ドーミーイン仙台駅前をチェックアウトして、2日目は朝11時~レンタカーを予約。
「仙台朝市」がちょうど、トヨタレンタカーのすぐそばにあり、車借りる前に見に行こうとしてたのですが。
トヨタレンタカーの人「今日、日曜日で朝市休みなんですよねー」
ズルーッ⤵ズッコケorz
しかし気が済まなくて見るだけに見に行ったの図。これだけ閑散としてると諦めつきます
朝市でもっと時間がかかる予定だったのですが、それがなくなってしまったため・・・
レンタカーの借りる時間を10時~に早めて(料金変わらず)
しかし、それでもまだ時間余ったので、近くでお茶でもすっぺか~
と探したところ、ヴェローチェを押しのけて入ることになったのが「三本珈琲」
(誤)×さんぼん (正)〇みつもと
その上の階の「せり」うんちゃらかんちゃらってお店も気になる←せり鍋が名物らしい
珈琲と漢字で書いてあるお店は大きく外さないだろう、という推測のもと・・・
実際、店内入ったところケーキが思いのほか充実しとるやないけー!!の図。
朝食バイキングあるある⑥ 食べ過ぎてしまったことを後悔する
パンも出来立てのが置いてある感じで、ベーカリーカフェと謳うだけのことありますね。
席も禁煙・喫煙ともに30席ぐらいあるみたいで(というか喫煙席が多いように見えた)
ホテルで朝食ナシでもいいんじゃね?って思えて来ましたねぇ。
ちなみに水出しアイスコーヒーをテイクアウト注文、なかなかいい感じでした。写真ナシ
その後レンタカー屋に戻って、無事に手続きを済ませ、いざ出発。
ここでよくある問題FAQ。
Q.仙台中心部から近い温泉に行こうと思います。作並温泉と秋保(あきう)温泉、どっちがおススメでしょうか?
秋保温泉の方がやや近いかも・・・
ですが、作並温泉もそんなに程遠くもないので、甲乙つけがたいと迷う人も多いんじゃないかな?と。実際迷ったヤシ
そして、かくかくしかじかあって、今回は作並温泉に宿泊を決めた玉婆でしたが、次仙台にいつ来れるか分からん・・・
と思うと、あぁー秋保温泉に行っとけばよかったな、と後で後悔の嵐ピュー吹き荒れたらどうしよう?とか懸念してしまう欲張りな人間の性SAGAなんですねぇ。
教訓:隣の芝生は青く見える
そして、夫にその旨を相談した結果、秋保温泉→山形方面→作並温泉と時計回りに円を描くように行けば、ちょうどいい時間に作並温泉に着くんじゃね?
とのこと!←温泉そのものに関しては全く意見の出なかった玉夫
そして、結局のところ、秋保温泉へ行く道が結構混んでて・・・
これだけ人多いんだったら温泉もうええわい、しかし、近くにワイナリーがあるということで見えてきました「ワイン」の旗!
裏道に抜け出して「秋保ワイナリー」に到着。
平成27年12月にオープンしたということは、まだかなり新しいですね。
なんともオサレ今風、期待高まる!!
有料試飲だけでなく、 カフェとお土産屋さんもあるので、ワイン飲まない人や子供連れも気軽に楽しめる施設ですね。
この4/27に発売されたばかりの2017ロゼワイン、気になる!!
ということで、試飲コーナーへ。
グラスは2種類あり、玉婆は少しずつ種類を試したいので、まずは200円の小グラス。
車運転の夫、ソフトクリーム400円。(けっこうイイ値段する・・・しかし味はgood)
なかなか旨いワインなので買ってこう~しかし、もう一種類ロゼがあるので、やっぱりそれも試飲しといた方がいいよね?
ということでこちらも試飲。→デラウェアは酸味がかなり強いですね。
結果、先に飲んだスチューベンのフレッシュ感がダントツ良かったので、スチューベンを購入。
教訓:種類ごとに味が全く違う。買おうとする銘柄はできる限り試飲しとけ
団体予約すれば、畑の説明なんかもしてくれるみたいです。
山梨のような高い所からぶら下がっている葡萄ではなくて、ヨーロッパの畑みたいな感じの葡萄でしたね~。いろんな品種を栽培しているようです。
温泉には入らなかったけど、オシャレなワイナリー見つけて秋保温泉良いとこだったね~ということで、次は山形県に入り、天童ワインへ。
ココまで来て山寺行かないのかい、おい!
