なにげに、2020初ブログ記事の玉婆でございます。
今年もよろしくお願いいたしますm(__)m
私ごとではございますが、先週3連休のど真ん中は1/12(日)、AORセッションという音楽イベントに初めて参加してまいりました。
(その仕込みがてんやわんやでブログ書く余裕なかったという・・・)
築地(汐留)のBlue Moodは、以前にプロのライブ観に行ったことあるんですが、音響・食事・雰囲気ともに素晴らしいライブハウス!
そんな所で演奏できる催しはなかなかないでしょう~
今回、一緒に共演してくださったプレーヤー、司会、幹事、お手伝いの皆様・オーディエンスで見に来て下さった音楽仲間etc.
多くの方にお世話になりました。この場をお借りして、心から厚く御礼申し上げます。
ところで。
Q. AOR って何ですか?
アダルト・オリエンテッド・ロック
Adult -Oriented Rock
このイベントと出会うまで定義知らなかったヤシ
教訓:AORの定義および範囲は、税法の様にビシっと決まっているワケではない。
説明がめんどくさいのでWikipedia貼り付けm(__)m
https://ja.wikipedia.org/wiki/AOR
実は、今回ひそかに参加表明を狙っていた曲が、幹事さんから「AORではないという判断に達したため却下」判定を受け、ボツることに・・・(T0T)
いわゆる普通のロックに比べて、フュージョンとかジャズの様なコードも使われていたり、原曲演奏しているミュージシャンもスゴイ人ばかりだし、雰囲気が大人っぽいというか?
教訓:演奏するのには、それなりの技術と音楽の耳が要求される。
譜面はないので全て耳コピ(自分で聴き取る)および基本、完コピ(ホンモノに限りなく近い音)
結構難しそうな曲ばかりなんだけど、はたして一発で合わさるの?!?!
ちなみになぜ、玉婆がAORに目覚めたか? というと
以前に少しだけバンド(活動停止というか実質的に解散)で一緒にやらせていただいていた凄腕のギターさんやベースさんの演奏を昨年、ジャズフェス見に行って、いつかまた一緒に演奏してもらえるレベルになりたいなーと思ってた、というのが一つ。
もう一つは、別のバンド(それも数年前実質的に解散)の同窓会のような感じで集まった時に「玉美さん、上手い人達の門を頼もーっ!!って叩いてみては?」と言われたこと。
そして、凄腕ギターさんに「修行させてください」とお願いしたところ、今回のイベントに参加してみたら?と言われ。
イベントはmixiでやり取りされているので、アカウント作る所から始まり。
教訓:mixi衰退してるかと思いきや、音楽関係コミュニティが充実。mixiなめんなよ。
今までも良いプレーヤーと演奏させて頂いたこともあるとは思うんですけど
教訓:AORセッションには「えぇーこんなスゴイ人と一緒に演奏していいの?」って思っちゃうような方々も参加するので共演できるチャンス!
いやぁ・・・正直なところ
音楽界の島流しかお前は?
っていうぐらい、狭い世界に自分がいた。
ということ、思い知りましたm(__)m
そして、セッション=仲間内で練習したものを積み上げてゆくのではなく、会った当日その場でリハーサルなくいきなり本番。
教訓:泣いても笑っても一発勝負。
しかも玉婆は初参加なので、全てのプレーヤーさんが初顔合わせという状況。
他のプレーヤーさんから見たら、玉婆=どこの馬の骨かも分からないヤツということです。
普段の演奏知ってる人なら、緊張して失敗してもアハハ~で済みそうですけど、初めての演奏でしくじったら、そーゆーレベルって評価されることになり・・・
紹介してくださった方も「なんであんなヤツ連れてきたの?」とか言われてご迷惑かけることになってしまうワケですので、かなりプレッシャー感じておりました。
事前にAORセッションの様子を知りたくてブログ調べたり、mixiコミュニティのやり取りとか見てたところ、機材とか話してる内容からして、レベル高すぎてついていけないッス~(T0T)ますます不安高まるヤシ
しかも、曲選びの段階で、どれも良い曲で迷っちゃうし、他の人がやらない曲をやった方がいいのかなとか思って「空いている曲に入ります」と表明したところ
教訓:自分の意思をハッキリしないとかえって迷惑をかけることになる。
逆に幹事さんにご迷惑かける結果に。。。すいませんでしたぁ
あと、今回初めての経験だったのが、ネット上でのエンディング打合せ。
教訓:AORの曲は、フェードアウトが多し。
定番の終わり方があるのかと思いきやそんなことなかったり
・自分が思いつかなかったけど「いいね!」って感じのエンディングをドラムさんが提案くださった曲
・事前に打ち合わせで決まったけど難しすぎて無理そうだからカットして簡単になった曲
・控室で初めて聞いたという人がいた曲
・ステージに上がってから変更になった曲
とか色々。しかしですね、
教訓:事前打ち合わせをしっかりした曲は、キマった後の充実感がハンパない。エンディングよければすべてよし。
実際に音合わせしてなくても、ネットでここまで擦り合わせできるんだってのが分かったのは非常にいい勉強になりました。
エンディング決まったらお次のお題、会場のステージピアノYAMAHA-CP4触ったことないので、かなり不安。
教訓:セッションでは機材の入れ替え含め10分なので、その間にセッティングが万一できなかった場合、出したい音が出せずに終わるという悲劇。
操作確認&出したい音見つけるために、CP4が置いてある高田馬場NOAHに自分のシンセも背負ってスタジオ入り。
教訓:CP4とCP40は音色の数が桁違い。本番で演奏する機材に触っとけ。
その前日、代々木ノアのCP40(CP4の後継機種)に触ったんですが・・・
ローズピアノの特注のDynoという音が気になっていて、それはCP4にしか入っていない。。
ということが分かり、代々木ノアに入ったのは意味のない行為と化しました(-.-;
音色のリストPDF送ってくださった鍵盤大臣さんに、心から御礼申し上げます。
とまぁ、演奏するまでにも紆余曲折ございましたが。
今回演奏されたのは、AORの名曲・新曲がにゃんと37曲!!
