Tama Tax Tokyo はてな支店<開業税理士の玉婆が熱く語るページ>

山口玉美税理士事務所Tama Tax Tokyoのブログ支店です。

biki・アラモアナビーチパーク・アラモアナセンター

背景写真を今回のハワイで撮影したものに変更いたしました。

シェラトンワイキキからの眺め)

 

ホノルル初日。

日本からの飛行機は、だいたいホノルルに朝着く様になっているので、チェックインまでの時間どう過ごすか?というので運命変わってきますね。

 

今回も顧問先のコンドミニアムにお世話になるということで、本来のチェックインは14時だったのですが、だいたい11時ごろ着く旨を伝えてありました。

しかし~税関引っかかった割にはタクシーがサクっと乗れたため、あまりにもスムーズ過ぎて9時ちょっと過ぎに到着(^^;

コンドミニアムの事務局の人が「すごく顔が疲れているわね~すぐお部屋用意するから待っててね」ということで、予定よりも早くお部屋に入ることができました。

 

初日の夜は、顧問先&現地の会計士さん、アセットマネジメントの方と打ち合わせを兼ねてのディナー。

夜に備えて少し寝なければ・・・

と思えば思うほど、目が冴えてきてしまう性SAGA、なんですね~(*_*)

 

というワケで、前々回、前回ともにあまり満喫できなかった「アラモアナショッピングセンター」3度目の正直ということで、ショッピングへ出かけることにしました。

コンドからは歩いて7,8分でしょうか?

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もう目の前に、デパートのmacy'sが見えているというところまで来て・・・

bikiの乗り場発見!

ハワイ来て今回やりたい事の一つ「自転車に乗る!」

おぉー意外と身近な所に駐輪スポットがあるのね、ということでさっそく乗ってみることにしました。

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手続きについては事前にネットでリサーチ済み。

クレジットカードがあれば簡単です。

事前アプリ登録が必要ないプランで、$3.5で30分以内に返却か$20で300分(日にちが繰り越せる)

30分以内に返却する自身がなかったので、$20のコースを選択。←滞在の他の日にも乗ったので、玉婆にはコレが正解でした。

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英語が多少読めるようになったとはいえ、やはり日本語のメニューの方が見やすいですね(-.-; f:id:tamabar:20171113154942j:image

しかし~いきなりエラーが出ちゃいました!!(マヂですかぁ~)

先だっての学会参加費の94万円の決済のせいか?!とか超不安になりつつ、もう一度頑張ってみよう・・・

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さっきのは一体何だったんでしょうか・・・(-.-;

無事に手続き完了。ホッ!

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これで晴れて自転車を借りれた次第ですが、荷物置きのカゴがないので、沢山の荷物を持たない方が良いでしょう。

バッグ一つぐらいならゴムで止められるのですが、ショッピングの足として使うのは危険です。

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しかしながら・・・

いやぁーこの景色の中でサイクリングできるとは、何とも気持ちの良いこと!

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ハワイ来たぞー!!って大声で叫びたくなりますが、変人と思われるのでじっと我慢。

アラモアナってビーチもちゃんとあるんですね。

ショッピングセンターだけと舐め切っておりました。失礼いたしました。f:id:tamabar:20171113155245j:image

このワケ分からない実がなってる木を見ると、あぁー異国の地に来たんだな、と実感する次第でございます。

こんな公園が家の近くにあったら毎日ジョギングするのにな・・・

(そして滞在中一度もジョギングせずに終わる)

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ショッピングセンターを通り越しちゃって、信号も思うところにないし、どうしたら良いのかな~と思いつつ引き返してきたところに駐輪スポット発見。

いい加減にしておかないと、買い物が一切できなくなります(-.-)

f:id:tamabar:20171113155354j:image 無事に自転車を返却し終えると、携帯に「ちゃんと返却してくれてgood job!」的なショートメールが届く仕組みになっております。

借りた場所と違う駐輪スポットへ返却しなくちゃいけないので、お店に停車できなかったりと不便なところもありますが、気軽に借りれて色もカワイイしテンション上がりますねー!

 

でもって、歩きに変更してアラモアナショッピングセンター(アラモアナセンター)にようやっと到着。

 

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アラモアナセンターは広すぎるので、今日全部見たいもの見るのはムリ!

ということで、まずは地図を入手して、お昼でも食べながら作戦タイム、と。

うわー日本人多いことっ!

11月の平日って全然シーズンじゃないんですけども、景気が意外といいんでしょうか?

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夜が洋食の可能性高し、と思ったので手始めに焼きそばなど。

「お飲み物などいかがですか?」

と日本語で聞かれるとつい買ってしまう性SAGA。。

(しかも飲み物持ってたのに)しかしながらお味の方はGOOD!

