先日、北海道と九州のお土産頂いたのに、気の利いた東京土産がとっさに思いつかず、お持たせできなかった玉婆なのでした(;;)申し訳ねっス
うちの事務所の近くですと、三省堂書店近く「さゝま」の松葉最中がおすすめお菓子なんですが・・・
日持ちと持ち運びのしやすさ考えちゃうと、遠方の方に渡すお土産としては残念ながら採用されづらいという状況ですねぇ。
昨日は、秋葉原・上野を途中通ったので”東京ならではのお土産”を探そうと・・・
秋葉原といえば「孤独のグルメ」の漫画に載った「肉の万世」の「万かつサンド」なんですが→日持ちしねっス~却下
そしてNew Daysで売ってたのが「東京ばな奈キットカット」
キットカットはいろんなバージョンが出てますね~
海外の方にも人気あるようです。
(日本の玉婆よりむしろキットカット事情詳しい方が複数いらっしゃる)
しかしながら、この手のフレーバーものって、香料がいかにも人工的なのが個人的にちょっと苦手なんですね~。
食べる方が良ければ、♪別に~by沢尻
って感じなんでしょうけども、やっぱり差し上げるからには自分が自信もって薦められるものがいいな、と思う次第なんでございます。そして却下
上野駅はecuteエキュートがあるから、本当の「東京」土産が絶対あるハズ!
それに何といっても、石川啄木の有名な短歌
~ふるさとの訛り懐かし停車場の人ごみの中へそを聞きに行く~
この停車場の駅が「上野駅」と国語の時間に習いましたし。
要するに、上野駅は故郷に帰る方の起点となる場所。
♪上野発の夜行列車降りたときから~ by石川さゆり
東京駅から新幹線が出発するようになりましたが、上野駅を外すことは決してできまいはっはっは~
というわけで、上野駅は地方への出発拠点として不動の地位を築いてきたワケでございます。
しかし、真っ先に目に飛び込んできたパン屋「浅野屋ASANOYA」って確か本店が軽井沢だったよね~(-.-;
そして、春といえばイチゴの季節ですね~。栃木ですね。。
ヨックモックは、地方の人が東京来たら買って帰るって言ってたこともあり、実際に東京が本店ですね~。
しかし、今、地方のデパ地下とかでフツーに売ってるのでは?
まぁーそれを言ったら、今は通販も発達してるし、何も買えなくなってしまうんですけども。。。
「和楽紅屋」は、自由が丘モンサンクレールの辻口シェフが作った、和ラスクのブランドなので、まぁー東京土産といえば東京土産ですね。
しかし、ラスクは「ガトーフェスタハラダ」が不動の地位を築き上げている・・・
(そしてガトーフェスタハラダは東京ではない)
さらにいうと、ラスクにはヒジョーーーに申し訳ないのですが、今はラスク流行ってると思うんですけどもラスク=パンの固くなったヤツ って思う人もいるようで、正直なところ、高級感出しづらいというのがありますねぇ。
(和楽紅屋のお菓子がどーとかいうつもりは決してなく、同店のお菓子は非常に手が込んでいるものである、ということを申し上げておきます)←必死にフォローするヤシ
しかしながら、手が込んでいる=人に喜ばれるモノか?
というのはまた別問題で、凝りすぎているのはかえってイヤという方もいらっしゃる・・・
結局のとこ、凝りすぎない、原点を見失っていないものが歴史を超えて愛されるお菓子になる、という感じもいたします。
お菓子に限ったことではないのですが、水戸黄門しかり
結論:広く長く愛されるのは「わかりやすいもの」
と思う玉婆なのでした。
と各店舗に厳しい評価を下しながらお店をぐるりと周っておりましたが
今の上野はパンダだってーの!
というメッセージが至るお店から飛び込んでまいりました。
故郷どーの→完全に昭和引きずってるヤシ
↓しかし残念ながら北海道でした・・・>却下
しかし、パンダじたいが食べ物ではないため、パンダといっても形やパッケージがパンダになっているだけというか。
パンダは元は中国でしょう→パンダが東京名物ということにはならない・・・
仮に、海外の方にパンダ饅頭渡す→なんでパンダなの?って思われるのではないか?
(中国の方がパンダ饅頭渡す方が、ナットクいくのでは?)
目線を変えて、今度は宮内省御用達キタ――(゚∀゚)――!!
しかし、「銀座フレンチパイ」ってのがうーむ(-.-)
逆を返せば、もしもパリで「パリ和風煎餅」とかいうお菓子売ってるとしたら、パリ土産なのか何なのか分からん!