玉婆はホンセク(トロンボーン)で3曲。鍵盤1(88鍵ピアノ)で3曲。鍵盤2(シンセ)で3曲。
計9曲乗らせていただきました。
01. Put My Money / Ole Borud(Trb)
02. I Really Hope It's You / Michael Franks
03. I Did It All for Love / Robert Byrne
04. Jojo / Boz Scaggs
05. Lowdown / Incognito featuring Mario Biondi and Chaka Khan
06. You Belong to Me / Carly Simon
07. Are You Thinking? / Deniece Williams
08. Too Young / Jack Wagner
09. I’m Home / Al Jarreau
10. Love Is Here to Stay / Omar Hakim
11. Take Me to Your Heaven / Wilson Bros
12. Better Days / Dianne Reeves
13. Somethin’ / Lalah Hathaway
14. It Will Be Alright/ Airplay
15. Hard Times / Boz Scaggs
16. Him / Rupert Holmes(Key2シンセストリングス)
17. Trouble in Paradise / Al Jarreau(Key2シンセストリングス)
18. It's the Falling in Love / Carole Bayer Sager
19. How Do You Keep the Music Playing? / James Ingram & Patti Austin
20. Can't Hide Love / Dionne Warwick(Key1ピアノ)
21. Teasin' Eyes / Hiram Bullock(Key1ピアノ)
22. Somethin' Special / Quincy Jones feat. Patti Austin
23. Glen's Hair / JaR
24. Release Yourself / Marc Jordan
25. Someone like You/ David Roberts
26. I Can’t Tell You Why / The Eagles
27. Two of Us / Seawind
28. I’m a Camera / Marc Jordan
29. O.C.O.E. / Pages
30. Let Yourself Go / Marlene with Seawind
31. Blame It on the Night / Finis Henderson
32. Love And Emotion / Gino Vannelli
33. I Believe / Gino Vannelli
34. Fly with Me / Bill Champlin(Key1ピアノ)
35. Long, Long Time / Seawind(Trb)
36. Home at Last / Steely Dan(Trb)
37. What You Won't Do for Love / Ricky Peterson(Key2シンセストリングス)
いやぁーどの曲も一発合わせとは思えぬサウンドで、AORの名曲が生演奏で聴けるという贅沢なひととき!
リスナーとしても存分に堪能いたしました。
そして、今回はSAX・Trpの上手な方々ともホーンセクションでハモることができたということ!!
オープニングは「Put My Money」で幕開け。
この1月来日、オーレ・ブールードの5年ぶりのニュー・アルバム『アウトサイド・ザ・リミット』のナンバーということで、本物以上に豪華な編成と司会さんが言ってましたが、伸ばし・刻みともにホンセクのカッコ良さを堪能できる一曲!
教訓:決まるとカッコイイ=決まらないと最悪=プレッシャーMAX
(スイマセン肝心な所で音外しました。。。動画貼り付け失礼します)
01 Put My Money
トロンボーンについては、かなりブランクあり、雑音にしか聞こえないから出演すること考えてなかったんですけど・・・
Saxの方が「譜面書くので4管で乗りませんか?」と提案くださって、乗る事を決意しました。
36 Home at Last Steely Dan
↑↑原曲以上に良い感じと思ふ。ピアノとVoうますぎて震えました
そして、ピアノの方は、直前まで弾き方決まらなかった難曲「Fly With Me」
初めてでどこまで合わさるのか不安・・・でしたが
34 Fly with Me Bill Champlin
キレッキレのドラムさん・安定のベースさんがしっかり支えてくださり。
イケメン&凄腕ギターさん、美人コーラス隊さん、ブラスセクションバリバリシンセさんのおかげでノリノリのサウンドに!
追加で16小節加わったギターソロが終わる所、メインヴォーカルさんの盛り上げMAXで、原曲以上にスゴイやないけー!!ウォーー!と思いました。
歌詞について、後で動画見て爆笑。弾いてる時は自分のことに精いっぱいで気づかなかったのですが(´艸`*)
結論:No music, no life.
鍵盤・トロンボーン共に腕を磨いて、お仕事との両立もしつつ来年もぜひ参加させて頂ければと思っております。
以上、1/12開催@汐留Blue Moodで開催されたAORセッションvol.13に参加した件についてご報告させて頂きました。
I participated AOR SESSION vol.13, held at live house Blue Mood last Sunday for the first time.
I performed piano and trombone.
It was awesome that all musicians made excellent groove and harmony without rehearsal in advance.
I really appreciate great meeting with music friends.