日本で食べる焼きそばそのもので、野菜もシャキっとして美味しゅうございました。

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ちょうどショータイム。

男性のふんどしが・・・キャー(/ω\)←意外とウブなやつ

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前回サクっとしか回れなかった中で「Brookstoneのマッサージ器を買っておけば良かった!」と後悔したので、今回はすかさずマッサージ器を購入しました。

充電&コードレスで、イスとかベッドの上に置いて腰や首に当てられるし、温熱効果もあってなかなか良いです。

 

www.brookstone.com

このマッサージ器、顧問先の方へ御礼として部屋に置いて帰ろうかと思っていたのですが・・・

後日、自分が泊まっている部屋が、ワケあって顧問先ではない別の人のお部屋に変更されたということが判明し、すかさず日本に持ち帰った次第でございます(-.-;

(危なく見ず知らずの人に寄付するところでした)

 

お店の人が「良かったらマッサージチェア座ってかない?」ということで、すごくイイ感じでしたね~!

$4,999ですが、座るだけならタダ。日本のマッサージチェアよりもデカイです。

隣のチェアに座っていた欧米人のお兄さんも「エクセレント!」とのことでした。

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(次回 ワイアラエカントリークラブ の予定)

プレエコJAL789ホノルル →成田・ダニエルKイノウエ空港

ハワイからの帰国便について。

ダニエルKイノウエ国際空港(要するにホノルル空港)のラウンジですが、プレエコでも本当はラウンジ使えるハズなのですが、ラウンジが狭いとかいう都合により、ビジネスクラスのみの特典となってしまったようです(;;)

そのお詫びとして、空港内で使える$30のクーポンを頂きました。

$10×3枚。

 

しかし前回ビジネスクラスだったのでラウンジ使いましたが、正直なところ成田サクララウンジほどのラグジュアリー感はなく「別に~」といった感じですね(-.-;

なので、$30クーポンの方が余程嬉しいといった次第でございます。

プラダなどの高級ブランドショップを除くほとんどのお店で使えます、ただしお釣り出ないのでお気をつけください、とのこと。

 

コンビニのようなちょっとした売店で使おうとしたところ拒否られました、、、

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後で説明書き見たら、このお店も確かに除外と書いてありました。

その様な場合には、使えるお店だけを説明して欲しいと思ふ…

 

最終的に年間に納める所得税額は同じとしても、源泉徴収が過大で還付の場合にはイェーイって思うけど、源泉や予定納税が少ないために確定申告の納税額が大きくなってしまった場合には納得いかん!というのと似た様な気持ちでした、ハイ。

 

前日の残り物をお弁当詰めて持参したのですが、飲み物については出国時の荷物検査で没収されてしまうため、フードコートで購入。

家に持ち帰るフレッシュジュースとダイエットコーラで$9.3だったためお釣り出ないけどまいっか、みたいな。

フードコートが激混みの中、階段降りて中庭に出られるとリサーチ済みだったので、中庭へ出てみました。

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おっしゃ〜!掃除のおじさん以外ほぼ誰もいません!٩( ᐛ )و

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ランチボックス持ってきて食べるとこなかったら意味ないと危惧していたのですが…

カンペキ以外の何者でもないという。

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前日のステーキが量多すぎたのですが、お昼ご飯代が浮いた上に無駄にならず良かったです。

そのほか、玉子サンド、フルーツなど。

2人分あったのでもう1人だれかいると尚良かったです(*´-`)

 

その後、免税店で頼まれてたカリフォルニアワインを購入、クーポンはまたたく間に使い果たしました(^^;

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搭乗口27番ゲートまで遠かったのですが、本当に最後の最後まで骨の髄までしゃぶり尽くしたろか〜ぐらいの沢山のモノが売られています。(恐るべしハワイ)

玉婆はブランドものには興味が全くない人間なので高いものは買ってないですが、それでもカード請求見たくないよぉ、という状況で、もしもブランド好きだったら、今頃カードローン地獄に陥っているかもしれません( ゚д゚)

 

ドンキで売ってたカレンダーとほぼ同じのが6倍ぐらいの金額でしたので、空港内限定品とかでない限り、滞在中にできるだけ買った方がいいですね。

 

数々の誘惑を振り切って無事JAL789便に乗り込みました。

まだお腹すいてないのに機内食が配られます。(マヂですか〜)

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というか15時発の便なので、1回目が軽食でいいと思ふ。(2回目が軽食)

しかし、ビッグアイランドキャンディーズJAL限定クッキー抹茶&パイナップル、これはテンション上がる!

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ホノルルクッキーが有名ですが、ガイドさんによればこちらのビッグアイランドの方が材料が高級らしいです。ホノルルクッキーも最近調子に乗って値上げされたらしいですが。

 

食べ終わった後にアイスクリーム。

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ここはハーゲンダッツではなく、ハワイを名残り惜しませるかのようなトロピカルフレーバーで。

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あぁーまたいつかハワイに来たいなぁ…

「ですよね!その時はまたJAL利用したい、ですよね!」by JAL

と神の声が聞こえてまいりました(^^;

 

2回目の軽食。いたってフツーですね。

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「お飲み物いかがしましょうか?コーヒー、ジュースなどございますが」

と聞かれて

シャンパン」と選択肢にないものを即答しまう玉婆なのでした。

(元取ろう精神ハンパない)

