Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

金の林檎・銀のリンゴ

12月といえばお歳暮シーズン。

思いがけず多大なお心遣いを頂き、感謝の嵐ピュ~☆彡

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お歳暮くださった皆様、本当にありがとうございますm(__)m

(むしろこちらからお送りすべきところ、申し訳ございません)

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 そんな中、本日の宅配便にて、青森県弘前市は「東目屋青年部りんご販売部」さんから、りんごの贈りものを頂きました。

f:id:tamabar:20171207161859j:imageリンゴはうちの事務所でそのまま食べたり、母がワイン煮にしたものを自家製ヨーグルト(事務所でスタッフが作っております)とともに頂いたり、かなり重宝しております。

しかし・・・ふるさと納税とかした記憶ないし、ご依頼主が誰だか分からないという状況Σ(・□・;)

しかしながら、宛名は山口玉美あてになっているので、間違えじゃないよね?!

ということで、恐るおそる開けてみましたの図。

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 お手紙が添えられており。

「傷がついたリンゴを送ってしまったお詫びの品」ということのようです。

んー・・・

お客様から確かに、リンゴの贈りものを頂いたのですが、傷一つなく、大変立派なリンゴで非常に美味しいので、お詫びと言われても、謝られる理由がないんですけど?!

みたいな(^^;

 

つまりは何の理由もないのに、このリンゴを頂いていいものか、良くないものか?

玉婆は今、イソップ物語の「金の斧・銀の斧」のような状況に置かれている・・・

はたまた、ハムレットの「生きるべきか、死すべきか?」のような状況ともいえる・・・(大袈裟~)

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 玉婆はバカ正直&欲深くないことだけが取り柄と自負しているため、こちらの連絡先にTELすることに。

しかし、あいにくお留守のようでした。

 

そして、しばらくして見覚えのある電話番号から折り返しのTELがあり・・・

♪プルル~電話に出てみますと

 

”ふるさとの~訛り懐かし停車場の~” by啄木

 

といった感じの津軽弁(?青森弁?)

これはリンゴ農家の方に違いない!

玉「あのぉー。すみません、リンゴを今日送って頂いたのですが・・・

  お詫び状が入っていたのですが」

JAつがる青年部さん「すみません、梱包方法間違えて送っちゃったみたいで」

玉「いや、私の頂いたリンゴは傷一つなく、どれも立派で大変美味しいリンゴだったんですけど。どうしたらいいんでしょうか?」

といったやり取りがあり・・・

 

正直者の玉婆は、美味しいリンゴをタダで手に入れることができましたとさ~

(おしまい)

 

「神は正直な者を助け、不正直な者には罰を与える」というのが「金の斧」の教訓だそうで、イソップ物語の結末というのは、どれも後味が皮肉めいた感じのものが多かったような気がしますが、子供の頃に読んだイソップ物語、玉婆の人生に少なからず影響を与えたような気がします。

 

いや、性悪説的に捉えれば「リンゴを送り返して、とはきっと言わないだろう」と分かってて偽善者ぶりやがって、と思う方もいるかもしれません。

 

しかしながら、今回の件に関して、イソップ物語をもし読んでいなかったからといって結果は変わらなかったかもしれませんけれども、今回の件があったがゆえ「リンゴをとても美味しく頂いてますよ~」ということが直接JAつがる弘前青年部さんにお伝えできたので、玉婆的にはスッキリしました(^^)

 

それと、仮に素人目には分からない程度のキズだったとしても、ミスに対して真摯な対応をされているんだな~と。

そのこだわりぶりに敬意を表したいと思います。

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 本当に美味しいリンゴなので、他の方にも食べて頂くといいかなと思いましたのでブログでご紹介させて頂きました。

玉婆自身も今後、ぜひ購入させて頂きたいなと思います。

青森は相当寒いことと思いますが、皆さん体調にお気をつけてこれからも頑張って頂きたいなと思っております。