ということになってしまうのではないでしょうか?
玉婆的には、やっぱり老舗系が胸を張ってザ・東京と言えるのではないかなぁ・・・と。
「羽二重団子」は、落語家の林家正蔵9代目(こぶ平)が語ってたお団子で「甘いの食べた後にしょっぱいのが割って入ってくる感じがいい」とおっしゃってましたね~。
お渡しする際には、こういったエピソードをお伝えするとなお盛り上がるのではないかと。
お菓子だけでなく背景も食べていただく という粋な計らい
実際にとても美味しいお団子でございます。→日持ち関係なければ「合格」
そして、老舗系でもう一つ。
栄太郎(榮太樓總本鋪)の「ピーセン」
これは、うちの母が田舎のおばあちゃんち(福島)に帰るときに、お土産でよく買っていってたようですので、昔からあるお菓子であることは間違いないですね。
東京タワーなのかエッフェル塔なのか分からんですが(東京タワーの気がするが、色遣いがフランスっぽい)、栄太郎じたい歴史のあるブランドで本社が日本橋ですので、これは東京土産を胸を張って言えるのではないか?と。
千葉産落花生が若干気になりますが、東京産落花生というのはかなり難しいですし東京ディズニーランドも千葉にありますし、まぁしょうがないのかな、と。
そして、昔は塩味ひとすじだったと思うのですが、いろんなバージョンが発達していますね。
しかし、どれも逸脱していない範囲でピーセンのおいしさをより引き立てるようなフレーバーかな?と。
そして日持ちもする。小分けしやすい。甘いの苦手な人も喜ばれる。→「合格」
上野「みはし」のあんみつ。
イースト東京の玉婆的には、亀戸「船橋屋」のあんみつも捨てがたい・・・
しかし、お店に直接行かなくても買えるようになったのは嬉しいことでございます。
そして、浅草・舟和「いもようかん」「あんこ玉」
芋ようかんはヘルシーですし、ご年配の方にも間違いなく喜ばれますねぇ。
玉婆的には、あんこ玉派でございます。←”玉”だけに
これらも遠方の方には渡しづらいですが、東京土産としては間違えないでしょうねぇ。
東京「ひよ子」
ひよ子ファンも多いようですが、以前に福岡の人と口論になったことあり・・・
「福岡にはひよ子の工場もあるから、ひよ子は絶対福岡!」
だそうです。
福岡の人にひよ子あげるのはタブー
東京といえば築地。「築地ちとせ天ぷらせんべい」
食べたことないから何も言えないのですが・・・どんなに美味しいとしても
天ぷらそのものとは全く違う食べ物 であることは間違いない
です、ハイ(^^;日本に来たら、本物の「天ぷら」をぜひ食べてくだい
で結局、今回の手土産に選んだのが「KEYUKA」の「プチパウンド・パンダ」
買ってからKEYUKAって知ったんですが。
KEYUKAは雑貨屋さんで有名だと思うんですけども、もとは「河淳」というオシャレなドアの取っ手など手掛ける、建材メーカーさんがプロデュース。
わが自宅トイレのタオル掛けとトイレットペーパーホルダーは、箱崎にあります河淳のショールームまで見に行って購入し、付け替えたものでございます。
こちら2Fのトイレは、諸事情により一度も使用していなくて倉庫と化しておりますゆえ、お見苦しいかと思いますが衛生的に問題ないと思いますので写真アップいたしますm(__)m
ってか一度も使わないこと分かってたら買う必要なかったんじゃね・・・
~工事した後で使わないことに決定された、という悲しい事情がこの場で浮き彫りになった山口家トイレなのであった。~
(税理士の不養生)
しかし、お菓子まで手掛けるとは、やるなぁKEYUKA・・・世界制覇進む
結局パンダの可愛さに負けたヤシ
むすび
東京の名物ってのも色々あるとは思うんですけども、日持ちのするお土産とか考えると結構難しいもんですねぇ。
アチコチから何でも手に入る、新しいものが真っ先に手に入るのが東京の良さだとは思うのですが、逆を返すとコレといったものがないのが東京というか・・・
東京=何? って聞かれると、非常に難しいんでございます。
教訓:東京人であるがゆえに見えていない東京がある
↑ちょっとカッコつけすぎちゃった?スミマセン f(^^;ポリポリ
これから東京オリンピックに向けて、東京土産はますます増えていくんでしょうけどね~。
地方や海外から東京にいらっしゃる方で「東京に行ったらコレは外せない!」というのがあったら、ぜひ教えていただけると嬉しく思っております。