しかし、動じることなくニッコリ

「かしこまりました。すぐお持ちします」

さすが日本を代表する航空会社JALの国際線キャビンアテンダント、負けていないですね。

(争うつもりはないのですが玉婆だけに火花が見えました)

 

明日のアポ入れておらず睡眠を気にしなくても良いので、英語の勉強で映画でも見ようかな〜

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大好きなジャッキーの映画!久々なので期待しましたが、CGの進化と予算をかけてゴージャスな演出になっている分、ジャッキー本来のカンフーアクションやキャラクターの良さが失われている様で、正直途中で飽きて中断してしまいました(許してジャッキー)

 

エコノミーの方見てると、スリッパやフットレスト持参の方もいました。

着圧ソックスも進化してますので、エコノミー症候群を避けることは自分でできそうです。

耳栓、マスク、歯ブラシも持参で解決。

 

エコノミーとプレエコの一番大きな壁は、やはり座席の広さ、角度でしょうか。

機内での飲み物や食べ物は多少違っても食にこだわりなければ関係ないですし。

次の壁はキャビンアテンダントの対応のされ方、成田サクララウンジ。要するにラグジュアリー感ですね。

自分で簡単に解決できない溝の部分に値段が乗って来ている、ということでしょうか?

 

ちなみに成田税関入る前に到着免税店ができてました。

今般の平成29年税制改正により可能になった到着免税、身をもって実感いたしました。

(さりげなく、ナウな税制知ってるよアピール)

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タバコ買いそびれた人向けですかね〜

お酒については成城石井の方がよほど安いですので、免税という言葉に惑わされてはならぬ〜といった感じでございます。

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 以上、プレエコJAL帰国便についてのご報告でした。

次回以降ハワイの記事が相当期間続きます(^^)

プレエコJAL780成田→ホノルル

無事ハワイを出国し、帰りの飛行機に乗っております。

空の上から失礼いたします。

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ハイ、こんな時に限って隣の窓側の人が窓閉めており、先ほど撮影すべきだったと後悔の嵐ピュ〜でございます。(; ̄ェ ̄)

 苦し紛れにフライトマップ追加。

3Dとかで、色々進化してますね〜

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前回はビジネスクラスでしたが、今回はプレミアムエコノミーで。

JALマイル使ってかなり資金流出抑えられました。

開業して、事業上の経費をネット決済するものが陸マイル(岡マイルと言う人もいるみたい)貯まるのが大きいですね〜。

 

成田⇆ホノルルの飛行時間がヨーロッパほど長くないということもあり。

帰りは一番前の席というのもあって、ビジネスクラスがチラチラ見えて差をつけられてる感は否めないものの、足元広いし、名前覚えて呼んでくれる特別感はビジネスと同じでして(この様な些細なことでテンション上がるヤツ)全然快適ですので、次回以降もプレエコかなと思いました。

エコノミーは座席が倒しづらそうですね。

100%遊びなら良いのですが、こう見えても?一応真面目な玉婆ですので、仕事の場合はやはりプレエコ以上推奨。

 

あとは、時の運もありますねぇ…

プレエコの一番前の赤ちゃんはおとなしいのですが(ベビーベッドの都合上、一番前にして貰えるのだと思われる)

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ビジネスクラスの赤ちゃんが泣きわめいていて、ビジネスで来てる人にとってはチト不運な状況かと思います。。。

ファミリーの人も相当のお金払ってるでしょうからビジネスクラスを選択する権利はあるワケで、うるさい客はエコノミー行ってというワケにもいかないのが辛いとこでしょうか?

まぁハワイ線はビジネスマンは少ないでしょうけどね〜。

 

成田では、JALのCLUBーAカード持ってる人は、たとえエコノミーであろうとビジネスクラスのカウンターが利用可能。

しかし、実際にはビジネスでないのにビジネスクラスのカウンターに行くのは結構勇気が要ります。。

一応「CLUBーAカードなんですけど…」と恐る恐る確認してから進む、みたいな。

実際行ってみて丁寧に対応して貰えて快適ですねぇ。

CLUBーAの恩恵を初めて享受しました。

 

エコノミーだと、機械でチェックインしてください、という感じで係員の数がかなーり少ないです。

人件費がいかにコスト削減において重要性を占めているか、垣間見ました(^ ^;

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プレエコでもサクララウンジが使えるのでショッピング放棄してラウンジ直行。

着いたらすぐシャワーの予約入れた方が良いと教わったので、予約コーナーへ。

シャワーが人気の様で、今回も2人待ちでした。

 

ポケベルを持たされて、待っている間に食事〜

JAL特製ビーフカレーとお酒を取ってきたところで、ビビービビー⚡︎

なんとまぁ間が悪いこと(。-_-。)

疲れた〜とかいってマッサージチェアに座ってる場合じゃなかったよトホホ、ということで

玉「すみません食事取ってきちゃったんですけど…」

JAL「そうしましたら、お食事後の方がよろしいですね。搭乗時間がギリギリになってしまうかもしれませんが先に他のお客様をお通ししてもよろしいでしょうか?」

JAL特製ビーフカレーとシャワーの2択。

玉「間に合わなかったらキャンセルでもいいです」とあっさりシャワーを諦めてしまうのでした。

それぐらい前回のJAL特製ビーフカレーの怨みは恐ろしい、ということでございます( ˘ω˘ )

 

プレエコの機内食はエコノミーと基本同じ。

特筆すべきものはないし、睡眠時間確保の方が優先順位が上。

∴つまり機内食は放棄すべし!それにJAL特製ビーフカレーは絶対食すべし!

