Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

日芸音楽学科を卒業したのに簿記と出会って経理ウーマンとなり、税務相談ができるBARを夢見ていつの間にか税理士になった玉婆のブログ。

税務調査アンケート

7月申告、大きな山は越えましたが、海外絡みの案件等々あり、まだ終わっておりません。

しかしながら一部は8月延長で、消費税のみ電子申告完了しまして、今月絶対に提出というものは一応目途が付いたのでホッとしております。

 

そんな中税理士会から届いたのが「税務調査アンケート」

無作為に抽出した6000件のうちに入ったらしいです(-.-)

この半年で調査が2件ありましたので、真面目に(?)書いて昨日提出しました。

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税務調査嫌じゃ~っていう税理士さんも多いと思うのですが、玉婆は税務調査じたいは好きというか。

自分の行った処理にジャッジが下されるという面では怖さもありますが、やはり税理士としての腕の見せ所ではないかと思っております。

 

今回の2件の税務調査を経て思ったことは色々とあるのですが、特に思ったこととしましては・・・

税務調査は、調査官に委ねられる部分が非常に多い、ということ。

ここ最近の2件、両極端だったですね。

一人は人間的にすごく良い人そうだなというか、誠意が伝わってくる方でした。

私どもとは違う世界の公務員ですので、人間性とかってどうなの?って思うかもしれないですが、極論は「交渉」なので、不思議とこちらも歩み寄ろうかな、と思わせるタイプの調査官だったり、話早いなと思わせるタイプの調査官というのは、結果良い仕事に結びついていると思います。

納税者側から見れば、結果としては修正になってしまうケースが多いのでしょうが、致し方ないなというという感じでしょうか?

玉婆は会計事務所業界13年ほどの中で、このタイプの調査官は今回2人目でした。

 

もう一人は、人間的にはどうか分からないですが、残念ながら「ちと経験不足かな」という感じの調査官でした。

悪気はないと思うので、誠実に対応したつもりですが、業界に対する基礎知識が足りないというのが決定的な理由だったと思います。

社長が説明したことが内容的にイメージできない、理解できない。

→それに加えて権限もないし、うまくまとめ上げる事ができないという悪循環に陥り、追加で何日か調査を受けました。

この方お一人で調査を続けられたら、何日追加しても永遠に調査は終わらない、と思ったので、当方から統括に立ち会いをお願いしました。

(↑こんなケースは稀と思います)

確かに難解な部分もあったとはいえ、本当は調査官お一人で最後まで頑張ってほしかったですが・・・

(まるで子供を育てるような気分ですが)でも、調査官のために調査受けてるワケじゃないですからね(^^;

統括が加わって、調査は無事、収束に向かった次第でございます。

玉婆がとやかく言う立場ではないのですが、デキル調査官はきっとお金や税金のことだけでなく、調査対象先の背景も良く調べてらっしゃるものなんだと思いますし、自分らも顧問先に関わるにあたって、業務改善に最低限必要な業界知識も勉強しない限り、トータルなアドバイスなどできないだろうなと思っています。

 

とまぁー偉そうにいってしまうワケですが、税理士になってから、国税OB税理士さんと話す機会も増えてまいりまして、自分の周りは気さくで温かい方が多いです、ハイ(ということでフォローになってますでしょうか?)

 

今回携わらせて頂いた税務調査は2件ともスポットからの関与でしたが、その後もお付き合いさせていただくこととなりまして、ありがたい限りでございます。

 

とことん戦う派(中には納税者の意向を超えて自分自身の戦いになっているケースもあるかもしれません)、とことん税務署寄り派など、税理士の税務調査への臨み方というのも様々なタイプあると思います。

玉婆は、特にどちらでもなくその時々の状況に応じて柔軟性を持った対応を心がけておりますが、今回はたまたま2件とも受け入れて下さったといいますか、相性が良かったのかもしれません。 

 

調査の結果というのも、仮に是認になったとして

「よく是認にしてくれた!ありがとっ!」と思ってくださる納税者もいれば

「当たり前じゃーん」と思う納税者もいるでしょうからね~。

是認が一番良いのは当然かと思われるところですが、納税者⇔税理士の信頼関係は必ずしも是認になったから得られるとかいうものでもない、という厳しい世界であります。

 

いずれにしても、納得のいく形で調査が完了するためには、税理士がいかに納税者にとって心強い存在になれるかが鍵ではないかな、と思っております。