事務所近くのイタリアンについて。
昔(いつの事だよオイオイ)、イタリアンというカテゴリーが確立する前は、スパゲティといえばミートソースかナポリタンの2択、または、たらこスパとの3択だったように思います。
今はスパゲティという言い方はせず、パスタ(スパゲティはパスタの中の種類の一つ)と言うのが主流になってますね。
スパゲティの他にスパゲッティーニ、ペンネ、リングイネ、リガトーニ、ラザニアetc.様々なパスタが当たり前に提供されると同時に、ペペロンチーノ、カルボナーラ、ジェノベーゼ、ポモドーロetc.ソースも多彩な中から選ぶ事ができるご時世でございます。
ティラミスが日本に入って来たあたりから、ジャパニーズ・イタリアンも急激な進化を遂げてきた様に記憶しています。
ティラミスは流行が終わったら消えるかと思っていたのですが、意外にも定着しましたねぇ。
(ちなみに関係ないですが、以前に自宅でティラミスを作った時の旧ブログ記事。割と本格的なレシピです↓)
パスタの話に戻ると、今では、本格イタリアンのお店のみならず、カフェなどでもそれなりのパスタを食べる事ができますので、イタリアンのお店もただイタリアンというだけでは厳しいんだろうなーという感じがします。
イタリアンのお店というと、横文字の名前が多いと思うのですが、玉婆行きつけの神保町イタリアンは「マキアヴェリの食卓」という、あえて日本語入ってる感じがシュールというか。
玉婆、歴史にあまり興味が湧かない人なので、マキアヴェリ(言いづらいので、以下マキャベリ)と聞くと何かの野菜?とか思ってしまうのですが、ルネッサンス期の政治家・思想家ということで、世界史好きな人にとっては当たり前に知ってる有名人といった感じなんでしょうか?
さらにウィキペディアには載っていないのですが、ネット調べたところによると、マキャベリは政界から離れた後、ブドウ園に囲まれたお城で昼間は農民とトランプなどをし、夜に「君主論」の執筆をしたとのこと。
マキャベリ城は今でも子孫に受け継がれ、とても上質なワインを作っており、マキャベリ城の一角が現在キャンティ・クラシコワイン協会の本部となっているそうです。
(「神の雫」29巻にこのワインが載っていると知り、すかさずkindleで買ってしまった玉婆)
店名でここまで調べさせるってのもスゴイですよね・・・(^^;
しかしながら、玉婆がこのお店を行きつけとしているのは、店名がインパクトあるからではなく、税理士受験仲間である友達の大学時代の同級生である、イケメン田口くんがシェフをしているお店だからなんですね~。
玉婆にとってみれば、友達の友達ってヤツですね。
(前置き長すぎましたが、これが一番言いたかったことです、ハイ)
すずらん通り東京堂ビルのテナントに勤めてた時分に数回行ったことがありましたが、その時は友達とも出会う前だったので「気取ってなくてフツーに美味しいお店」という記憶でした。
そして、友達の誘いで久々に行く事になり、ウォーそうだったの?!みたいな。
それ以来よく利用させて頂いています。
お店はすずらん通りの和菓子屋さん「文銭堂」ビルの2Fにあります。
黒板に書いてある、その日のお勧めメニューからだいたいチョイスするのですが、パスタの定番かつお勧めが「鴨のミートソース」
ミートソースというと、今はボロネーゼっていう言い方が主流になってきていますが、あえてミートソースというところ、牛肉etc.ではなく鴨っていうのが珍しくインパクトありますね。
鴨にはネギ。青ネギが合います。
通常のミートソースに比べて、お肉が細かく、細めの麺ともよく絡みますね。
手間かけて作ってるようです。
デザートはティラミス、パンナコッタ、アフォガード(エスプレッソに溺れたアイスクリーム)で、いつも迷ってしまうのですが、この日はアフォガードにしてみました。
エスプレッソの量が多いので、あえてコーヒーを頼む必要がなかったのですが頼んでしまいました(写真撮り忘れ)
前菜・ワインボトル1本+ビール他各自1~2杯・お肉・パスタ・デザートで一人6,000円前後。高くもなく安くもないですが、結構頼みましたからね〜。お腹イッパイです。
神保町すずらん通りらしい雰囲気というか。
高級感とかオシャレ~とかいうよりは、どちらかというとレトロな感じですが、居酒屋のようなガヤガヤした感じはないので居心地が良いですね。
まさかこのお店の近くに事務所を構えるとは思ってもいなかったのですが、今後もちょくちょく利用させて頂こうと思っております。