と複数の方からご指導賜ったため、機内食との優劣判定は必要ないのであります。

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シャワーがまたいつ順番来るか分からん、という状況の中で「カレーは飲み物」的な状況と化しておりましたが、牛すじゴロゴロ、ルーがかけ放題というのも嬉しいですね。

ややしょっぱめのお味、ご飯に合うカレーとなっております。

それと右上のトマトスープがこれまた絶品!

このスープにご飯を入れてリゾットにしても美味しいんじゃないかと。

(その時は思いつかなかったですが、間違えないと思ふ)

原価率高いと見受けましたので、見かけたら必ず食べることを推奨します。

 

でもって食べ終わってすぐ、再びポケベルが鳴り、搭乗まであと20分という状況でサッサとシャワー浴びねば。

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一流ホテルさながらの高級感!

頻繁に利用されているのに、短い時間で掃除もカンペキにしてあり、シャワーヘッドもすごいデカイ

使っててお湯も絶妙な水圧だし、かなりサッパリしました。

シャワーもまた、ラウンジ利用の際には必須おススメということで

*マッサージチェア

*JAL特製ビーフカレー

*シャワー借りる

とラウンジですべきことがいろいろあるので、いくら早く行っても早すぎることはない!ということでございます。

本当のエグゼクティブは、しょっちゅうカレー食べてるでしょうから、シャワー優先でしょうか?

たまにしか飛行機に乗らない玉婆、ラウンジで元取ろうとか思ってる時点で、真のエグゼクティブにはなれないんでしょうね〜。

税理士の職業病でもあり、経費回収の理念が体に染み付いております。

 

でもって機内食放棄するつもりだったのに「資生堂パーラー監修」という文字見た途端にまた、勿体ないお化けが出てきてしまう悲しい性SAGAでございます。。。

しかも機内限定パッションフルーツのチーズケーキについては、乳製品のためハワイへの持ち込み禁止。

そして機内食は次に乗る時同じでない可能性が限りなく高い。

すなわち、この機内で食べなければもう二度と食べれない可能性が高い、という過酷な状況下に置かれているということを自ら察知しなければなりません。(*´-`)

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被相続人の生前においては「財産なんて別に〜」とか言ってた人に限って、相続が起きて財産を知った途端に人変わって「法定相続分が〜」とか言い出すのと非常によく似ている状況であります。

 

しかしながら胃袋に限界がありますので、原価率の高いものから優先的につまむ、そしてプレエコ限定のシャンパンを飲む!となります。

以上、

「二頭を追う者は一頭も得ず」

自分の限界を認識して追い求め過ぎないことが大事、と悟った成田空港サクララウンジおよびJAL780便についてご報告させていただきました。

ハワイ税関

アロハ〜

今朝、無事にホノルルに到着しました。

詳細はおいおいご報告してゆきたいと思います。

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今回も顧問先のコンドミニアムをお借りしているのですが、前回と違ってホテルに近いホテルコンドではないため、トイレットペーパーとかバスタオル、サトウのご飯、調味料なども持参し、スーツケース2つで渡航しました。

何だか荷物増えちゃったな〜と我ながら思ってたんですが(^ ^;

 

それがマズかったのか…

ダニエルKイノウエ国際空港の税関抜けるのにエライ大変でした(。-_-。)

税務調査で顧問先が職員から疑われることには慣れておりますが、自分自身が疑われるのは初めてですからね〜。

(やましい事はないとはいえ)

こっちへ来い、と他の人々とは違うところに連行され

税関「何泊?」

玉「6泊」

税関「なんで6泊でそんなに荷物多いんだ?」

玉「コンドミニアムなので自分で食事作んなきゃいけないから」

でもって、スーツケースを全部開けさせられ、これは何?あれはなに?みたいな。

 

税関「目的は?」

前回はビジネスと答えたのですが、今回、顧問先に同行するとはいえ何か売上を上げるとかでないからビジネスって言わない方が良いのかな、と思ったんですが、これがまた裏面に出たようです。

玉「バケーションと勉強です」

税関「あんた昨年も来たね。毎年来てるのか?」

玉「昨年が初めてで今回は2回目。毎年来たいもんですね」

(20年前に来て話するとややこしくなるの分かってたのでそう答える)

税関「何の勉強?」

玉「Taxです」

税関「Tax?学校に行くのか?」

玉「ハワイで税金の学会があり、私は日本のプロフェッショナルタックスアカウンタントなんです」

その後、これは何だ?と言われたのがちょうど学会のプログラムだったので、Hawaii Tax Instituteがあるんだよ〜という話をしたところ、プログラムを見てふーむなるほど?みたいな感じでした。

