Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

ビバ!仙台 鷹泉閣 岩松旅館(作並温泉)・湯神神社

 帰省ラッシュ始まっているようですが、GW後半満喫できてますでしょうか?

仙台で美味しい魚を食べたせいか、昨夜、スーパーから買ってきたお刺身が箸進まなかったですねぇ。。。(=_=)

教訓:美味しいものばかり食べるのも考えものである

山寺やっぱ行って良かったじゃないか~ほれ見ろ、ということで時間的にもちょうどいい感じに、この日のお宿は作並温泉「鷹泉閣 岩松旅館」に到着。

何とも立派な玄関、期待高まる!!

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 仙台から近くの温泉に行く場合・・・

(1)秋保vs作並 という選択肢の他に

(2)作並温泉の場合、岩松旅館vs一の坊

という選択肢で悩む人が多いのではないかと思ふ・・・

 

一の坊については、宿泊していないのですが日帰り入浴で行ったので、知る範囲で後日総括させて頂ければ幸いですm(__)m

 

前評判としては「一の坊行って良かったわ~」という人が複数いたし、実際「作並温泉行きまーす」というと「お泊りは一の坊?」と聞かれるぐらい、一の坊は外せない存在の様でした。

 

しかし、今回なぜ岩松旅館を選んだかというと、一の坊の夕食がバイキング(ビュッフェ)のみだったため。

うちの夫が夕食についてはバイキング完全否定派(実際、バイキング夕食であまりいい思い出がない)のため、その一点でアウトォ!食らいました(-.-;←最終的には夫の方が決裁権強い山口家

 

そして、作並温泉を代表する、渓流沿いの名湯の写真が岩松旅館の「天然岩風呂」のようです。何でも寛政8年1796年創業ということで歴史ある旅館のようです。

↓公式HPより

昔むかし、室町時代のこと、ここ作並の地に岩松対馬尉 藤原信寿という人が移り住みました。信寿から数えて11代目にあたる寿隆(字名を喜惣治といった)が、代々岩松家だけに秘されたこの温泉を開き、世の人々に効能を分かちたいと藩に願い出ました。
寛政八年(1796年)仙台藩主 伊達斉村公の時、この願いが叶えられ喜惣治は、古来より深山幽谷の巨木を倒し、蔦を刈り、岩山を割り、道を開きました。さらに谷底に下りる急斜面に七曲り97段(現在は88段)の階段を切り、湯壺を作り終えた時には八年もの歳月が過ぎていたのです。伊達の殿様はその功労を誉めたたえ「鷹乃湯」の名称を授けられたのです。

~というワケで、夕食がバイキングとバイキングでないのと、チョイス可能な岩松旅館に決定した山口家なのであった。~

 

しかしながら・・・

ここんとこ、九州でこじんまりした、おもてなし重視の旅館に泊まることが多かったというのもあり、久々にこうした大きな箱の旅館に泊まってみて、色々と思う所ありましたねぇ。。(-_-)

料金的にはGWにもかかわらず一人2万円前半だったので、コスパ的には悪いというワケでもないんですけども。 

 

夕ご飯も、前菜は作り置き感否めないものの、牛しゃぶその他のおかずは温かい状態で頂けたので、バイキングでなくて良かったという結論。

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しかし、一番楽しみにしてた日本酒がメニュー見たところ「場末の居酒屋かココは?」「これだったら東京でも飲めるわい!」と言いたくなってしまうような貧相残念なラインナップ。。

 

 いやぁーねぇ( *´艸`)実際にそれしか置けない状況だったら仕方ないなって思うんですけども。

ここは宮城県でありながら、山形にも近い。

すなわち2つの酒どころの銘酒が入手可能な、美味しい場所に位置しているワケです。

それを示すかの如く、売店にいろんな種類の日本酒置いてあって、しかも大吟醸については数種類を量り売りまでしている有様。

要するに、なぜ食事会場で販売しないのか?まったく意味不明。←この時点でかなり、マイナスポイント

 

ニッカウヰスキー作並工場が近いため、辛うじて「伊達」ハイボールに決定。

文句ばかりで申し訳ないのですが、高級旅館を謳っているなら、もう少し良いグラスあるんじゃないかなって思っちゃいけないですかね?伊達の名前が泣きます・・・

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 お刺身は美味しかったんですけど・・・

日本酒や あゝ日本酒や 日本酒や

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 蒸し物は鮑。「小さくても鮑」ですねぇ。柔らかかったです。

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 伊達ハイボールの次は・・・有機栽培ワインというのが気になる。

もしかして、天童ワインとか?

