ホテルでタクシーに乗る時、先輩がガチでスーツ着てたので「ビジネス?」(かわいそうねぇ~)といった感じで。ハワイでスーツ着てた人は後にも先にも先輩だけでした(^^;
会計事務所はダウンタウンにあり、前日に車で通りがかった際、ガイドさんが「ここのビルです」と教えて下さったんですが、海外でしかも方向音痴の玉婆…(T ^ T)
iPadない時代はどうなってたんでしょうか、想像つきません。。先輩が同行してくれたので心強かったです。
無事、定刻に事務所の入っている「PAUAHI TOWER」パウアヒタワー⁈に到着。
ビルだけ見ると新宿?といった感じですが、周りに生えている木が違うんですよねぇ。
ビルそのものは古いんでしょうけど、都会のオフィス〜って感じですね。
ダウンタウン=中華街と思ってたので、こういうハワイって想像してませんでした( ゚д゚)
お隣りが Bishop Squere 噴水公園のようです。
ちなみにこの通りは「Bishop Street」FHBファーストハワイアンバンクの創立者がBishopビショップさんとのことです。(FHBについては後日記載予定)
受付でつたない英語でアポイントの旨告げると、オォーケーイといった感じで、CPAさんを呼び出し、ついにご対面。
CPAさんは生粋の日本の方で、日本の大学を卒業されていて。
完全に日本語で会話OK^_^
顧問先である米国法人の税務申告に関して打ち合わせ。
米国の会計ソフトをデモしていただいたり、今後のデータのやり取りについて取り決めをし、無事にミッション終了。
CPAさんのお友達がハワイでイタリアンレストランを新しくオープンされたそうですが、これから日本の方にもぜひ広まって欲しいということで、日本人特に若者が最近使う「美味しい、良いお店」をイイ感じに表現する言葉はありませんか?という質問を頂きました。
自分も先輩も40代ですので、若者の言葉がどこまで分かってるかというのもあるんですが「イケてる」「ガチで」「ヤバい」とその場で浮かんだ言葉を回答しました。
「ハワイで今もっともイケてるガチでヤバいイタリアン」
とか広告がもし出ていたら、間違いなくそのお友達のお店と思われますので、ぜひ訪問してください(^^)
税理士の米国での呼び方
仕事以外のお話が面白くとても参考になる事が多かったですが、まず聞きたかったのが「税理士」の米国での呼び方、位置づけ。
米国では公認会計士が税務申告をするので、日本の税理士の様な位置づけはないということで、なんて呼んだらいいの?という問題にぶち当たるんですよね…(´-`)
玉婆の今回の名刺は、日税連の方で取り決めされた「Certified Public Tax Account 」としております。
日税連では、必要に応じて「ZEIRISHI」を併記するとしており、先輩の名刺はそのようになっていました。
その他の税理士さんでは
Licensed Tax Account(資格をもった税務会計士?)
Professional Tax Accout(税務会計のプロフェッショナル)
Tax Layer(税の弁護士)
というのも見かけたことがありますね~。
また、資格の学校では「米国税理士/EA」Enrolled Agentという講座があり、米国でもっとも古い資格だとか何とかうたっています。
半年ぐらいで取れる資格とのことですし「米国税理士」というと、いかにも国際課税知ってますぅーみたいな感じに思ってもらえる気がしたので、玉婆的にはEAを勉強しようかな~ともチラっと思ったりしました。
でもって実際現地のCPAさんにお話聞いたところ、確かに書類作成代行業務をする人のようですが、どうやら日本でいうところの「行政書士」に近い役割の様ですね。
税法の専門家というとUSCPA(米国公認会計士)があたるそうで、玉婆が考えている米国の税の専門家=米国税理士という解釈とはちょっと違うようでした。
そもそも自分が税理士の資格取るのに7年かかったワケです・・・。
それも仕事しながらにしては運が良かった方で、10年以上かかる方もザラにいるので、自分が税理士になってしまえば大したことないな~とか思ってしまうけど、世の中的に税理士は何だかんだそれなりに大変な資格である事は間違いないかと。
半年で取れちゃう資格というのは、それ相当といっちゃ大変失礼なんですけど、まぁそういう事なのかな、という気がいたしました。
今回、現地のCPAさんとやり取りしてて思ったのは、自分が日本の税の専門家として「もっと自信持てよ~」ということ。
なので、今の自分にとって必要なのはEA(いわゆる、日本では米国税理士と呼んでいる)を取得することではなくむしろ、日本の税理士として、日本の税の専門家としてどれだけ日本の税務情報を現地の税の専門家に伝えられるか?なんでしょうね。
その方向性が確認できた、というのが今回のハワイ出張で一番大きく得られたものだったと思います(^^)
後日、もう一人のUSCPAさんとお会いした際には
Tax Attorney(税の弁護士or代理人)がしっくり来る、とのことでした。
税務代理人という感じでしょうかね?
現地の銀行の方も、日本の税理士をこっちで何て言うのかが難しいとおっしゃっていましたね~。
「ZEIRISHI」の事を言ったところ「津波TSUNAMIみたいなもんですかね~」と。
固有名詞として浸透させるというのは、それなりの歴史事実があってっていうのと、英語で指し示すものが全くないという条件が重なり、さらに時間もかかるワケですね~。
税理士については、どうなっていくのでしょうね・・・(^^?