その後、持参した当事務所オリジナルコーヒーがまた怪しかったのか、これは何だ?と言われ。

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「私のオフィスのオリジナルコーヒーです。新しい方にあったらお渡ししようと思って持って来ました。1つ差し上げますよ」

 結構本気で言ったんですが⁈まぁ職員が受け取るワケないですね(^ ^;

 

税関は自ら引っかかるものではないし、税務調査と英会話の勉強になるからと思うと楽しいもんですね。

職員も税金と聞いて興味がある様子で、怪しいものがないと分かったせいか、顔の表情も和らいできました。

 

税関「日本では何の税金の仕事やってるの?」

玉「法人税、個人の所得税相続税、消費税…」

税関「日本では法人は何月に申告するの?」

玉「毎月」

税関「ワーオ」

米国はほぼ12月決算に集中と聞いてますが、日本は毎月にばらけてるので、と言ったつもりでしたが、後から考えると、日本では年12回申告しなきゃいけないと思われたかもしれません(´ー`) 

 細かいニュアンスを伝えることの難しさをここでもまた痛感しました。

しかしながらHawaiiTax Instituteのプログラムが日本語と英語併記されているのが功を奏した、というんでしょうか。

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とりあえず無事に税関通過できて良かったです(^ ^) 

恐怖のAVSカード決済システム

 

先だって「恐怖の預金残高証明書」の記事について、かなり反響頂いたのですが、続いてほしくない”恐怖シリーズ”、一つのカテゴリーになってしまったらどうしようと我ながら恐ろしい次第でございます・・・

 

11/2午前いっぱい事務所で仕事してから成田へ向かおうと思っていたのですが、ハワイ出張出発直前になり、とんでもない事が起こってしまいました・・・(゜o゜)

起こしたのは自分ですが、ハイ。。。

 

Hawaii Tax Institute(ハワイ税金学会)のオンラインID登録をしたので、$595をクレジットカードでオンライン決済しようとしたところ

「AVSシステムエラーにより住所が突合されないので決済できません」とのこと。

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住所の表記が間違えているのかな~?

とか

カードの有効期限切れで最近新しいカードに変わったからかな~?

とか思い、住所の入力を何度もしなおしたり、前のカードのセキュリティコード3桁を入力したりして、アレコレ試みました。

カード会社の問い合わせ時間が日中だけだったし、日中バタバタしてたので問い合わせできず。

web調べたところ、AVSのセキュリティシステムだと、日本語で登録されている住所、すなわち英語で登録されている住所ではないので、結論として、日本で発行されたカードは決済はできない、ということでした。

そこで、Hawaii Tax Instituteにメール。

resistrate登録がスペルミスでresist抵抗に。。。

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I tried to pay by credit card,but It failed because AVS system does not resist my adress in English,mabye.

How can I pay for 3day pass $595? 

カード決済しようと思いましたが、AVSシステムが住所登録を受け付けないのではないかと。

どうやって3日間パス$595をお支払いしたよいですか?

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先方からは返事来ず・・・時差の関係もあり、ハワイ時間(のんびり)というのもあり、そんなに早急に対応されないことは理解しているつもりですが、出発直前なので焦りは増すばかり(+o+)

 

夜、事務所から帰宅して夫に相談したら、さらにwebで色々と調べてくれたので、その指示にしたがって、また数回カード支払いを試みました。

するとカード会社から急的なお知らせメールが・・・

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どうやら、何度も連続して同じ金額で取引しているので、不正取引と思われて自動セキュリティが働いてしまったようです!(マヂですかぁ)

夫「ちょうど良かったじゃない?向こうから連絡してくれて」

ということで、すぐにカード会社に連絡し、かくかくしかじか説明しました。

(これは昨日の夜中の話)

 

カード会社の回答では

「いかなる事情であれ、こちらの方のオーソリデータは承認で通っているので、先方から取消データが来ない限り”成立”となっています」

「今朝6時ぐらいから、先程の夜12時ぐらいまで、14回データが承認されています」

とのこと。

要するに、このままいくと・・・

$595*14=当日レート67,451円*14=な、なんと!!

944,314円のカード請求が来ます(-。-;

 

しかも海外なので、たとえ後日返金されるにしても、エライ日数とかかかりそうですし、そもそもちゃんと対応してくれるのか?!

 

えぇーそれは困ります、どうか日本側で取消できないものでしょうか?

と聞いたところ「向こうから取消データ来ないとムリですね」とのこと。

そして、この24時間対応デスクはデータが通る・通らないしか見ていないので、詳しい手続きについては、やはり日中のヘルプデスクに問い合わせてね、とのこと。

 

本当に、もっと早く申し込みすべきだったのですが、他のスケジュールが自分だけの都合ではないのでなかなか確定しなかったこともあり、参加を決めたのが出発間際になってしまったというのが何より反省なのですが、今更言ってもしょうがないことで。

問題点を簡単にまとめますと、以下の通り。

(1)Hawaii Institute側システムで決済通ってないということは、そもそも学会に参加できるのか?

