Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

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夏休み読書感想文・課題図書~外岡弁護士の本

8月もいよいよあと10日、ご家庭でもボチボチ「夏休みの宿題どうすんの?」といった状況になってくる頃でしょうか?←夏休みの宿題ほとんど提出したことないヤシ

 

本当に勉強嫌いでしたからねぇ。

おかげで内申ムチャクチャ悪かったです(-.-;

しかし「どうして宿題やんないの?」と説教してくれたのは、高校1年の担任の山崎憲治先生(あだ名:ヤマケン)ただ一人でしたねぇ~。

浪人時代には恋愛の相談にも乗ってくれて、本当に良い先生でした。

今、自分が税理士になったことを知らないと思うので、ご報告したいと思いつつ、ヤマケンどうしてるかな~と思ったら、にゃんと!

岩手大学教授になってるとなもし!( ゚д゚)スゲー

山崎憲治 - Wikipedia

 ↑今は退職されて非常勤講師になっている模様。15:00追加

 

夏休みの課題図書で、覚えている課題は

・こころ/夏目漱石 

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 ・沈黙/遠藤周作

沈黙 (新潮文庫)

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・黒い雨/井伏鱒二

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 ・天平の甍/井上靖

天平の甍 (新潮文庫)

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 感想文は書いてないか、もしくは「まえがき」「あとがき」をサクっと読んで書いたと思うんですけど、「黒い雨」以外は、後になって完読しました。ということをご報告申し上げます。

 

そうですねぇ・・・

今こうしてブログを日々書いているということもあり、わりと書くことが好きと思われがちなんですけども。

学生時代は、まったく苦手で嫌いでしたね~。

感想文=何か模範的な回答があって、そこから外れちゃいけないんじゃないか?

もしくは、深く崇高な論評を展開しなくちゃいけないんじゃないか?

しかも文字数が決まってたりする。

 

という中で・・・

「こころ」を例に取り上げると

・K(でしたっけ?)の友達ってのは、随分ヒドイやつだなコイツは

・何も自殺するこたーねーべさ

ぐらいしか思いつきませんでした。ハイ(-.-;

↑お目当ての女性をゲットした「Kの友達」のその後の苦悩が、後に出版された小説「それから」だっけか何かに反映されているワケですね~。(と思った確か)

 

もし今の人生経験をもって感想文を書いていたとしたら・・・

明治・大正の恋愛論と昭和・平成の恋愛論を比較検討し、自らの恋愛論を展開していたかもしれません。

もしくは

実際にこの世で自殺した人とKを比較し、自殺する人の苦悩を追いかけたかもしれません。

字数が及ばないならば

与えられた字数に及ばなかったことを述べる→その「理由」を述べる=それも一つの感想。

それが先生にとって、高得点な感想文かどうか?というのは全く別問題ですけど(^^;

でも、それでいいと思うんですよね~。

人間一人ひとり考えは違って当然ですし、玉婆がもし教師だったなら、模範的な文章の方がかえって疑ったり怖いと思っちゃうかもしれません。

結論:立派な文章書くのムリとか思わずに、率直に自分の思ったことを書けば良いんじゃないでしょうか。

課題図書~外岡弁護士の本

若かりし頃の反省があるからこそ、今になって、勉強することや本を読むことの意義というのをヒシヒシと感じている次第ですね~。

 

というワケで、自主的に夏の課題図書「認知症になった親の財産と生活を守る12のメソッド」に取り組みましたの図。

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 一緒に医療法人の顧問している外岡先生(外岡潤弁護士)が、先日、新たな本を出版されたとなもし!

認知症になった親の財産と生活を守る12のメソッド

認知症になった親の財産と生活を守る12のメソッド

 

 いやぁ~弁護士の仕事って大変だなぁ~とつくづく思いました、ハイ(^^;

こちらの本は、すべてケーススタディになっております。

ですので、自分が当事者になった気持ちで

「うわ~うちもこうなる可能性マヂであるわ、どうしよう」と誰しも1つぐらいは必ず当てはまるんじゃないでしょうか?

(実際当てはまるのがあったヤシ)

 

法律や税金の本もそうですけども

・ネットで調べれば分かるような事をグダグダ並べ立てているだけの本(それもまた大変なお仕事なんですけどね)

・オレってこんな難しい事知っててスゴイんだぜ~的な本

とかっていうのは、自分に必要な事例の部分だけ読んで、あとは本棚の肥やしってパターンに陥りガチなんですよね~。

 

それに対し、こちらの本は

そーゆー事例を知る→そうならない為の予防策を立てる。

また

そうなってしまった場合に弁護士に相談し、実際こうなる

というのを知る事ができる本、という意味で隅々まで興味深く読ませていただきました。

 

認知症に限らず、家族でトラブルになる原因として「現代化」の要素が大きく感じられます。たとえば↓のような。

・長男&嫁が親の面倒を見るのが当たり前、という世の中ではなくなってきた

・在宅医療や介護事業の発展に伴い、治療やケアが多様化してきた反面、方針が兄弟間で合わないと揉め事になる。

むすび

公正証書遺言作りましょう、信託が改正になりました、と制度上カバーできることがまだまだ展開しきれていないというのもありますけども

教訓:人の気持ちは法律では変えられない。

そこんとこ、正直に書いているところが、単に頭のキレる東大弁護士っていうだけでは終わらない、ジュン・ソトオカならではの人間味なんですよね~。

 

玉婆も、ご家族の「財産を守りたい」という気持ちあえなく愛人(内縁)に行ってしまったケースが実際にあり、その時のことを思い出しましたね~。

それについては、当のご本人である被相続人が、そうしたい=愛人に財産をあげたい、という意思を前々から持ってはいたんでしょうけども

「あの女は財産狙いでしかないのに」

と、子供たちの怒る気持ちも分かるから、なお言いづらかったんでしょうね~。

結果的に遺言書があったので、揉めることなくサバサバした手続きになってはしまいましたけども。(遺留分なし)

遺言以前に、子供たちに説明し、ナットクさせようとする試みがあっても良かったかもしれないなぁ・・・とは思いましたね~。

というワケで、夏の課題図書についてのご報告でした。

 <summary>

When I was a student, I had almost not had almost never submitted reading reports of summer vacation homework.
I supposed that my teacher hoped a model answer, but it didn't come up.
If I had written reading reviews of those books now, I could have created unique sentences.
At all, the most important thing is to write as you think.


Let me introduce a book I have read yesterday.

The title is

"12 methods of protecting the property and keeping happy family life for people whose parent has dementia."
The author, Jun Sotooka, is a lawyer and my dependable business partner.

 

Mr.Sotooka specializes in consulting and sue about troubles happened in nursing care service.
This book deals with not only troubles between domestic families but also problems caused by modernization.