と夫に言うも、夫は山寺にあまり興味なかったようで・・・しかし時間があったので結局行くことになる山口家
そして、そばどころ山形、お昼は近くでそば(ややオヤジギャグ)かね~
「天童ワイン 蕎麦」で検索。 googleマップ便利だわ~。
そして、2、3候補上がり選ぶのが難しかったので、一番近い「そば吉里吉里」に決定。
しかし、住宅街というのか農地というのか・・・
本当にこんなところに蕎麦屋あんのかね?といった感じの風景が続く・・・
しかし、あるんですね~。天童ワインの裏にありました。
相当な音楽好きの店主のようですね。
古民家のような佇まい。東京ではこういった雰囲気のお店にはなかなか巡り合えないですねぇ。
順番待ちリストも譜面台に乗っかってるところが、やはり音楽好きを感じさせますねぇ。
ここまでは、ほのぼのした空気だったのですが・・・
順番待ち争い事件 キタ――(゚∀゚)――!!
お店の人「2名様でお待ちの、シ〇〇様~」
※お店に入った順=①サ〇〇様2名→②山口家2名→③シ〇〇様名
(3組の男女カップル、計6名が待機)
玉婆がトイレに行ってる間に、シ〇〇様2名が入ってきたようで、戻ってきたらカップルが1組増えてたわという感じだったのですが・・・
玉婆以外の5名にどよめきが起きる
シ〇〇様が「いや、うちの方が後だと思うんですけど・・・」と自ら正直に告白。
そして、サ〇〇様が「うちの方が先だよね?」と追い打ちかける。
~しかし、いずれにしても、蚊帳の外に置かれた山口家なのであった。~
シ〇〇様が、順番待ちリストを誤って一枚前の用紙に書いてしまったことが原因で混乱を招いてしまったよう(^^;
教訓:順番待ちリストは末尾を確認してから記入すべし
しかし、お店の人が気を配って見ていれば、どっちが先に入ってきたか察しつくんじゃね?というのもなくはない・・・
まぁー起きてしまったことはしょうがないんですけども、その後殺伐とした空気感だったこと、ご報告まで申し上げますm(__)m
一時はどうなることかと思いましたが、無事に山口様~と名前呼ばれて、野菜天盛り合わせが蕎麦より先に来たの図。
教訓:天ぷらには色々コツがあるだろうが、素材が一番モノを言う
野菜の美味しさを存分に味わいましたねぇ。
ボリュームがスゴイので2人で1人前で十分!
お蕎麦は、田舎そば(右)・ざいごそば(左)の二種盛り。
蕎麦に関しては、本当に好き好き分かれますので、何とも言えないのですが、東京育ちの山口家(特に夫は江戸っ子)なので、細い江戸切り蕎麦に食べなれていることもあり。
山形の蕎麦がみんなこういうものなのか?分からんですが、夫のコメントとしては・・・
良く言えば素朴、悪く言えばやや素人っぽい
とのことです。←評価キビシー!
そうですね、東京の人は「蕎麦は急いで食べるもの」というイメージがあり、喉越し重視なのかな?と。
それに対し、こちらの蕎麦は「素材を噛みしめて味わう」的な感じですので、それはそれで良しとすれば良いのですが、好みが分かれるところかな?とは思います。
素材は間違えなく良いものではないかな、と思います。ハイ。
いずれにしても、こちらのお店に来たら、天ぷら頼むは必須ですね~。
そして、お腹が満たされてきたところで「天童ワイン」へ。
ここは、秋保ワイナリーとは対照的に、歴史を感じさせるワイナリーでした。
無料で白3種・赤2種ぐらい試飲させてくださったのですが、ココは飲んだら買わないと申し訳ない雰囲気を存分に醸し出している感じでございます。←本気で買うつもりがある人だけに訪れることをお勧めいたしますm(__)m
赤ワインの熟成された銘柄が「これはもうボルドー(のように素晴らしい)ですね」と誉め言葉で言ったつもりが「山形です!」と怒られてしまったヤシ
そして、天童は将棋の駒の生産量が何十パーセントだったか忘れましたが、かなりのシェア占めているということで、将棋好きにはたまらない街と思うのですが。
将棋に全く興味のない夫「山寺行こうぜ~」
そして、山寺の駐車場に到着。
駐車料金:500円
しかし、駐車場に車止めた後、山寺に向かって歩いて行くと・・・
駐車料金:さっきより山寺に近い場所なのに300円
世の中こんなことがあっていいんでしょうかぁ?(T0T)
この200円の差が何なのか?