500円で天童ワイン出るワケないじゃろボケ、と物語っているサントネージュのボトル

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 斜め向かいのグループ「利き酒セットとかないんですか?」

旅館の人「バイキング会場には置いてあるんですけどね~」マヂすか

なぜバイキング会場にしか置いてないのか?これも意味不明。

教訓:お酒は飯の美味さに多大な影響を及ぼす

↓ウニの釜飯は文句なしに美味しかったです。

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今回の反省を生かし、山口家では今後宿泊候補の旅館にお酒のラインナップを事前問い合わせするというタスクが加わりましたこと、ご報告申し上げますm(__)m

 

そんなにしてまで酒にこだわるのか?と言いたいところですが、たまにしか行かないワケですから、やっぱりその土地のお酒を食事に合わせたいと思う旅人の性SAGAではないでしょうか?

 

仕方なしに売店で出羽桜の純米吟醸を購入して部屋へ帰った山口家でしたが・・・

夫が充電のコンセント差し込んだところ、テレビが置いてあるところが天井低くなっており、ゴッツーン!!

2回も頭をぶつけたのもまた、夫にとっては多大なマイナスポイントになったようでございます(-.-;同じこと繰り返す夫にも非があると思ふ

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 お風呂の方は、写真撮れなかったですが、これまた難しいことになっとりました。

作並温泉を代表する、名物の「岩風呂」は混浴

教訓:混浴=実質的には男性専用

女性専用の時間帯が夜19:30~21:00までと、朝5:30~7:00までと設けられておりますが、夜は食事の時間に引っかかったため、実質的に朝一番の勝負。

 

夫が食事前に下見しに行ったところ「(88段の)階段上るのつれぇ。風呂あがった後になんで汗かかなあかんの」と申しており、普段メガネの夫なので、わざわざコンタクトしてまで入らなくてもええわい、ということですっかり入るの諦めた様子。

(手前に露天ではないが大浴場あり)

 

玉婆は結局、朝一番で無事に岩風呂に入ることができましたとさ。

渓流を目の前に、マイナスイオンあふれる木々と小鳥たちのピーチくパーチク鳴き声が何とも癒されましたですねぇ。

お湯も、かけ流しにこだわっており、お湯・温度ともに大変ようございました。

 

階段については、まったくバリアフリー対応ないので、足腰健康でないと温泉に入ることもできない、ということのようです。

 

そして、名物風呂に入った後は、期待してない(スミマセン)朝食バイキング。

ドーミーイン仙台駅前が小規模で快適だったため、この人の多さに圧倒されましたねぇ。GW閑散としているようではアカンでしょうけども 

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米どころなので期待していた白飯、残り少ない所をお茶碗によそった直後に炊き立てのご飯が・・・

 朝食バイキングあるある⑦ 自分が残り少ない料理よそった直後に出来たての料理が投入される

さらに、前夜、食事会場で他のグループが問い合わせしてた出羽桜の利き酒セットがバイキング会場にあったの目の当たりにしたの図。

世の中こんなことがあっていいんでしょうかぁ?(T0T)

ということが立て続けに起きてしまうとは、なんて運のない玉婆なのでしょう・・・

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 朝食バイキングあるある⑧ 朝から戦い

 2回ゲッツリした後、戦を終えて我が陣地に戻ってまいりました(-.-;