(2)944,314円のカード請求が来ちゃったらどうすんの??

  (そんなの払えるワケないだろう~と叫んだとてどうにもならず)

(3)承認されたということは、カードの金額枠を使っちゃってるということで、これからハワイ行ってカード使えなかったら現地で無事に過ごせるのか?!

  →他に何枚かカードがあるので、それ使えば良いのですが、JALマイルを貯めているため、JALカード使えないと意味ない

 

そして、再度Hawaii Tax Instituteにメール。

相当に動揺してたのか、センターcenterを「senter」と入力していたのに気づかなかったという。。。(超恥ずかしすぎる~)

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DC Card credit card service senter called me ,and said my authorization data have been passed(sucseeded) 14 times in DC card  authorization  senter in Japan.

But they don't if the data was passed or failed in U.S. 

I think Japanese credit card adress is not  in English ,I don't know if this card can pass in your system.

But I tried many times,and passed 14 times !($595*14times),because your web site showed me " FAILED".

 

DC Card staff said ,"Please ask Hawaii institute,and we want to get failed data to cancell of transaction ."

I want to pay only 1 times!

 

I'm in Japan now and I'll be to Honolulu at 11/2 PM.

I think I can call after arrive in Honolulu. 

If possible ,I want to speak in Japanese.

DCカードのサービスセンターから電話が来て、私のカード決済データがカード会社側(日本)では14回されているとのことでした。

しかし、米国で決済が通っているかどうかは分からない、とのことです。

日本のクレジットカードの住所が英語でないため、私はこのカードが貴殿のシステムに通るのか分かりません。

しかし、貴殿のシステムが「failed」と表示したため、私は何度もトライし、$595*14回も決済されてしまいました。

DCカードが言うには「先方に問い合わせていただき、取消データを送ってもらってください」とのこと。

私は1回だけ決済したいのですぅ~!

11/2PMにホノルルに着くので、その後telすることができると思います。

(できれば日本語で話したい)

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そして、Hawaii Tax Instituteさんからの返事が来ないので、これもうどうなっちゃうんだろうなーと半分ハワイが嫌いになりかけてしまいました(号泣)

のですが、ふと見たところ、なんと「迷惑メールフォルダ」に回答メールが・・・

(なんと巡り合わせが悪いこと!)

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Dear Tamami,
So far, you have not registered for the institute so no credit card charges have been made by us.  We suggest that you call your credit card company and tell them to cancel those charges.
You can come to the institute and you can register at the registration desk and pay with your credit card at that time.
If you wish to speak with someone in Japanese, please call ***(担当者)at623-///-///(tel)
 
Mahalo,
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冷たくそっけない回答や、バカじゃね?的な回答だったらどうしようと思い、恐るおそる開いたところ、ネ申対応っていうの?!

思いのほか親切な回答が来ましたね~。

ハワイ嫌いになりかける→やっぱりハワイ最高!!→テンション再び上がる

                        (↑今ココ)

米国本土かヨーロッパなら、間違いなくもっと冷たい感じの対応だと思います(-.-;

向こう側においては、やはりカードは受け付けていないようですが、日本のカード会社に取り消してもらってね、ということのようです。

 

そして、今朝になってヘルプデスクにtelし、ハワイ側のメールの内容を伝えたところ、かなり丁寧なスタッフに当たってご対応頂けました。

通常、AVSシステムだと、売上の数秒後に取消データが来る。なので結果的に承認が通らない→請求がいかない。

 しかし「Hawaii Tax Instituteさんが使っているシステムは特殊なのか、なぜか取消データが来ていないんですよね」とのこと。

 

・今、セキュリティが働いていてJALカードが使えない状況になっているので、そのセキュリティは外します。

 →本人確認が取れたので外してもらうことができました。

 

・カードの枠については、現在250万円の枠になっており、そのうち100万円弱が今回の決裁に充てられています。

この枠はお客様のご推測通り、今取り消す事ができないので枠を使っている状況になっております。

 →実際に自分が決済した〆後の金額も合わせると、あと120万円弱の枠が残っています。

「何日から現地ですか?」と聞かれたので、日本時間11/3夜~日本時間11/9夜と答え、その期間について臨時的に枠を広げる事も可能ですがいかがいたしましょうか?とのこと。

「多分120万円も使うことはないので、このままで良いです」ということで、とりあえず損傷なくカードでのお買い物等ができそうで、ホッとしました(-.-)

カード担当の方から

「お気をつけて行ってらっしゃいませ」

とお声かけ頂き、気持ちよくTEL切りました。

さすが日本のフラッグシップJALといったとこでしょうか。

ハワイに負けず、ネ申対応でございました。

 

カード決済データがまだ消えたワケではないので、944,314円の恐怖はまだ消えてはいないのですが・・・

今時点では、とりあえず現地でJALカードが使えて、学会にも参加できそう、という状況にはなっております。

(まだ油断ならぬといった感じですが)

 

ということでAVSシステム、しばらくトラウマになりそうです。

皆様もお気を付けくださいませ(^^;