500円駐車場→(メリット)案内の地図くれた。一部青空もあるが舗装されている。
しかし・・・
どうしても納得いかないホトトギス
しかし止めてしまったものは仕方ない、300円の方は台数少ないから入ろうと思った時に空きがあるとは限らないし。
とか色々言い聞かせながら、入り口に到着。
トイレ入りたかったので、近くの茶店でミネラルウォーターを購入。
玉「トイレお借りしていいですか?」
お店の人「ここにはトイレがないので、そこ階段上っていくと公衆トイレありますから。これから行くの?1015段頑張ってね~」
トイレ有無先に知りたいホトトギス
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」で有名な、せみ塚へ到着。
Q.この句で謳われている「蝉」は何ゼミか?
というのを古文の授業でやった記憶があり、京都大学かなんかの入試で出たことがある、とか先生が言ってました。
A.ニイニイゼミ
<解説>
岩にしみ入る→染み入るような鳴き声は、ニイニイゼミしかありえない らしい
ニイニイゼミなんて見たことないのに、分かるワケないじゃろー!!と当時思ってしまった玉婆なのでした。
(ミンミンゼミとツクツクボウシとヒグラシ?ぐらいしか知らない。しかも見た目じゃ判断つかん)
しかし、これって古文の問題ってよりも、生物の問題じゃね?
一流大学だから、古文の問題解くのに生物学の知識も必要なのか?
そしてふと、調べたところ、かつて文人の間でこの句をめぐり「蝉議論」があったようでございます。↓Wikipediaより
1926年、歌人の斎藤茂吉はこの句に出てくる蝉についてアブラゼミであると断定し、雑誌『改造』の9月号[1]に書いた「童馬山房漫筆」に発表した。これをきっかけに蝉の種類についての文学論争が起こった。(中略)
アブラゼミと主張する茂吉に対し、小宮は「閑さ、岩にしみ入るという語はアブラゼミに合わないこと」、「元禄2年5月末は太陽暦に直すと7月上旬となり、アブラゼミはまだ鳴いていないこと」を理由にこの蝉はニイニイゼミであると主張し、大きく対立した。(中略)その後茂吉は実地調査などの結果をもとに1932年6月、誤りを認め、芭蕉が詠んだ詩の蝉はニイニイゼミであったと結論付けた。
この論争を知っているかどうかが入試で問われた
ということなんでしょうか?
そして、途中数回休憩入れつつ(結局お水買っといて良かったヤシ)、無事に奥の院まで辿りついたとさ。
山寺といえばやっぱり、この風景ですねぇ。
(短歌)山寺でまことの愛の在るや否
確かめるべく1015段 玉婆
<解説>
松島の遊覧船でイチャついていたカップルのお二人には、ぜひとも山寺に行くことをお勧めしたい。
松島の如く海に浮かんでいる限りでは、本当の愛は確かめられないと思うのだなぁ。
共に歩めば、楽しい事ばかりではないし、苦しみを乗り越えてより一層深まるのが真実の関係ではないだろうか?
たかが1015段、されど1015段。途中で愛想尽かすとなればそれまでだが、この景色を2人で味わうことが何より良いんじゃないかなぁ。
悪縁切りで有名なお寺とのことですので、そこで万一切れてしまってもお互い良い方向だったということになるんじゃないでしょうか?(^^;
しかしながら、男女の関係を良好に保つためには
教訓:女性は歩きやすい靴必須。男性は女性が歩くの遅いからってイライラしない心構え必須。
ということを申し上げておきます(-.-)
♪山寺の、和尚さんが~
の歌と、この山寺はまったく関係ない。
ということも、今回の旅で分かったことでございます(-.-;でもとりあえずお決まりで聴きたくなるのが人間の性SAGA、ということで帰り車の中でyoutube聴くヤシ
特に今回、奥の細道どーのとか狙ってたワケではなかったのですが、芭蕉の足跡をめぐる旅となったようでございます。
(岩松旅館 へつづく)