オムレツは目の前で焼いてくれたのはポイントアップ。

シソ巻きは、甘い味噌をシソで巻いたもので、おばあちゃん家で皆で作ったこともあるんですが、この辺の名物のようです。

納豆は大粒で良い豆のようでした。しかしながら・・・どう見てもドーミーイン仙台駅前に軍配上がる 

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 朝食バイキングあるある⑨ 給食みたい

器の良しあし結構大事かもしれません。

仕切りが付いていると一見便利そうんなんですけども、一応高級旅館謳ってるワケですので、ウームと思ってしまう次第でございます。

 朝食バイキングあるある⑩ 同じモノばかりたくさん取ってる人見ると「一体どういう教育受けてきたんだ」と考えてしまう

他人は関係ないと分かっちゃいるんですけども。

野菜を一切取らない人、ソーセージやゆで卵だけ10個ぐらい取っている人とか見かけると・・・

栄養バランス悪すぎじゃね?とか、そんなに卵食べさせてもらえない人生だったのか?とか、あんなにゆで卵ばっかりたべてたらオ〇ラ相当硫黄くさいんじゃね?

とか思ってしまうのでした。スミマセン

 

とまぁー岩松旅館に関しては正直リピートはないと思いますが、今回思ったマイナスポイントについては努力すればできることなのにやってない、ということがより一層マイナスと思ってしまったワケですねぇ。

(短歌)混浴の渓流風呂でプラマイが
    ゼロになりたる老舗の湯宿  玉婆

 <解説>

渓流沿いの名物風呂に入らない限り、岩松旅館に来た事にはならないんだろうなぁ。

混浴とあっては、日帰り入浴だと女性は入るのは実質困難なので、やはり宿泊しないと入れないお風呂ということになろうか。男性にとっては良いのかもしれないが。

その他の面では正直なところ、マイナスがかなり多かったが、岩風呂はそのマイナスを一気に帳消しにしてくれたのだなぁ。

しかし、歴史伝統と恵まれた環境だけに決して奢っては欲しくないのだなぁ。

 

歴史、ロケーション、源泉など(=ハード面)については、新参者はどうしたって老舗旅館には叶わないので、絶対的なポイントについては、岩松旅館は非常に有利な状況にあり。羨ましいと思う同業者もたくさんいるハズです。

 

しかし、食事、お酒、部屋や施設の内装、売店の品ぞろえ、従業員のおもてなしetc.のソフト面については、いくらでもやり様があり、実際にそういった面に気を配って満足度の高い旅館もたくさんありますからねぇ。

 

と経営について色々考えさせられてしまった玉婆でしたが(非常に身につまされる)

その他、岩松旅館のプラスポイントとしてニッカウヰスキーとマッサン・リタの物語についての展示が思いのほか充実していた、ということも申し上げておきます。ウィスキー好きにはたまらん 

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 いやぁーニッカウィスキー見に行く予定入っておりましたが、旅館でこれだけ充実してたら工場行かなくても良くね?

とか思っちゃいましたねぇ。←でもニッカ行ってその発想は誤りであったと悟ったヤシ

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 しかしながら、イイ値段しますなぁ・・・買えねっす

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 マッサンって、ドラマ「マッサン」では、結構ダメダメなキャラだったように思うんですけども、実際のところかなり賢明に努力されていた方のようです。失礼いたしましたm(__)m←途中まで見てたんですけど、ストーリーほぼ忘れてしまったヤシ

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 300万円のウィスキーなんてあるんですね・・・

~どんなにこの先頑張ってもきっと一生飲めない、と思う玉婆なのであった。~

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 とまぁー予想外にニッカウィスキーを満喫した後は、旅館の目の前にある「湯神神社」へ。

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 「恋人の聖地」として認定されているらしいです。 

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 ↓この木がハートマークあるから?とかいうことなんでしょうか。 

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 真剣に恋祈願する人も多いようでございます。

この手の見てるといつも思うんですけども、男女で一緒に温泉来てる時点で恋はすでに成就してるんじゃないの?

女子旅ならまぁ分からなくもないですね・・・

出会いがない、もしくは異性は周りにいるものの自分と運命を感じる人がいない、すなわち恋したくでもできない、というのが最も切実な恋の悩みではないか?

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そして、絵馬やらお湯かけ地蔵にかけるお湯やらは、岩松旅館で販売しておるようです。

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 何すか?この強固なタイアップ?( ゚Д゚)

と思ったら、この湯神神社じたいが岩松家で祀っている神社のようです。

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(ニッカウヰスキー作並工場 へつづく)