Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

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税制改正大綱(2)・税理士試験結果発表(2)・勝利の美酒ナポレオン

税制改正大綱が昨日正式に発表されたところで、顧問先に影響ある所について、打ち合わせを関係者と朝一番で行ったり、青税(東京青年税理士連盟)の税制調査部長としてのお仕事があり、意見書作成に向けて税制調査部のメンバーに周知したり・・・

と、いかにも「税理士として、やるときゃやります!」アピールの玉婆です(^^;

(↓地味にインデックス作業中の図)

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今回、基礎控除が38→48万円に上がります

(これによって扶養控除や配偶者控除の合計所得の要件も38→48万円以下に引き上がる、などの地味な影響あり)

しかし、給与所得控除・公的年金控除が一律10万円引き下がるとともに、上限が給与収入年850万円超に引き下がります、というのが今回の改正の目玉かと思います。
あと一般社団法人相続税課税(社団持ってる顧問先には発表前に説明済み)、小規模宅地の家なき子の条件強化
青色事業者の特別控除については、電子申告要件守れば実質的に影響なし(きちんとやれば事業主は基礎控除10万円分オトクになる)と思われる。

 

ちなみに青税では、先日(11/27)提出した「要望書」とは別に、大綱に対しても意見書を作成して提出しているんですが。
昨年は2月7日に提出されております。

 

正式に税制改正が議会で法案可決する前に出さなきゃ意味ナシオなので、昨年と同様に2月初旬に提出ようとすると、スケジュール的にはH30年1月12日(金)の役員会で審議にかけることに。

<結論>年内には意見書をまとめないといけない。

というタイトなスケジュールでして、クリスマスとか忘年会とか言ってる場合じゃないよトホホ、といった状況でございます(キビシー!)

何を意見書に織り込むか、まだ決まってないのですが、玉婆の一存では決められないので、広く集めて絞り込まないといけないですね。

ちなみに昨年のお題は「配偶者控除」でした。

 

給与所得控除については、実は減額を要請している経緯があって(実額より高いという理由)、公的年金控除についても二重の控除(国民年金や厚生年金保険料を支払った時点で「社会保険料控除」を受けている)だと税理士会でも解釈しているようで。

 

しかしながら、基礎控除をその分引き上げるべきという論調だったところに、所得制限がかかりそうなので、憲法基本的人権・最低限の文化的な生活を営む権利からすると、基礎控除引き下げる所得制限かけるべきでないという意見がきっと出てくるんじゃないのかな、と推測しております。

税理士試験結果発表(2)

そして、これも今朝一番、税理士試験の官報合格者の発表がありました。

前の事務所辞めた人が2人載っていて(在籍の人も一人受かってたと後で分かったので12/17追加)、おぉ~頑張ったんだねぇといった感じだったんですけども。

一番嬉しかったのが、税理士ブロガーつながりからお友達になった方が合格されたこと!!思わず号泣しちゃいました。

税理士試験は長丁場なので、スイスイと受かる人が少なくて人それぞれに山あり谷あり、壮大なドラマと化しますねぇ。

官報見た瞬間、様々な場面がハイライトとなって脳内を駆け巡るんですよね~。

一旦お休みしている時期があったり、お仕事しながらツライ事もたくさんあったと思いますが、本当にお疲れ玉でした!

 

ちなみに、税理士受験勉強会からお預かりしたトロフィーが行方不明になっていて

「今誰が持ってるんだろうね~?」

とちょくちょく話題になるのですが・・・

玉婆の実家にあることが、今日のスタッフ(父)の発言で判明しました。。。

一緒になって「誰ですかね~私、確か宅配便で次の人に送ったと思うんですけど」

とか真っ赤な嘘をついておりました(-.-;

大変申し訳ございません。この場を借りて心からお詫び申し上げますm(__)m

d.hatena.ne.jp

勝利の美酒ナポレオン

自分が官報合格した時、勝利の美酒を何飲んだか忘れちゃったんですけども・・・

今回合格した友達が東京に来た時に↓のシャンパーニュ「ナポレオン」を一緒に飲みたいと思いますので、取っておきます(^^)

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 ちょうど、顧問先の方から頂いたお歳暮の御礼に↑のシャンパーニュをお送りしたのですが、自分ちのクリスマスパーティー用と予備に数本多めに仕入れておいたので、良かったです。

 

ナポレオンは、シャンパーニュ(あえてシャンパンとは言わない主義)が大好きで「敗戦の時こそシャンパーニュを飲むべきだ」とか言ってたらしいですけども、やっぱりおめでたい時に飲むのが一番美味しいと思います(^^;

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 ナポレオンに献上するために初代ジャン・ルイ・プリユールさんが作り始めたシャンパーニュだそうですが、その夢をかなえる前にナポレオン自身が亡くなった為夢は叶わずに終わったという(;;)

しかし、三代目アルフレッド・マリー・プリユールにして1907年に「ナポレオン」の商標登録が認められた、ということで、これまたドラマチックなシャンパーニュなんですね~。

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おめでたい時は、結局何を飲んでも美味しいとは思うんですけども、ナポレオンはお勧めシャンパーニュの一本として覚えておいて損はないお酒ということで、ご紹介させていただきました。

(結局最後は酒で結ぶヤツ)