行ってまいります。

開業1周年・ハワイ出張予定

台風通過したと思ったら、あれよあれよという間に11月。

今日で開業ちょうど1周年を迎えました。

 

総括としては「案ずるより産むが易し」なのか「ビギナーズラック」なのか分からないですが、とにかく恵まれた1年間だったなぁーと思います。

他の人から「忙しそうだね~」と久々会う度に言われるんですけども。

忙しい=心を亡くすと書くので忙しいのは良くない事だ、とか、忙しい=私大変なんですぅー自慢じゃね?とか、ネガティブな発想もあると思いますが、ひとまず仕事があるというのは有難いことだと身にしみて感じた次第でございます。

「あの仕事なかったら今頃どうなってたか分からん」という状況が多々ありました。

収入割合としてスポットがかなり多かったので、来年はどうなるか分からないですが、とにかく自分にできる事を精いっぱいやるしかない、と。

 

相続の申告とM&Aが10月に全部終わって、大きめな会社の11月申告も前倒しで納税額が出たので落ち着きました。

この後の法人申告は4月までナシ、年末調整後は個人シーズンに突入です。

ハワイ出張予定

ということで、ようやっと遅い夏休みが取れることとなりましたので、仕事・遊び両方兼ねて11/2~9までハワイ渡航のため事務所を留守にいたします。

ハワイから戻ったら、医療法人成り・相続対策とまたスポット案件に取り組む予定です。

 

今回、ほんと難しいな~と思ったのが、スケジュール調整。

(未だに未確定の予定あり)

前回4泊6日でした。あっという間だったので今回は6泊8日にしましたが・・・

今時点で既にスケジュール調整失敗したなぁーと思ってますが、大まかには以下の通りの予定が入っております。

現地法人株主総会に同席

(&ウェルカムディナーを予定してくださっているそうです)

・不動産、生命保険の勉強会

・現地会計事務所の方と面談

・Hawaii Tax Institute(ハワイで行われる税金の学会)

 ↑当初は、このHawaii Tax Instituteに参加する事が第一の目的でしたので、顧問先の方に11月で日程調整お願いしたのですが・・・

日本人向けのプログラムというのが発表されたのが割と最近だったので、調子狂ってしまいました。

通常のプログラムとは別に日本人向けのプログラムが用意されているのがミソなんですね。

 当初は、現地のプログラムに参加するつもりでいたのですが、寄付や年金・家族構成が税務申告にもたらす影響など、米国と日本とで違う所も多々あり、内容的にはやっぱり日本人向けプログラムの方がドンピシャで興味深いものが多くて。

しかし、現地のプログラムは1日ごとに選べるのに対し、日本人向けプログラムは3日間のパス$595~というのが最低料金になっている上に、銀行見学やコンドミニアム見学、昼食会、パーティーなどの予定も入っていて、ホテルと外部の移動もあり、ほぼ3日間(正確には2.5日)拘束される感じ。

まぁーせっかくハワイ来たから精いっぱいもてなししたいという気持ちは伝わってきたのですが、銀行見学は昨年既に行ったし、コンドミニアムには今回宿泊するし・・・

 

そして推測するに、視察となるともしや、税理士界の重鎮の先生方御一行様がいらっしゃるのでは。

となると、ペーペーの玉婆は、異国の地ハワイでも肩身が狭い思い(?!)をすることになってしまうんでしょうか?!

「私は純粋に、今の自分に必要な税務の勉強だけしたいのですが」

「そして、それ以外は自分だけの時間を満喫したいのですが」

ということで、事務局にメールで問い合わせしました。

(文法グチャグチャなのはご勘弁)

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Dear Hawaii Tax Institute
Aloha,
My name is Tamami Yamaguchi.
I'm professional tax accountant(ZEIRISHI)in Tokyo.
I'm planning to take part in JAPAN/US PROGRAM.
but because of another schedule,I can attend only 11/7.
Can I attend partially and get document  of absent program ,if I pay $595?
 
ハワイ タックスインスティテュート御中
こんにちは、東京で税理士をしております山口と申します。
このたび、日米アライアンスプログラムへの参加を検討していますが
11/7しか参加できません。
595ドルを支払えば、部分的な参加および、他のプログラムの資料を頂くことは可能でしょうか?
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一日ごとに切り売りしてくれれば良いのですが(-.-)
そして「$595払って一日しか参加しないバカどこにいるんだよ?」って聞こえてきそうです。

 そしてハワイ時間は5時間進んでいるので、思ったよりも早く回答頂けました。

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Dear Tamami Yamaguchi, 
Please complete the online registration form.  You can attend as many or as few days you'd like.  Just register for the 3 day option of the 5 day option.  If you are having issues with payment, please call Chris Reartes at 213-270-9617 to pay by phone. 
Thank you.

