先日、Amazonから「プライムの会費変更に関するお知らせ」メールが届きました。
同様にメール受け取った方も多いのではないでしょうか?
教訓:変更 とある場合は、大概「値上げ」である。
「これだけのコンテンツ提供してるやさかい、1,000円ぐらいの値上げ当たり前ちゃうの?」との叫びが、文面から伝わってまいりましたです(-.-;
教訓:値上げは、今後の継続を考えるかどうかの投げかけでもある。
プライムをどれだけ使いこなしているか?にもよりますよね~。
玉婆の場合は、プライムミュージックや海外ドラマなどを無料で見たり、電子書籍も無料で読めるものがいくつかあったり、送料無料だったり、確かに恩恵は受けているので、まぁーしょうがないかな、とは今の所、思っております。
うわぁー1,000円かぁ・・・
と思いつつも、払えない金額じゃないから、仕方ないやね・・・
という絶妙な価格設定に加え、メール1通送信するだけで値上げできるという力関係・・・
羨ましい限りです。恐れ入りましたm(__)m
あらゆる業界において価格破壊が浸透しつつある世の中、1,000円の値上げがどれだけ大変なことかと、ひしひし感じていらっしゃる事業者の方も多いのではないかと思います。
周辺の方たちからたまに聞かれるのが、「〇〇(決算、確定申告などの業務内容)でいくら請求されたって言われたんだけど、どう思う?」
どう思う?≒ちょっと高すぎと思わない?
と読み替えるべきケースが多いと思うんですけども、たまたま、それがまたかなり、というか相当に予想外な高額なことが多いことが続いた次第でございます。
~「そうですね、高いと思います」と率直に答えてしまう玉婆であった。~
税理士業界においても、やはり価格競争が激しいですし、今はネットなどで価格表を提示している事務所も多いので、明朗会計になってきているかと思います。
しかしながら、作業してみないと手間のかかり具合が分からない部分もあったり、税理士事務所が考える「高い・安い」とお客様の考える「高い・安い」のラインに隔たりがあるケースが多いと思われ、価格設定は非常に難しいと感じております。
しかしながら、予想外に高い金額を提示された場合には、間接的に「その仕事を引き受けたくない」という意思表示も含まれていると解釈すべきケースが少なくないのではないでしょうか?
相当の金額をもらえたとしてもできれば断りたいという税理士側の気持ちを仮に想像すると・・・
・作業する人が足りない
・作業工数的に面倒でやりたくないと思うことを要求されている
・人間関係(その顧客じたいだけでなく、前に関与していた税理士が知人などで、複雑な人間関係が生じそうな予感がする、など)
・税務リスクを税理士事務所で負えなさそうな場合(海外や大規模など特殊分野だったり税額からキャパ越え、不正を要求される、責任をこちらのせいにされそうな気がする場合、など)
中には、玉婆個人から見たら「なんでやりたくないんだろう?」と思う方も実際いらっしゃいますので、頼まれた側の個々の事情というものが左右するのかもしれませんね~。
玉婆自身は、過去には値段が折り合わなくて決裂というケースも正直ありました。涙
(本当に安すぎたので、おそらく他で聞いても当事務所より高く提示されるはず)
個々のお客様には、なるべく安くした方が喜んでもらえるのは分かっておりますけども、言ったもん勝ちになってしまったら、他のお客様に申し訳が立たないので公平性は重要と思っております。
したがって、もらえる人から高くもらおうというつもりもないですし、知り合いでもきちんと線引きさせて頂いている、というのが現状でございます。
なお、同じ売上高でも従業員の数や業種によって作業内容が異なりますゆえ、一件ずつ見積もりを提示させて頂いております。
しかしながら
教訓:高いのにも、安いのにも、必ず理由が何かしらある。
税理士については、高いからといって必ずいいとは限らないと思いますが、すごく安いのに良いというのはほとんどないと思います。
だから必ず悪いというつもりはなくて、安いなら安いなりのサービスになることは否めないと思いますが、その影響が実際自分にどのように及ぶかが、影響を受けてみないと分からない所もあるので、その安さが自分に見合っていると感じてナットクできるのであれば、もちろん良いかと思います。
以上、Amazonプライム会費「変更」によって、価格設定を考えさせられてしまった件についてご報告させて頂きました。
I received an email from Amazon about the “modification” in the price of prime membership.
When it is described as a "change, " usually indicates “raising the price”.
If a tax accountant office shows you the quote in excessive price, that might mean to refuse the work indirectly.