先ほど、生まれて初めての内視鏡検査(胃カメラ)を受けてまいりました。
大事を取って顧問先訪問などは入れていないのですが、夜はバンド関係のお友達とシンセの先生のLive!に行くことになっており、お酒は飲めないものの、思ったより普通の状態に戻るのが早かったので一安心でございます。
顧問先の半分が医療系なので、「内視鏡」という言葉じたいは常々目や耳にしており。
最近の内視鏡は、昔よりだいぶ細くなって進んだよ、とか、こないだ初期のガンを発見して患者さんからものすごく喜ばれたよ、ということも聞いていたのですが・・・
「内視鏡検査やった方がいいですよ~うちの先生上手なので本当に痛くないですから」と強くお勧めくださった顧問先があったにもかかわらず、怖かったので頑なに拒否しつづけた結果、44年間生まれて一度も内視鏡をやったことがないという状況に陥っておりました(^^;
(そん時やっときゃよかったのにねぇ~)
しかし、昨年の健康診断の時にピロリ菌検査が陽性ということが分かり、こりゃ除染しないとね~ということになりまして。
(母方が割とガン家系)
でもって、看護師さんのお友達と春スキーに行った時、内視鏡検査やらないとピロリ菌の薬が処方できないとかいう話をしてて。
「うちのクリニック内視鏡やってるよ、おいでよ!」とのお声かけを頂いて、ようやっと重い腰を上げる決意をした次第でございます。
口から内視鏡を受けた人は本当に苦しかったというし、鼻から受けた人は麻酔でほとんど寝てた、という人もいたりするので、いつかはやるとした場合でも、とりあえず「鼻から」は死守したいな~と思っておりましたので、鼻からだよ~と聞いて、まずは安心。
しかしながら、出産した人がよく「鼻からスイカが出るような痛さだった」とかいうし、玉婆自身も小さいころピーナッツを食べ過ぎた時になぜか鼻から丸ごとのピーナッツが出てきたことがあって、ムチャクチャ痛かったんですぅ(;;)
また、ショッキングなことが起きると
♪ピロリ~鼻から豆乳~♪
バッハ「トッカータとフーガ」のメロディが頭の中に流れるのですが
(しかもなぜ豆乳なのか良く分からず。地域によっては牛乳というところもあるらしい)→5/31気になったので調べたところ、嘉門達夫さんの替え歌「鼻から牛乳」に行き着きました。
とにかく「鼻から〇〇」っていう際、良い事が一つもないような気がします・・・
そして「ピロピロ鼻うがい」(鼻から塩水やうがい薬を吸って口から吐く)が風邪の予防に効く、とよく聞くのですが、鼻に水が入ってきた時の痛さが怖くてできないという状況でした。
でもって、5月GW明けに血液検査を受けて、その結果が出るころに予約入れて、今日内視鏡検査に行ってまいりました。
昨夜は20時までに食事を済ませてということで、普通に飲み食いして、今朝は絶食。
お水を9時半まで飲んで良いということで、一応言われたことはきちんと守りました。
(普通の人には当たり前のことなんですが・・・)
看護師のお友達から、前日に「前に受けた健診の結果持ってきてね~」とメッセージくれて。言われないと忘れる所だったので助かりました(感激の嵐ピュ~)
今朝は、鼻が少しでも通りやすくなるといいなと思い、鼻毛をカットしましたが、ちょうどかなり伸びてたのでタイミング良かったです(-.-;
検査の時もずっとお友達の看護師さんが付き添っててくれたので、安心感がありましたね~。
まず最初に、胃をキレイにする薬を飲む。
(マズイと言われていたけど、オェーとかまでは思わなかったです)
どっちの鼻がいい?と聞かれて「んー、左かな?」
その後、イスに座り、鼻の中に麻酔のゼリーが入りまーす、ということで、良く分からないうちにスポっと入っちゃったですが、あぁーついに来たか、この痛さという感じで、若干鼻の痛みがありました。
でもって、溶けてきたのが喉に垂れてきたの飲み込まないでティッシュに出してね、ということで、少しオエッとなりました。
その後、Dr.が白いストローのような管を「麻酔しますね~(また麻酔?)」という感じで入れていって、やはり「来たか、鼻!」という感じの痛さが少しありましたが、プールででんぐり返しした時と比べると、思ったほどでもなかったかなーと。
この細さなら耐えられるかも、と思ったけど、世の中そんなに甘くない様です。
Dr.「もう少し太いの入りますからね~(マヂっすか!)」
看護師さん「左向けに横になってね~右手でお腹を覆う様にしてティッシュ2、3枚持ってね。左手を腰の上に乗せて、捨てるティッシュ渡してね」
背中をさすりながら「この辺で少し痛くなります~」とか言ってくれるだけでも、突然痛くなるよりは気持ち的にだいぶ楽な感じがいたしました。
Dr.の腕前・慣れってのもあるんでしょうけども、看護師さんの役割が非常に重要だと感じましたね~。
そんなことで、ウォー食道に来たな~ってのがあって、余裕がなかったので玉婆はずっと目をつぶってましたが、きっと細いですねぇー。
体の中に物体が入っていくので、只事ではないとはいえ、やはり医学の進歩を感じました。
胃に到達して「空気入れまーす。げっぷ我慢してください」とか言われて、思ったよりオェーッと来る感じはなかったですね。
しかし、よだれのような感じで、唾液がガ~口から漏れてしまうのですが、それはしょうがないのでティッシュで押さえる感じですね。
あぁー寝たきりになるとこういう感じなんだな、というか、自分で自分がコントロールできない屈辱感はありました。
検査が終わるまでの間、今まで自分に起こった過去のツライことを片っ端から思い出そうとして「それと比べたら、胃カメラなんて全然大丈夫じゃね?」とか少し振り返ったりしましたけども、全部思い出せないうちに検査は終了しました(^^;
むしろ、今日アルコールが飲めないことの方が、余程ツライです(;;)
自分の胃の中というのを写真で初めて見ましたが・・・
ホルモン焼に出てくる何かに似てました。ヒラヒラの感じ。
(意外とキレイでした)
しかし胃カメラってスゴイ~と思いましたです、ハイ。
Dr.「ここに小さな赤い斑点があってね、初期のガンの可能性もあるんだけども
(マヂすか!ってか心の準備まったくできてない状態で結構アッサリ言われる)
ガンの場合には、もう少しデコボコしてることが多いんだよね。まぁ慢性胃炎だと思うんだけどね」とのこと。
とりあえず少し組織を取って検査に出すとのことですが、特に胃が痛いとか普段思ったことはほどんとないですし、健康しか取柄がないという感じですので、ガンでないことを願うばかりでございます。
その他の血液検査については、よくもまぁーこれだけ飲み食いしている割には大丈夫だよね、と思うほどの正常な範囲の数値でしたので、ひとまず安心いたしました。
その後、ピロリ菌の検査。
尿素の入っている錠剤を飲んだり、袋の中に息を詰め込んだりして終了。
また2週間後にクリニックに行くことになりました。
なかなかピロリ菌退治までには長い道のりの様です。
(つづく)