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まぁーまずは登録してから言ってこいや、って感じでしょうか・・・

しかし、自分の出れるとこだけ出れば良いということが分かったので、参加してみようかなと思います。

 

現地の会計事務所で今回初めて会う予定の方は、英語しかできないということで、どうなっちゃうのか恐ろしいんですが、翻訳アプリが結構使えますよ、と顧問先の方からお聞きしたのでインストールしてみました。

「了解しました」と丁寧に言ったつもりが、結局「OK」

ということで、日本語の細かいニュアンスを伝えようとか無謀な事は考えず、簡潔に話すことを心がけたいと思います(^^; 

f:id:tamabar:20171101040507p:image

 今回、友達と現地で落ち合う事になっており、前回とはまた違うハワイを楽しんでまいりたいと思っております。

やっぱり、せっかくハワイに行くのですから遊びも楽しまないともったいないですよね~。

もっと頻繁に行っていれば、100%ビジネスでも全然OK牧場!ってなるんでしょうけども、まだそこまでの域には達していない若輩者ですので何卒お許しのほど頂ければ幸いです。

という事で、次回以降はハワイ現地または帰国後になると思います。

では~行ってまいります(^^ゞ

広大地について

やっと台風通過しましたね~。

台風とは全く関係ない話題ですが、このたび相続税において、H30.1月から「広大地」について税制改正が入る事になりました、というのは多くの方がご存じの通りと思います。

 

春頃に広大地の改正についてのパブリックコメントを募集しておりましたが、その時は正直「広大地なんてそんなにないしね~」とかなり他人事でした。

前事務所の資産税専門部では、日ごろから広大地がどーのこーのって聞こえてきてましたが、特に東京近辺ですとそんなに広い土地を持っている人はそうそういないでしょうからね~。

というワケで、つい最近まで「山口玉美は広大地を知らないまま一生を終える事になる」と思っておりました。

 

しかし、そうは問屋が卸さないワケでございます。

(→なぜだかいつもこーゆう運命にぶち当たる)

先日提出した相続税について、不整形地で評価しようとした土地について、相続税の師匠(税理士&不動産鑑定士でもある)から「広大地行けるんじゃないの?」とアドバイスを頂き、広大地と向き合う羽目になりました。

 

というか、広大地の方が評価そのものは、不整形地よりずっとラクなんですよね。。

「わざわざ想定整形地作ったのにねぇ~はいご苦労さんでした」と師匠に言われる始末(^^;

ところが、広大地で難しいのは、評価そのものではなく「広大地として評価して良いか?を判定すること」なんですよね。

今回の土地、1,000㎡以上あれば問題なかったのかもしれませんが、500㎡以上1,000㎡未満と微妙な大きさでした。

だいたい、フローチャートの最後の関門「開発行為を行うとした場合、公共公益的施設用地の必要と認められるか?」で立ち止まる事になるんだと思いますが、今回まさにココが微妙でした。

最後には、5棟以上の家が建つかどうか?の判断でしたが、土地の形状等考えると、難しいかな~といったところでした。

 

市の開発要項についてはwebでデータ取れますが、実際問い合わせたところ、建築課とかなんとか、たらい回しにされたり。

まぁーたらい回しじたいは全然大した事ではないのですが、判断が難しいからこそ、多数の争いに発展しているワケですね。

 「”グレーゾーン”から考える 相続税・贈与税の土地適正評価の実務」という本には、納税者勝訴・納税者敗訴と事例ごとに載っていて、とても参考になりました。

グレーゾーンから考える 相続・贈与税の土地適正評価の実務 (新版)

グレーゾーンから考える 相続・贈与税の土地適正評価の実務 (新版)

 

結局のところ・・・

開発計画を想定した場合の設計図等を作成する必要がある事を納税者にお話ししたところ、今回は諸事情があって、広大地として評価しなくて構わないと納税者からの強い希望があったので、当初のとおり「不整形地」として評価し、申告書を提出しました。

まぁ、もっとも税額にさほど影響がないということで、玉婆的にもアッサリ諦めることができた、という事情もあったんですが(^^;

 

逆に税額にさほど影響がないので、このまま広大地で評価しても通ったかもしれません。

しかし、仮に取ったとしても、国税側として広大地であることを真から認めたかどうか?!というのが永遠のナゾとして残ることが分かっておりました。

税理士としては後味が悪いというか、きちんと判断した国税側の見解を知りたいという思いはあれど、国税側から見れば大勢に影響がなければそのまま通してしまう、というのこともあるでしょうからね~。

 

巷では「改正直前ということもあり、結構大胆に行っても通っちゃうみたいよ」とか噂も聞いておりましたし、今でも実際、あの土地は広大地でイケたんだろか?と思い返したりします。

しかし、やる以上は認めてもらいたいし不安要素を与えたくないので、きちんとした資料作成などの対策は必要になるワケで、簡単に出すこともできないというのがツライところです。

そして、そういった対策には費用も時間もかかりますし、納税者にとってもエネルギーを費やす事になりますので、納税者の協力が得られなかったり申告期限が迫っていたりすれば困難ということになってしまうでしょうね~。

 

節税については、語るとまた長くなるので別の機会を設けたいと思いますが、納税者から見て、節税=税理士が行うウルトラCの技 のように思う方が多いと思いますが、実際はもっと地道であり、納税者自身にも努力が必要とされるものだと玉婆的には思っております(*- -)